3月3日に発売されて、今も品薄・入手困難状況が続いているニンテンドースイッチ。



物が売れるホリデーシーズンではなく、むしろ小売の閑散期に近い

3月発売という状況でありながら、任天堂の予想を上回り全世界で絶好調状態。

一部では、世界1億台以上を最終的に売り上げたWiiを超える勢い

感じている小売もいるようで、まだまだ品薄状態は継続しそうだ。



日本では、ゲーム機とソフトの販売台数を主にファミ通とメディアクリエイトという

会社が集計して、毎週決められた時間に発表しているが、ニンテンドースイッチが

発売されてから、7週目となる週販が公開され、ニンテンドースイッチの好調は

まだまだ続いていることが判明したようだ。


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直近の歴代ゲームハードの7週目で一番売り上げる!

メディアクリエイトが集計して、ゲームメディアの4gamerが発表している

週販は、毎週水曜日の午後10時に更新される。

昨日更新されたページは↓の記事となる。


「モンスターハンターダブルクロス」が5週連続1位。新作は「リプキス」がランクインの「ゲームソフト週間販売ランキング+」



ニンテンドースイッチの週販はと言うと、6週目より微増の45,673台となった。

発売から7週目にしても、好調を維持。そして、この台数は直近の日本で発売されたハードと比べると7週目としては、最大の売上となった。





少し補足を入れると、Wii Uは年末商戦直前の発売。

3DSは、発売2週目直後に、東日本大震災があったという事実がある。

スイッチの安定性は、歴代の別ハードと比較しても、抜群に安定しているのがわかる。

しかも、これはほぼ品切れの数字となっているので、数が用意できていれば

もっと、凄まじい記録を叩き出していたことは想像に難くない。


発売前はソフトが少ないなどと言われていたが、ゼルダというキラータイトルが

このスイッチの安定的な売上を一役買っているのは間違いない。

当初は、マリオカート8DXまで少しは落ち着くタイミングがあるかと思っていたが

全くもって、個人的な予想を超えてきた結果となっている。






ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドは、任天堂ソフトでは良くあるじわ売れ路線に

完全に乗っており、これからスイッチが購入されるごとに地道に売上を伸ばしていく作品になるだろう。

現時点で、Wii U版と合わせてハーフミリオンも視野に入ってきており、この勢いは暫く続きそうだ。

マリオカート8DXが出た後は、暫く落ち着く…かと思いきや

5月12日に、子どもたちに人気のマインクラフトが出ることが決定している。

マインクラフトは、国内外で空気ハードとなってしまった、PSVitaの延命に

多大なる貢献をしたソフトだ。開発元は現在、マイクロソフトに買収されている。




今まで携帯ゲーム機でマインクラフトが出来たのは、PSVitaのみだったので

需要が集中したが、スイッチもまた携帯機にもなるハードであり、完全にPSVita版の

マインクラフトのお株を奪う形になりそうだ。PS4やXbox版ほどではないにしろ

携帯機では、最大の広さを持つフィールドが実装されることが確定しており

動きも60fpsという、高いフレームレートで滑らかに動くようだ。


6月にはARMSが発売され、7月にはスプラトゥーン2が来る。

その他にも、注目タイトルが集まってきており、日本でも

今年いっぱいぐらいはスイッチの入手困難な状況が続きそうな予感がする。

日本では、据置機より携帯機が強いのがここのところの定説だが

据え置き機にも携帯機にもなれるニンテンドースイッチが持つポテンシャルは

今まで発売されてきた歴代ゲーム機の中でも、最高のものかもしれない。


マリオカート8DXが発売される来週と、GWは任天堂としても

山場の一つであろうことは想像に難くなく、本体の出荷にも力を入れるだろう。

それでも、売り切れが続くようなことがあれば、いよいよニンテンドースイッチの

大成功はほぼ確定的なものになるかもしれない。本当に、このハードの持つ熱はすごいと感じる。



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