ファミコン時代からずっとハードホルダーであるのと同時に

世界最強のソフトメーカーでもある老舗・任天堂


娯楽という時代の趨勢に大きく左右される業界にずっと身を置き

ファミコンやWii、DSで社会現象と呼んでいいような大ヒットハードをリリースすることもあれば

64やWii Uなど売上的に見れば失敗となったハードもあり、まさに浮き沈みの激しい娯楽産業を

体現するかのような会社経営をずっと行っています。しかしどんなに不調で赤字になったとしても

無借金で経営をずっと続けており、多少の不調でも潤沢な資金があることからびくともしない

盤石の経営体制が敷かれている驚異の会社でもあります。その任天堂を大きく支えているのが

マリオやリンクなどを始めとする、もはや親子2世代レベルで支持される強力なIP群です。

特にマリオやピカチュウなどは、ゲームをやらない一般人からも知名度も抜群で、間違いなく

世界で一・二を争う強力なキャラクターであることは間違いないでしょう。

マリオやピカチュウだけでなく、前述のリンクやカービィ、ドンキーコングなど

他の会社であれば主力級のキャラクターを幾つも持っているのが任天堂の強みということになります。


これらのキャラクターが任天堂にもたらす利益というのは莫大なものとなりますが

かといって、任天堂がこれらの既存のキャラクターばかりに力を入れているかといえばそうではありません。

任天堂ほどの会社で、これだけ強力なIP群を持っていると、どうしても同じキャラクターを使った

タイトルばかりがリリースされていると思われがちで、ややもすればまたマリオか、ポケモンか…などと

口さがないゲーマーからは辛辣に言われたりもするのですが、任天堂はそのゲームリリースを

細かく終えば分かる通り、かなりの新規キャラクターや新作タイトルを実は定期的に発表しています。

直近で言えば、ストレッチャーズやGood Job!のようなバカゲー(開発は海外のインディー)を出してきたり

3DSの頃には主にDLソフトでですが、引ク押スだったりひらり桜侍だったり、ローリングウェスタンだったり

クラニン会員限定の配信タイトルですが任天童子など、新たなキャラクターやゲームを色々と出しています。


もちろん、天下の任天堂といえども新規IPを新たに定番IPに根付かせるのは至難の業。

最近ではスプラトゥーンが見事大ヒットして、発売から5年ですでに任天堂の主力の

一角にまで成長しているという事実がありますが、逆を言えば様々なゲームを出して挑戦している

任天堂ですら、皆に愛される新規IPを生み出せる打率は相当に低いという証左にもなります。


というわけで、任天堂は以前から定番以外にもいろいろなゲームを出しているということと

ストレッチャーズやGood Job!みたいな、いわゆるバカゲーも出しているというところ。

そんなチャレンジングなソフトも多く出している任天堂が、またとんでもないソフトをリリースしてしまったようです!?


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Stay homeの運動不足解消に?縄なし縄跳びソフト『Jump Rope Challenge』が任天堂より電撃配信へ!

まだまだ日本でも脅威が去っていない新型コロナウイルス。

多くの人がStay home、またはリモートワークといった生活様式・仕事方式に

駆り出される中で、新たな生活様式の提言など、わずか3ヶ月程度で私達の

生活のスタイルは大きな変貌を遂げようとしています。


ゲーム業界も当然ながらこのコロナ禍で良い意味でも悪い意味でも大きな影響を受けている業界の一つ。

ゲームの制作が遅れたり、大きなイベントが相次いで中止になったりと大きなマイナスもありますが

その一方でStay homeの家での遊びのためにゲームの需要が増え、特にその生活様式と

ピッタリと合致したあつまれどうぶつの森が、驚異的なセールを記録していると行った

プラスにも働いている面もあり、飲食業界や観光業界など、コロナで大打撃を受けた

業界からすると、ゲーム業界は比較的コロナ禍のマイナスの影響は限定的ともされる業界でもあります。


あつ森の需要増もそうですが、その他に需要を伸ばしているゲームジャンルに

フィットネス系ソフトが挙げられるでしょう。

Stay homeで籠りがちな日常に、お家でできる運動ということで需要が伸びているというわけです。

とはいってもソフトの数が多いわけではなく、スイッチではイマジニアから出ているフィットボクシング

任天堂から出ているリングフィットアドベンチャー、そして今週にはDL配信専用ですがセガからズンバも配信されるぐらいで

まだ両手で数えられるほどのタイトルしか今は出ていません。それでもリングフィットアドベンチャーは

国内でミリオンが目前となっていますし、フィットボクシングはコロナ禍以降全世界での売上ペースが

明らかに加速していて、1ヶ月で10万出荷を達成しているという好調さを見せています。

フィットネスタイトルは、そんなにゲームづくりとしては難しくはないでしょうが、実際に

健康に良いと感じられるものではないといけないわけで、開発側としては案外難しいジャンルなのかも知れません。


しかし、リングフィットアドベンチャーやフィットボクシングの好調さを見る限り

体感系ゲームはだれもが気軽にできるという敷居の低さもあります。このジャンルに

他のメーカーが殴り込みをかけてくる未来はあるのだろうか…とも思っていたところに

またしても任天堂が、凄まじい健康系?ソフトを出してきました。

その名も、縄なし縄跳びができる『Jump Rope Challenge』です!



なんと、ジョイコン2つを縄跳びの持ち手に擬えてエア縄跳びができるというゲーム!

ゲーム性もクソもあったものではありませんなw本日から電撃配信が行われており

9月30日まで無料でDL可能とのこと!10月1日以降は有料配信になるのか、それとも配信自体が終了するかは

今の所不明です。無料ですので、気になる人はとりあえずDLしておくのが吉でしょうw


集合住宅に住む人のために、リングフィットと同じように屈伸運動や

手を回すだけでのカウントできる機能もあるということで、どんな環境にあっても

プレイできるという配慮が無駄に凄いなと思う次第ですw

1日100回が目安だそうですが、それ以上跳ぶことももちろん可能。

まさかの無料フィットネス系タイトルということで、リングフィットやフィットボクシングには

ちょっとソフトが高いので…と二の足を踏んでいる人には嬉しい?配信かもしれません?


すでにYoutubeでは実況動画もあるのですが、本当に跳ぶ回数をカウントするだけの

非常に地味なタイトルとなっていますが、100回以上跳ぶと背景が変わったり

効果音もそれに準じた音になったりするなど、地味に手間がかかってそうな要素もあったりするようですw



なんというか、こういうタイトル通りチャレンジングなゲームを出せるのが

やはり任天堂の強みなんでしょうね。ジョイコンの精度の高さが改めてわかるタイトルでもありますね。

なお、ジョイコンさえ用意できればLiteでもできるということですので

Stay homeで身体がなまっている人には試しにDLしてみてはいかがでしょうか。


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