『ドラゴンクエスト』シリーズや『ポートピア連続殺人事件』で知られる堀井雄二氏が、AIを使って作った推理アドベンチャー『取調室の小宮』を、ブラウザで遊べる形で無料公開しました。

しかも、制作時間は堀井氏いわく「ほんの30分ほど」。…30分ですよ。カップラーメン10杯ぶんです。(なんちゅう例えだw)


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堀井氏「AIに指図するだけで、ひとりで、そこそこのゲームを作れてしまう」

堀井氏は10月11日、自身のXでこんなふうに書いていました。

その昔、PCで『ポートピア連続殺人事件』を作った時は、自分で物語を考え、絵も描いて、プログラムもして、ひとりでゲームを作りました。そして今、AIを使えば、絵を描けなくても、プログラムしなくても、AIに指図するだけで、ひとりで、そこそこのゲームを作れてしまいます。ホントびっくりです。

ポートピアがPC向けに出たのは1983年。40年以上前に“ひとりで全部”作っていた人が、今度はAIを相棒にまた“ひとりで”作ったというのが、なんだかすごく感慨深いです。

『取調室の小宮』はどんなゲーム?

ファミ通.comによると、内容はこんな感じです。

  • プレイヤーは、“質店金庫荒らし事件”の被疑者を取り調べる警察官
  • 被疑者は元錠前職人の“小宮”(72歳)
  • 小宮は質問に対して嘘をつくことがあり、食い違う供述に証拠をぶつけて崩していく
  • 小宮には“動揺”“反発”といった感情パラメーターがあり、反発が100になると黙秘されてしまう
  • 嘘をどれだけ暴けたかで、クリア時の評価が変わる

追い込みすぎると黙ってしまうので、感情をコントロールしながら真相に迫る…という作り。ポートピアでは相棒のヤスに指示を出しながら捜査を進めていたことを考えると、“取り調べ”という題材を選んだのはいかにも堀井さんらしいなと思います。

ポートピアとAIといえば…

ちょっと脱線すると、ポートピアとAIの組み合わせは今回が初めてではありません。

2023年には、スクウェア・エニックスが自然言語処理の技術を使った『SQUARE ENIX AI Tech Preview: THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE』をSteamで無料配信していました。当ブログでも、その前段階の商標登録の時点で記事にしています。ただ、あのときは目玉と思われた文章生成の機能が入っておらず、評価はかなり厳しめだったんですよね…。

それから3年ちょっと。今度は堀井氏本人が、個人でAIを使って、30分で1本作ってしまうところまで来たわけです。技術の進み方の速さを、あらためて感じます。

個人的な考察

AIでゲームを作ることについては、ゲーム業界でも賛否がかなり分かれているテーマです。なので、ドラクエの生みの親がこういう発信をしたこと自体、けっこう大きな意味があるのではないでしょうか。

ただ、堀井氏の言葉をよく読むと「そこそこのゲーム」と書いているのがポイントだと思います。AIは道具として便利だけど、それだけで名作ができるわけではない…という含みも感じますし、逆に「アイデアさえあれば、誰でも形にできる時代になった」というメッセージにも読めます。

個人的には、ポートピアを作った人が作る“取り調べゲーム”というだけで、遊ばない理由がない感じです。無料なので、気になる方はぜひ。

まとめ

堀井雄二氏がAIを活用して制作した推理アドベンチャー『取調室の小宮』が、ブラウザで無料公開されています。元錠前職人の被疑者・小宮を取り調べ、嘘を証拠で崩していく内容で、制作時間は「30分ほど」とのことです。

このブログも最近はAIの力を借りて色々やってます(第2の記事執筆ライターとして活躍させてます。あとサイトデザインとかもAIにアドバイスもらったりしてるんですよ。)Claude codeなんかはいじるのが楽しいので、自分でもそのうち挑戦してみたいですね~。

とはいっても、本業の方が持つようなクリエイターセンスが一切ないので、そこが一番のネックなのですがw

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