今やCS機だけではなく、スマホやPC関連でもマルチで作品をだし
そのどれもが驚異的な売り上げを上げている、現在はマイクロソフトが
IPを持つ、Mojang開発のサンドボックスゲーム・マインクラフト。
全機種の売り上げを足した数字は、既に1億7千万以上となっていて
テトリスの次に、世界で売れているゲームとなっている。
最初の敷居は若干高いが、面白さを自分で見いだせるようになると
延々とプレイできる類のタイトルで、その魅力に取り憑かれた人も多い。
幅広い年齢層でプレイできるタイトルで、今後も売り上げを伸ばし続けるだろう。
さて、このマインクラフト。特に日本では子供層にブームとなっている。
そのきっかけを作ったのは、小学生男児向けの雑誌であるコロコロコミック。
日本国内の、主に男児に向けてのブーム仕掛け雑誌として有名で
このブログでも何度か取り上げたが、コロコロコミック発の
大ヒット商品というのはいくつかある。
ソニー公式で立ち上げられたマイクラ部と、このコロコロコミックがタッグを組んだことにより
日本ではかなりのシェアを持っているPSのマインクラフトに、子供層が惹かれたことにより
特に日本では強い携帯機で唯一発売されていた、PS Vita版マインクラフトがジワ売れをすることとなった。
今現在も、ちょくちょく週販ランキングTOP20位に顔を出すVita版マインクラフトは
間違いなく、PS Vita全タイトルで最も売れたソフトとなっている。
この日本国内のPS版マイクラの人気を支えるのに一役買った
マイクラ部は、定期的に動画も配信していた。
初回は、2014年の12月にアップロードされているが、2年半続いた
このマイクラ部も、遂に8月25日を持って最終回を迎えると公式でアナウンスがあったようだ。
Sponsored Link
マイクラ部終了で「キッズの星」はどうなるのか?
2年半以上続いてきたマイクラ部の最終回を告知する動画は以下の動画。
最終放送日は8月25日の19時からとなり、生放送が行われるようだ。
告知動画があまり力を入れていると感じられない動画になっているが
それでも、コメント欄はある程度盛況となっているようだ。
辞めないでという声も多いが、中にはマイクロソフトと仲良くしてという
やや辛辣なおそらくソニー的には耳が痛い意見もあるようだ。
それにしても、この放送の終了は果たしてどう捉えるべきだろうか。
普通なら、2年半以上続いたコンテンツの終了は、十分に役目を果たしたと言っていいと思うが
ソニーが、昨年から子供層に向けて展開していくキッズの星はどうなるのだろうか?
【いつ本気出す?】SIEJA盛田会長「PS Vitaは子供にリーチする重要なプラットフォーム。力を置いていきたい」
ソニーが弱い、子供層への本体拡大の一本となったと盛田会長は言っていたわけだが…。
現在も週販TOP20に顔を出す、マイクラVita版がありながら、この終了はどうにも志半ばというか…。
つい先日には、PS VitaのマイクラEDITION版の本体も発売したばかりである。
【今更?】PSVitaのマインクラフトEDITIONが発売へ。お得感ほぼ無し…。【遅すぎ】
ほんの1ヶ月前ほどに発売したばかりなのに、放送の終了というのはどうにも…。
ますますソニーの戦略がわからなくなる。少なくとも任天堂だったらこんなことはしないだろう。
これでは本当に、Vitaの在庫処分でこのマイクラEDITIONを出した…
とうがって見られても仕方が無いと思う。
動画のコメントでも指摘があるが、最終的に以前このブログでも記事にした
他機種間のクロスプラットフォームから、PSのマイクラだけが外れたのが
色々と関係してくる話なのだろう。
【クロスプラットフォーム】マインクラフトがアップデートで異機種間でのマルチプレイに対応へ!しかし…
キッズの星というプロジェクトを立ち上げながら、その重要な立ち位置を占めるであろう
タイトルに対して、力を入れるどころか縮小する…本当にソニーのやることは個人的には理解が出来ない。