毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


先週は日本でも徐々に一般化されてきたブラックフライデーの影響と

ポケモンSVの2週目ということで、スイッチは15.6万台を売り上げて

国内のスイッチファミリーの販売累計台数は2700万台を突破することとなった。

国内据え置きでは、ダントツの売り上げとなっており、まだまだ記録は更新中。

これから任天堂が無双する年末商戦が来ると、更に売上が伸びることとなり

年内には2800万台に到達できるのではないかと個人的には予想している。

仮に到達しなくても、1月中には間違いなく2800万台を超えるであろうし

来年もゼルダの新作も出る予定があるので、本体の出荷さえ安定すれば

来年には3000万台にいくのも容易だろうと思う。


ソフトもポケモンを初め、スプラ3や任天堂のいつものタイトル群。

マイクラや釣りスピ、桃鉄令和、太鼓などパーティゲームが上位に返り咲いており

いつもの任天堂無双の年末商戦が始まったなという印象である。

昨日のTOP10までの結果でも十分にその傾向が感じられるが、TOP30でみた場合は

更にその売上の傾向が顕著になるのではないだろうか。

見出しのあとで早速11位以下をみていこうと思う。


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【ファミ通】2022年11月21日~2022年11月27日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年11月21日~2022年11月27日

まずは、TOP30圏内の新作ランクインから。

OMORIは19位で日本での家庭用はスイッチのみ販売。

もともと評価が高いものの、かなり昔のゲームではあったがランクイン。

値段もインディーズらしく手頃な価格にはなっているが、それでもこの手のゲームも

ランクインできるのが今のスイッチ。消化率的にはやや厳し目になっているが

定価が低いので、小売としても損切りよりはジワ売れを選択しそうなタイトル。


この素晴らしい世界に祝福を!の新作は、これまたスイッチ版のみランクイン。

ダンジョンRPGということで一般受けしないジャンルであるのは間違いないのだが

それでも、かつてアニメで知名度が高かったこのタイトルの新作が

この売上と消化率は少し寂しさを感じる。流石に旬が終わっているとも言えるのだろうが。

そして、マルチで発売していたPS4版は案の定影も形もなかった…。


PS4・PS5の縦マルチで発売されたGungrave G.O.R.Eは2機種ともランクイン。

この手のゲームで、PS5版がランクインしているのは健闘?しているとも言えるが

いずれも来週にはランク圏外であるのは確定であるし、この売上だとこちらも投げ売り確定といったところか。

とにかくソフトを買うユーザーが少ないPS界隈では、一週の売れ残りが小売にとっての

損益分岐点の損のほうに傾く可能性が高いだけに、小売も戦々恐々ではないだろうか。


先週の新作だったモノクロームメビウスはあっさり圏外。残当。

また、少し前に3機種マルチで発売されたソニックフロンティアや

タクティクスオウガリボーンはスイッチ版しか生き残っていない。ごめん。やっぱつれぇわ。


PS5のソフトはファーストタイトルのホライゾン、GT7、GoWラグナロクがランクインしているが

いずれも本体抱き合わせタイトルということを考えれば、あっ…(察し

スイッチの定番ソフトのような売れ方とは違う、これらのタイトルしか

ランクインしないPS5の現状…発売してから3回目を迎える年末商戦であるが

本体抱合せ以外に安定して売れるタイトルが一つもないのはもはや末期。


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