毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、293週目となる2022年10月第1週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


いよいよ2022年度も第3四半期に突入となる。

これからの3ヶ月間、小売がクリスマスや年末商戦などで売上を大きく伸ばす時期であり

任天堂も一年のこの時期で、年間の売上の半分以上を軽く売り上げる大事な時期となる。

今年はポケモン本編であるスカーレット・バイオレットの発売が予定されている他

9月に発売され、勢い絶好調のスプラトゥーン3が、年末商戦でまた売上を伸ばすことが容易に予測される。

発売から6年目の年末商戦にして、最大級の売上を記録しそうなのが今年のスイッチである。


ポケモンは11月18日発売。そして、年末商戦前のこの時期というのは

基本的に小売は閑散期と言って良い時期に入るが、この時期にどこまで売上を持続できるか。

流石にそろそろスプラトゥーンの本体牽引は終了となるだろうが

それでも6万台程度は安定して売り上げるだろうと予測している。


さて、先週の新作であるが、まずスイッチでの注目タイトルとして

ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディションが発売されている。



PSではかなり前に発売していたタイトルの後発マルチである。

ニーアシリーズ自体がスイッチでほとんど展開されていなかったため

唐突な感がある移植だが、ニンテンドーダイレクトでも紹介されたので注目度は高いはずである。

ちなみに、移植にあたった会社の技術がかなり高くPS版とくらべても

かなり高品質な移植が行われていることも確認されている。


あとは日本ではそこまで大きな注目がされないかもしれないが

これもニンテンドーダイレクトでも少し取り上げられた、同じく最初はPSメインで展開していた

タイトルであるNo Man’s Skyがスイッチ他、PSでもマルチで発売されている。



開発はインディーズの一つで、最初はSIEに過剰に持ち上げられた感がかなりあり

リリース当初は不評だったが、度重なるアップデートでゲームとしての評価は上がっており

現在はかなり評価もされている良ゲーとして認識されているタイトルである。


あとはちょっとおもしろいところで、DSでシリーズ展開していたタイトルのコレクションタイトルである

おさわり探偵小沢里奈 里奈となめこの事件簿がスイッチ独占で発売。



個性的な小沢里奈と、その人気からキャラを育てる派生タイトルが

発売されたほどの人気があるなめこといった存在は、スイッチには非常に親和性が高い。

かつては、結構話題になったソフトだけに、このコレクションが発売されると発表されたときは

概ね好反応が返ってきていたが、果たしてランクインはあるか。


あとはマーベルのゲームであるマーベル ミッドナイト・サンズがPSで発売。

女性向けゲーとしてはかなりの知名度と人気を持つシリーズタイトルの新作である

薄桜鬼 真改 天雲ノ抄なども発売。

大型タイトルというタイトルはないが、ニンテンドーダイレクトで紹介されたタイトルもある先週の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ293週目は合算で6.2万台を売り上げる!ニーアオートマタが3万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『スプラトゥーン3』5週連続で首位に! Switch『ニーア オートマタ』『薄桜鬼』もトップ10にランクイン【10/3~10/9】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2022年10月3日~10月9日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 発売5週目を迎える『スプラトゥーン3』が変わらずに好調で12万564本を販売。5週連続での首位獲得となった。

 2022年10月8日、9日に行われた“Nintendo Live 2022”では、新たなブキやステージに関する情報が発表。11月11日にはamiibo(アミーボ)の発売も決定しており、今後も継続的な売り上げが期待できそうだ。

 続いて2位には、初登場の『NieR:Automata The End of YoRHa Edition』(ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション)がランクイン。9位にも同じく初登場の『薄桜鬼 真改 天雲ノ抄』が食い込み、順調な売れ行きを見せている。

 また『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン』や『FIFA 23』は、それぞれNintendo Switch版とプレイステーション4版が同時にトップ10入りしており、着実に売り上げを伸ばす結果となった(Nintendo Switch版は『FIFA 23 Legacy Edition』)。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch スプラトゥーン3
12万564本(累計302万1047本)/任天堂/2022年9月9日

2位(初登場) Switch NieR:Automata The End of YoRHa Edition(ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション)
30218本(累計30218本)/スクウェア・エニックス/2022年10月6日

3位(前回6位) Switch ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン
21908本(累計18万8782本)/スクウェア・エニックス/2022年9月15日

4位(前回10位) Switch マリオカート8 デラックス
10522本(累計486万5680本)/任天堂/2017年4月28日

5位(前回14位) Switch Minecraft
6857本(累計281万4902本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

6位(前回9位) Switch 太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル
6677本(累計46673本)/バンダイナムコエンターテインメント/2022年9月22日

7位(前回11位) PS4 ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン
5483本(累計67144本)/スクウェア・エニックス/2022年9月15日

8位(前回4位) PS4 FIFA 23
5364本(累計27085本)/エレクトロニック・アーツ/2022年9月30日

9位(初登場) Switch 薄桜鬼 真改 天雲ノ抄
5101本(累計5101本)/アイディアファクトリー/2022年10月6日

10位(前回8位) Switch FIFA 23 Legacy Edition
4788本(累計16571本)/エレクトロニック・アーツ/2022年9月30日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/23252台(累計1876万3433台)
Switch Lite/1925台(累計489万9684台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/36923台(累計276万2461台)
PS5/4897台(累計170万4808台)
PS5 デジタル・エディション/649台(累計27万4017台)
Xbox Series X/391台(累計16万4127台)
Xbox Series S/406台(累計20万161台)
PS4/12台(累計781万9908台)
Newニンテンドー2DS LL/85台(累計118万8862台)

というわけで、ニンテンドースイッチの293週目はノーマルスイッチが23,252台

Liteが1,925台、そして有機ELモデルが36,923台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で26,425,578台となった。

やはり、スプラトゥーン3の本体牽引は終わった感じではあるが、それでも予想通り6万台を超える売上になっている。

PS5とXbox Seriesはそれぞれ数値を落として、Xboxはまたしても在庫枯渇かといったところ。

年末商戦に向けて、Xboxの方は出荷を増やしてくると思われるがPS5は不透明である。


ソフトランキングは、5週連続でスプラトゥーン3が取り

販売本数がパッケージ版だけで早くも300万本を超えている。

年末商戦でまた売れるので、今年の年末で400万本をパッケージ版だけで超えてくると個人的には予想している。


新作はニーアと薄桜鬼がランクイン。前段では薄桜鬼はフォーカスしていなかったが

やはり、スイッチにはどんなに閑散期でも固定で女性向けゲームを購入してくれる

一定数のファンが取り込まれたということは確実になっている。

薄桜鬼は特に女性向けゲームの中でも、人気が高いタイトルのひとつなので

オトメイト側でもある程度勝算があっての発売となったのだと思われる。

明日の消化率次第だが、60%以上にはなっていると予想する。


ニーアは3万本を売って、スプラトゥーン3に次いで2位の結果となっている。

相当前のタイトルで、これだけ売れていれば上々の結果ではないだろうか。

特にスイッチには今まで展開されていなかったニーアシリーズだけに

今回の結果が今後に影響を及ぼす可能性はあると考えている。


ドラゴンクエストXはここに来て、底力を見せている。

オンラインでまだ続いているコンテンツとはいえ、さすがはドラクエのネームバリューといったところか。

初週で品切れになった店舗も多かったようなので、マルチ合算で40万本程度はいけるのではないかと思う。


ほかはいつものメンツであるが、やはり閑散期であって数字の上では売上は控えめだった先週。

10月中はこんな感じで推移していくだろうが、来月の初め頃からいよいよ年末商戦に向けて

スイッチは特に売上を伸ばしていく状況になる。6年目のスイッチが果たしてどんな結果を残すか。

2022年度第3四半期の結果から目が離せないことになりそうである。


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