アイレムのスタッフの一部が独立して、立ち上げたゲームディベロッパーである

石川県に会社を構えるグランゼーラ


ゲームディベロッパーとして、そこまで多くのタイトルには関わっていないものの

かつてアイレムで発売していたソフトの一部のタイトルを、今は手がけており

最近ではR-TYPE FINAL2をメインに開発を行っている。


そのグランゼーラが、アイレムの出していたタイトルで開発を引き継いでいるものに

絶体絶命都市シリーズがある。


PS2で初代が発売され、その後細々とシリーズが出ているIPとなっているが

最新作はPS4で発売された4となっている。現状、このシリーズは任天堂ハードに出たことがなく

また、そもそもグランゼーラ自体が任天堂ハードにタイトルを出したことが今まで無かった。

しかし、そのグランゼーラが遂に任天堂ハードへの初リリースということで

絶体絶命都市4の後発移植を発売することが正式に告知されている。


Sponsored Link

『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories- for Nintendo Switch』が9月にニンテンドースイッチで発売!価格は強気な6480円(税抜き)

絶体絶命都市シリーズは、一定の固定ファンがいるタイトルとなっている。

ただ、最新作の4については、主にストーリー面での酷評が目立つタイトルになっている。

悪人が最後まで報いを受けることが無いストーリーなどが、その主な理由で

いわゆる胸糞展開というものに、プレイヤーからの評価は芳しくない状況である。


その絶体絶命都市4が、ニンテンドースイッチに後発マルチタイトルとして

今年の9月にリリースすることをグランゼーラが発表している。

この度、株式会社グランゼーラ(石川県金沢市)は、災害をテーマにした絶体絶命都市シリーズの最新作「絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-」のNintendo Switch版を発売いたします。
お出かけ先で手軽にプレイ可能となりますので、ぜひ、この機会にNintendo Switch版をプレイしていただけますと幸いです。

=ストーリー=
7月、巨大地震がこの街を襲った。
学生である主人公は、入社試験の面接に向かう途中、未曾有の大地震に遭遇した。オフィスビルが次々に倒壊していき、道路は寸断される。主人公は他の被災者同様行き場をなくしていく。
容赦なく降り注ぐ夏の日差し、不足する水・食料は主人公たちの体力を奪っていく。
さらに、トイレの不足や水不足は衛生環境を劣悪にしていく。
いつ、どこにいても街の崩壊によって命を奪われるかも知れない恐怖と、悪化する環境に主人公や周囲の人間のストレスは蓄積していく… 
主人公は無事、崩壊都市から脱出することができるだろうか…


ゲーム自体をやったことがないので、個人的な評価は出来ないが

シリーズファンの大多数は、4についてはクソゲー判定をしているようではある。

これならば、その前の作品の方がよほど良いというのが、大体シリーズファンの総意の模様。

正直、評価が微妙で固まっているタイトルをニンテンドースイッチに

後発マルチで移植するとは、個人的には無謀の極みにも思えるが…。

値段もフルプライスで安いというわけでもない。何かしらの追加要素を入れてくるのだろうか?


前述の通り、今まで任天堂ハードにゲームを開発したことが無かったグランゼーラ。

やはり、PSだけでは商売を行っていくのは難しいという判断でのリリースなのだろうか…。

そして、今開発中とされ、現時点ではPS4独占ということにはなっているものの

公式で出してほしいプラットフォームは?といったアンケートを行った

R-TYPE FINAL2のスイッチ版の制作への布石にもなっているのだろうか?

今までPSだけでやってきた会社も、次々とスイッチにゲームリリースも行っている現状。

やはり国内CS市場は、まずスイッチに出さなければやっていけない…と言ったレベルにまで来ているのだろうか。


にほんブログ村 ゲームブログへ
にほんブログ村