ニンテンドースイッチのオンラインサービスを利用するために必要な
有料サービスであるニンテンドースイッチオンライン。
競合2社が、それぞれオンラインサービスを有料にする中
任天堂はWii Uまではオンラインサービスを無料で行っていたものの
流石にオンラインでのゲームが当たり前になった今となっては
そのサービスを維持するためにという名目で、競合2社に遅れながらも
現在のニンテンドースイッチオンラインという有料サービスの導入と至っている。
全年齢層に訴求できるタイトルを多く持つ任天堂だからこそ、有料化については
懸念が多かったものの、実際に導入してみると年額契約を行えば月200円という
料金で利用でき、家族で複数アカウントを利用する場合でもファミリープランがあり
それでも一ヶ月あたりの経費は375円と競合他社と比べるとリーズナブルな値段になっている。
有料サービスでオンラインサービスしか利用できないのではなく、競合2社がやっているような
付加価値が、こちらのニンテンドースイッチオンラインにも特典としてつけられている。
流石に他2社の内容にまでは及ばないものの、クラウドへのデータ預かりだったり
加入者限定の特別タイトルであったり、カタログチケットが使用可能になるなどメリットは大きい。
そのニンテンドースイッチオンラインのサービスの一つにあるのが、いわゆる
ニンテンドースイッチ版VCともいえる、ファミコンとスーファミのサービスである。
加入者は特に制限なく、ファミコンとスーファミの配信されたタイトルが遊び放題ということで
まだ配信本数はそれほど多くないものの、有名所はすでに取り揃えてある状況であり
オールドユーザーにはたまらないサービスの一つとなっている。
最初はファミコンだけで、その後にスーファミが追加されたが、ファミコンだけだった時には
1ヶ月に一度、2~3タイトルが配信されるという状況であったが、スーファミが追加されてからは
随時配信タイトルが追加されるという方式に変更となっている。1ヶ月に一度の時より
確実に頻度は落ちてはいるものの、オンラインサービスの付加価値であることと、そもそも
スイッチ自体に多数のゲームが発売されているため、今現状個人的に不満は無いサービスとなっている。
最新の配信は3ヶ月前の2月という状況だったが、今回3ヶ月ぶりにファミコンとスーファミで
それぞれ2本ずつ。計4タイトルが配信されることが告知となっている。
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ニンテンドースイッチオンラインのファミコン&スーファミに3ヶ月ぶりに2本ずつタイトルが5月20日に追加へ!
3ヶ月ぶりのタイトル追加ということで、以前よりかなり間が空いてしまっていることに
不満を覚えるユーザーもいるかも知れないものの、配信されているタイトルについては
結構コアよりなタイトルが多く、個人的には好意的な目で見ている
ニンテンドースイッチオンラインのファミコンとスーファミの配信サービス。
前回はファミコンでアトランチスの謎とルート16ターボというサンソフト祭りが行われ
スーファミのほうではブレスオブファイア2とポップンツインビーという
なかなかわかってるな!と思うタイトルであったが、5月20日に配信となるタイトルもまた
なかなか濃いラインナップが揃ったようだ。
というわけで、ファミコンでまたもサンソフトのラフワールドと
テクモから発売されたアルゴスの戦士が追加配信。
スーファミ側ではいずれも任天堂のソフトである、スーパーパンチアウトと
パネルでポンという今も評価される名作が配信決定となった!
サンソフトのラフワールドは、海外のサービスではすでに配信済み。海外名はJouney to Sirius。
90年代のサンソフトのFCソフトの特徴としての、拡張音源を使わずに凄まじい厚みのある音楽を
再現している作品となっている。管理人のYoutubeチャンネルでもリクエストがあり動画を作成したりしている。
これが拡張音源無しで鳴ってるんだぜ…。
この音の厚みは今聴いてもすごいと感じる。ファミコンの可能性を感じさせるサンソフトタイトル。
最近、サンソフトはCSタイトルにほとんど力をいれていなかったが、最近経営の見直しがあったようで
今後可能性の段階ではあるが、CSゲームに再度ゲームを出す可能性も出てきている。
サンソフトのゲーム自体は、そこまで名作が多かったという印象はないが、かつて
ファミコンとスーファミで一時代を築いた会社ではあるので今後に期待したい。
話が脱線したが、ファミコンのもう一つのタイトルであるアルゴスの戦士は
もともとはアーケードゲームがオリジナル。その後移植されたりリメイクされたり
名前を冠したオリジナルのタイトルが作られたりしている。
ちなみにオリジナルのアーケード版はニンテンドースイッチなどでハムスターの例の
企画の中の復刻タイトルとして配信されていたりする。もちろんファミコン版は今回が初。
スーファミの2つはもはや説明不要かと。いずれも今でも支持されているタイトルで
特にパネルでポンの中毒性の高さは、今も度々ゲーム好きの間で語られるタイトル。
3ヶ月ぶりの配信で、タイトル数は多いとは言えないものの、ややコアよりなタイトルを
チョイスしてくれる現在のこのサービスは個人的にはそれだけで価値がある。
次の配信がいつになるかわからないが、思わずニヤリとしてしまうようなタイトルを次も期待したい。