(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

Shiver Entertainment, Inc.の子会社化に関するお知らせ

任天堂株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:古川 俊太郎、以下「当社」)は、Shiver Entertainment, Inc.(本社:米国・フロリダ州マイアミ、CEO: John Schappert、以下「Shiver」)の株式のすべてを取得し子会社化するため、Embracer Group AB(本社:スウェーデン・カールスタード、CEO: Lars Wingefors)との間で株式譲渡に関する契約を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。


決して大型ではないものの、いい仕事をしているディベロッパーを

狙い撃ちで子会社化してきた任天堂が、新たに米国のゲームディベロッパーである

Shiver Entertainment, Inc.を子会社化したことを発表しました!


海外の開発会社は馴染みが少ない人のほうが多いと思うので、このShiver Entertainment, Inc.が

今までスイッチ向けにしてきた仕事が何かというと、ハリー・ポッターを題材としたゲームである

ホグワーツ・レガシーやモータルコンバット1(日本未発売)などの移植を手掛けているディベロッパー。

基本的に、他のPSや箱での表現が性能に頼っているゲームにおいて、スイッチに最適化する形で

落とし込む、いわゆる無茶移植などと呼ばれる移植を実績として行っており

その手腕については、一定の評価がされている会社と言えます。


今回は親会社である、Embracerと任天堂が協議した結果

株式譲渡という形で、任天堂がその中のShiver Entertainment, Inc.を子会社化したということになります。

しばらくは任天堂以外のタイトルの開発もするとありますが、これは現在受注分ということでしょうかね。

Embracerについては、最近経営が芳しく無く、傘下のゲームスタジオを整理しているということが

つい最近も報じられており、今回は任天堂がShiver Entertainment, Inc.に救いの手を差し伸べたということなのでしょう。

現在進行系で企業規模が拡大している任天堂において、ゲーム開発スタッフを確保するのは

喫緊の課題であり、少しでも開発体制を充実させるための子会社化と言えるのでしょう。

こうなると、他の無茶移植で知られる海外ディベロッパー(パニックボタンなど)も

任天堂がそのうち…なんて思ったりしますが、いずれにせよ今後もこういった堅実な

ディベロッパーの子会社化を、任天堂は虎視眈々と狙っているのではないかとも思います。


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