今現在のゲーム業界において、日本のメーカーというのは世界的にみると

技術力などではだいぶ水を開けられている。(任天堂除く)


ファミコンやスーパーファミコン、PSぐらいの時代までは

日本のメーカーは、非常に精力的にゲームを作っていて世界的な人気タイトルも多数あった。

日本ではそれほどでもないが、海外でのパックマンやソニックなどは

それこそ、マリオにすら匹敵するほどの知名度・人気が全盛期にはあった。

しかし今や、それらのタイトルはほぼ没落しており、海外でも通じる日本のIPや大作は

現在殆どなくなってしまった。AAAタイトルなどと呼ばれるのは、現在は大体洋ゲーである。


しかし、とあるジャンルにおいては、まだまだ日本が一線を張れるジャンルがある。

それがギャルゲー・アダルトゲー(主に二次元調の)と言ったジャンルである。

これらのジャンルについては、日本でも特定の層に偏ったニッチなジャンルであり

海外でももちろん、そういった扱いなのだが、海外ではこの手のゲームがほとんどリリースされないので

その一部の層に、日本のギャルゲー(と言っても一部のタイトルだが)が高い人気があったりする。

例えば、KEYのクラナドやオーバーフローのスクールデイズなどが海外で有名なギャルゲーとなる。



昔は日本の美少女系アニメは、目のパーツが大きすぎるとかそういった理由で

外国では敬遠されていたが、今はネットの普及などで日本のアニメも手軽に見れることから

海外でも昔ほどの拒否反応は出ていないと思われる。実際、海外で日本のこういったゲームを

参考にしたギャルゲー的な作品も、数は少ないが作られている。


ギャルゲーというゲームの立ち位置はこれぐらいにして

今回、海外で日本のこういった美少女ゲームを海外に翻訳する

セカイプロジェクト関係者が来日し

任天堂本社を訪れていたことがツイッターで明かされた。


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任天堂本社の写真を掲載し、一言呟いたセカイプロジェクト。何が始まるんです?

というわけで、ネットの一部で密かに話題になっていたのは

セカイプロジェクトの公式ツイッターによる以下のつぶやきである。



セカイプロジェクトについては、日本ではほとんど認知されていないだろうから

こちらのWikiをみて簡単に知っておいて頂きたい。



日本の有名所から、ギャルゲー好きでもややコア寄りなゲームまで結構な範囲をカバーしている。

ちなみに、Wikiにも説明があるが、セカイプロジェクトの世界は「World」の意味ではなく

先に紹介したスクールデイズのヒロインの一人である西園寺世界という

キャラクターから来ているとのこと。これは筋金入りだ。



なお、西園寺世界 バッドエンドという言葉で検索してはいけない(戒め


というわけで、かなり本気でギャルゲーの海外ローカライズ化に取り組んでいる

セカイプロジェクトの関係者が任天堂に訪れ、一言面白いことがあったとつぶやいているのは

何かしらの動きがこれからあるのだろうなということを確信される。

海外でスイッチにセカイプロジェクトが、ローカライズしたソフトが多数リリースされるのか。

確かに、スイッチはノベルゲーとは非常に相性がいいハードであるのは間違いなく

今後、このツイートの意味が分かるときには、海外の特定ファン歓喜の報が流れるのかもしれない。


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