毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。


昨日更新のTOP10ランキングでは、スイッチがライトの発売、バッテリー稼働時間延長モデルが

それぞれ9月と8月に発売されることが確定したにもかかわらず、スイッチ本体は

4.5万台と、想像以上に買い控えはされなかった…と個人的に感じた。


ソフトランキングでは、久々にPS4とVitaのマルチで発売された

プロ野球スピリッツ2019がマルチ合算で22万本近く売り上げるという

PS関連では、久しぶりに景気の良い数字が発表されている。

前作の2倍近くの売り上げになったようで、コナミとしては手応えがあったタイトルだろうか。


スイッチでは、MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3: The Black Orderが9千本ほど売れていたが

海外に比べると、やはり寂しい売り上げ。しかし、これからある程度は伸ばすことを期待したい。

それ以外では、妖怪4やパワプロが堅実に数字を伸ばし、マリオメーカー2は4週目突入でも4万本超えと

時間をかければ、確実にミリオンに行くであろう売り上げ推移となってきている。


TOP10は、1位~3位までの数字がここのところの週販では相当多くなっていたので

10位までの数字が、先週の販売はそれなりの数字になっていた。

もっとも、やはりかつてのゲーム業界全体の勢いは無いとも感じたが…。


本日はファミ通で、TOP30が更新されている。

11位以下のランキングは果たしてどうなっただろうか。


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【ファミ通】2019年7月15日~2019年7月21日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2019年7月15日~2019年7月21日


11位に見事にすみっコ新作が登場。このタイトルは初動で一気に売るタイトルではないことは

既に過去のタイトルが証明済み。初動からどれだけ伸ばすかが注目と言えよう。

不思議の幻想郷も予想通りランクイン。しかし、こちらもスイッチ版のほうが若干上回っているのは意外だった。

ゲームの出来が散々なので、被害者…とも言えてしまうのがなんともであるが。

進撃の巨人2は両方ともランクインしているが、徐々にスイッチとPS4版の差が広がっている。

スイッチ版の方は品薄にもなっているようで、こちらは伸びしろがまだありそうだ。


PS4とVitaであわせて10タイトルがランクインしているが、そのうち廉価版タイトル

またはリマスターで安くなっているタイトルが5本と半数を占めている。

1990円という投げ売り状態のHorizonがこれだけの売り上げというのは

日本では洋ゲー自体が弱いということを勘案しても、大体同じ時期に出て

フルプライスでまだまだ元気に売れているゼルダと圧倒的な差をつけられているといえる。

また、モンハンWが2つの廉価版が何故かランクイン。廉価版を出した後のさらなる廉価版という売り方に

情報を取り切れていなかったユーザーも一定数いたということか。いずれにせよ、売り方として

疑問が出る売り方だなと個人的には思う次第である。

いよいよ今週から大体子供層は夏休みに入る。来週からの週販は普通であればスイッチ関係は

商戦期で売り上げが伸びるはずだが、新たな本体2種も発表済みで、どこまでその影響が出るか

正直読めない。来週以降の週販も暫くは本体台数など要注目というところだろう。


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