毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、231週目となる2021年7月第5週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


ニンテンドースイッチは新型モデルが発表されてから

今年前半の数値を少し落とした台数をここのところは週販で記録している。

とはいっても、6万台は切っていない状況で、相変わらず強い需要が続いている。

一方のPS5は本体台数の普及は90万台を越えたとのことで、発売から

1年以内には国内100万台は越えるのは確定といったレベルでの売上を細々と上げている。


意外にも国内ではPS4の頃より普及ペースが高いそうだが、転売屋に狙われている?と

思われる状況で、本体が手に入りにくいという状況ではありながらも、DE版という

ディスクレスの実質廉価版の2種類をPS4とは違って発売当初から売り出していることを考えると

実質普及のペースは遅いのではないかと漠然と思ったりする。もっとも転売屋?に

購入されて本体がずーっと手に入りにくい状態が国内では続いているということで

国内では出荷も少ないというのがあるので、結局の所SIEがあんまり

やる気が無いように見えるのは紛れもない事実である。

これから夏休みがいよいよ本番となるので、本来であればスイッチはお盆の頃にかけて

非常に好調な売上を記録する時期でもあるが、コロナがここのところ全国で

急拡大を見せており、しばらくはコロナの感染者数が増大の一途を辿りそうな

兆しを見せているだけに、今年の夏商戦は色々と読めない展開になりそうでもある。

まずは8月第一週の結果はどうなるかと言ったところが気になるところ。


恒例の新作ソフトであるが、先週は大型タイトルはほとんど無く

唯一とも言える注目タイトルは、今回は同発マルチで発売となる

新すばらしきこのせかいであろうか。



元々任天堂ハードメインだったこのタイトルが、今回はPS4を加えた同発マルチ。

ヨドバシの店頭ポスターで何故かプラットフォームがPS4でしか出ないと

錯覚させるようなミスリードらしきものが行われていたことで

発売前から色々きな臭い話があったが、大多数のユーザーは預かり知らないところではあるだろう。

一体このタイトルがマルチではどれだけ売れるだろうか?スイッチ版のほうが売れるのは確定だが。


あとは有名シリーズの後発マルチ移植だったり、ファミコンのタイトルを

現行機で復活させ、その後シリーズ化されているタイトルぐらいが注目か。

前者が大逆転裁判1&2、後者が

ブラスターマスター ゼロ トリロジー メタファイトクロニクルである。



これらはいずれもスイッチとPS4のマルチである。

大逆転裁判1&2はいずれか、あるいは両方がTOP10に入りそう。

ブラスターマスター ゼロ トリロジー メタファイトクロニクルは少し厳しいか。

その他にも同じくマルチの真流行り神3やスイッチ独占のRPGである

スサノオ ~日本神話RPG~があるがいずれも

TOP10入は難しいのではないだろうか。結局、今までのソフト資産が重要となるのは

間違いない231週目となるが、その結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ231週目は合算で6.2万台を売り上げる!新すばらしきこのせかいがマルチ合算で2.8万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】Switch&PS4で発売された『新すばらしきこのせかい』が首位に! 『大逆転裁判1&2』も好セールスを記録【7/26~8/1】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2021年7月26日~8月1日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 東京・渋谷を舞台に展開するアクションRPGの続編『新すばらしきこのせかい』が、Nintendo Switchとプレイステーション4で発売。初登場にして、それぞれ1位と10位にランクインしている。

 続いて3位には、こちらも初登場となる『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』が食い込む結果に。

 本作は、ニンテンドー3DSで発売された法廷バトルアドベンチャーゲームのシリーズ作2タイトルを1本化したもので、オリジナル版にはなかった新機能なども話題になっている。

 一方、ハードに目を向けると、発売38週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して22641台、Xbox Series X|Sは合算で1802台を販売。夏休みシーズン真っ只中……ということもあり、ここからの供給増にも期待が高まる。

ソフト推定販売本数TOP10

1位(初登場) Switch 新すばらしきこのせかい
18799本(累計18799本)/スクウェア・エニックス/2021年7月27日

2位(前回1位) Switch ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD
18620本(累計22万351本)/任天堂/2021年7月16日

3位(初登場) Switch 大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-
14460本(累計14460本)/カプコン/2021年7月29日

4位(前回3位) Switch Minecraft
13914本(累計208万7501本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

5位(前回2位) Switch クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~
12342本(累計14万2476本)/ネオス/2021年7月15日

6位(前回7位) Switch マリオカート8 デラックス
12225本(累計394万4450本)/任天堂/2017年4月28日

7位(前回4位) Switch リングフィット アドベンチャー
11678本(累計272万1949本)/任天堂/2019年10月18日

8位(前回8位) Switch ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング
9839本(累計19万1175本)/任天堂/2021年6月11日

9位(前回5位) Switch モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~
9524本(累計19万5328本)/カプコン/2021年7月9日

10位(初登場) PS4 新すばらしきこのせかい
9248本(累計9248本)/スクウェア・エニックス/2021年7月27日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/51896台(累計1670万9337台)
Switch Lite/10969台(累計398万2981台)
PS5/18020台(累計78万5746台)
PS5 デジタル・エディション/4621台(累計15万4457台)
Xbox Series X/788台(累計49846台)
Xbox Series S/1014台(累計19674台)
PS4/1209台(累計780万376台)
Newニンテンドー2DS LL/358台(累計116万9412台)

というわけで、ニンテンドースイッチの231週目はノーマルスイッチが51,896台

Liteが10,969台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で20,692,318台となった。

スイッチは今年に入っての最低記録を更新。…それでも6万台は越えているのが恐ろしいところであるが。

PS5はそれなりに売れているが、本体は売れてもソフトがランクインしてこなければ

ますますその本体普及台数とソフトの売れ行きに乖離が大きくなっていくだけである。

スイッチはこれだけ安定している本体売上とソフト売上を見るに、そのギャップはどんどん大きくなっていく。


ソフトランキングは全体的に控えめだが、新すばらしきこのせかいは虻蜂取らずな感覚を受ける。

スイッチ版は首位をとっているものの1.87万本。PS4版は9.2千本と5桁に届かず。

その差はちょうど2倍程度と、当然とも言える結果になっている。

しかしスイッチ版が好調かというとそうでもなく、スイッチ版の移植であった

すばらしきこのせかいとほぼ売上が一緒ということで、新規ユーザー層が入ってきていないと

思われるような新作の売上となっている。今のスイッチでこの売上だともはや

かなり苦しい状態にあるのは間違いなく、このシリーズもおそらく今後につながっていくことはないだろう。


他の新作は予想通り、大逆転裁判1&2のスイッチ版のみがランクインしている。

1.4万本は後発マルチとしては、まぁそれなりの結果ではないかと思う。

3DSの頃は続編ありきの1だけが出ていた時点で評価は芳しく無く

2が出てセットで評価されるようなタイトルだっただけに

今回のカップリングについては、最高の状態で楽しめるタイトルになっているわけだが

流石に逆転裁判は、いろいろな機種でマルチで出しすぎているせいで

マンネリ感がするのも否めない事実であると思う。過去作リマスターだけでなく

新作制作も必要になっていると思うが、カプコンがどこまでやる気があるかだが…。

PS4版はランク圏外。明日のTOP30では入っているだろうが、これも

新すばらしきこのせかいと同じで、2倍差ぐらいがついているのではないかと予想している。


他のランクインはスイッチの定番群が強い。ここのところマイクラの安定感がかなり半端ないことになっている。

また、オラ夏が勢いをまだ落としておらず、時節柄にあっているタイトルもあって

今月中はまだまだ売上を伸ばせるのではないかと予想している。

パッケージ版だけで20万本も十分狙えるのではという勢いになっている。

プロスピがついに10位圏外となったが、これも一気に売上を落とすような

タイトルでもないはずなので、まだまだジワジワ売っていくと思う。

明日のTOP30で何位にいるかがまた注目でもある。


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