元々は旧スクウェアのスタッフが独立し、設立されたゲームデベロッパーで

現在は任天堂の完全子会社となり、任天堂から見てのセカンドという

立ち位置でゲームづくりを行っているモノリスソフト



スクウェアではゼノギアスを主に作ったスタッフがメインで独立した会社で

独立後はナムコ、そしてのちのバンナムと主に仕事をしてナムコ時代にゼノサーガシリーズを

リリースしたり、バンナムとなってからは無限のフロンティアなどを作っていた。


任天堂が2007年にバンナムから取得する形で、80%の株式を得てからはほぼ任天堂専属となり

2011年には任天堂の完全子会社となった。Wii後半以降は任天堂ハードに任天堂パブリシングで

いくつかの大作ソフトを出している。また任天堂の主力ソフトに

スタッフが手伝う形で多く関わっており、任天堂にとっても

開発に欠かせない会社という立ち位置を確立している。


昨年は完全新作は出なかったが、様々な機種でマルチで発売されたものの

完全版となるオリジナルはWiiのゼノブレイドDEの発売や、スマブラに参戦した

ゼノブレ2のホムラ・ヒカリの参戦PVの制作、そして昨年の任天堂の大ヒットソフト

あつまれどうぶつの森に関わっていたりと、八面六臂の大活躍であった。

開発規模もどんどん大きくなっており、人材募集も積極的に行っていることも確認されている。


そんなモノリスソフトであるが、2021年3月期の決算が発表され

前年比から大幅に利益を伸ばしたことが報告されている。


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モノリスソフトの2021年3月期の決算で最終利益が前年比138.2%増の11億7100万円で大幅増益になったことが明らかに!

任天堂の傘下になってからは黒字続きのモノリスソフト。

任天堂としても任天堂が作れないようなソフトを作ることが命題にされている

会社であるので、もはや無くてはならない会社になっているのは間違いない。

そのモノリスソフトが2021年3月期の最終決算を報告し、その結果が

前年度比138.2%の増益となる11億7100万円であったことが明らかになった!

モノリスソフトの2021年3月期(第22期)の決算は、最終利益が前の期比138.2%増の11億7100万円だった。前の期(2020年3月期)の実績は、4億9100万円だった。7月7日付の「官報」に掲載された「決算公告」で判明した。

同社は、任天堂のゲーム開発子会社で、ゼノサーガシリーズやバテン・カイトスシリーズなどが代表作となっている。

同社によると、この期の開発実績としては、『Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション)』などがある。

出典:モノリスソフト、2021年3月期の決算は最終利益が138.2%増の11億7100万円と大幅増益…『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』を開発


というわけで、モノリスソフトも絶好調である!

任天堂の傘下で多数のソフトに関わりながら、自社タイトルも開発中、更に

人員も増員しながら大幅増益は、かなり効率のいい経営をしているというのもあるのだろう。

前年比から2.4倍近く伸びているということで、今後も伸びが期待できる会社になっていると言える。

これからもゼノシリーズの新作が発売されるであろうし、今のところは開発スタッフ募集の

事実以外は、何も音沙汰のない新規ファンタジーアクションRPG案件といったものも

抱えているので、今後のリリース次第ではモノリスソフトも成長を続けていくと思われる。

3億ほどで任天堂が子会社化したとされるモノリスソフトが、ここまでの会社になるとは

当時誰もが予想できなかったと思われる。今や任天堂には欠かすことが出来ない会社であり

今後ますます、その存在感は大きくなっていくのは間違いない。


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