毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日。

ニンテンドースイッチが発売されてから、230週目となる2021年7月第4週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


ニンテンドースイッチの有機EL型の発売日が決定してから

スイッチの売上は落ち着きを見せている。先週は今年になっての最低台数記録を

更新することになったが、それでも売上は6万台を越えていて

いずれにせよ、まだまだスイッチの勢いは健在という状況になっている。

10月8日までこの状況が続くと考えるのが妥当だが、これから夏休みに入り

スイッチの需要が大きくなる時期にも突入する。もっとも今年は

コロナの影響が更に拡大しており、読めない部分もあるのだが…。

それでもお盆辺りにはスイッチがまた大きく売れる状況を確認できると思われる。


PS5は本日、歴代PS市場最速で全世界1000万台販売に到達したということが

発表されていたようだが、先週の結果を見れば分かる通り、日本ではその

10分の1にも満たない89.9万台しか現状は本体が売れていないことになっている。

更にソフトはもっと悲惨で、今年に入ってファミ通TOP30までにランクインした

ソフトの売上を総計しても15.5万本ほどというあまりにもソフトが売れていない状況が続いている。

本体の販売台数は75.3万台であるが、ソフトの装着率が非常に低い状態にあり

まったくもって最速で1000万台を突破したというのは、日本ではまったく実感できない状態にある。


ソフトの紹介に移るが、先週はマルチでの美少女ADVだったり

乙女ゲーがほとんどという、ちょっと変わった週。

その中で注目と言えるのは、縦マルチとは言えPS4と5の

PSプラットフォームのみで発売されたうたわれるもの斬2がある。



現状のPSはこのタイトルが注目タイトルになってしまうぐらいに

ソフト日照りであるという現状なのであるが、なんとかTOP10に

食い込める可能性があるタイトルなのは間違いない。

ただランクインしたとしても、どう考えても固定ファンにのみ売れるタイトルなので

そのランクインは長続きしないであろうことが想定される。

少なくとも国内のPS5ユーザーは、まだまだ真価を発揮できそうなタイトルには

巡り会えそうにもないというのが、なんとも絶望的な話ではある。


というわけで、ソフトの方では注目度が高いのが

うたわれるもの斬2ぐらいで、実質いつものソフトでランキングを

争う週であるのは間違いないだろう。今月発売されている

CSではスイッチ独占群のタイトルが、どれだけ売上を伸ばしているか…

そちらのほうが注目される230週目の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ230週目は合算で6.9万台を売り上げる!スカイウォードソードHDが2週連続TOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。



ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 2週連続で首位に輝いたのは、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』。Joy-Conによる直感的な操作に加え、オリジナルのWii版にはなかったボタン操作に対応している点も好評を博し、累計販売本数は20万本を突破している。

 続いて2位には、こちらも先週に続き、『クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~』がランクイン。帰省自粛のため田舎に帰れないユーザーにも本作のゲーム性が刺さったようで、順調に売上を伸ばしている。

 そして3位以降には、『Minecraft』をはじめ、『リングフィット アドベンチャー』、『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』、『eBASEBALL プロ野球スピリッツ2021 グランドスラム』など、トップ10ではお馴染みのNintendo Swichタイトルがずらりと並ぶ結果となった。

 一方、ハードに目を向けると、発売37週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して18114台、Xbox Series X|Sは合算で4684台を販売。PS5両バージョンの合算累計販売台数が90万台を突破した。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD
42642本(累計20万1731本)/任天堂/2021年7月16日

2位(前回2位) Switch クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~
22815本(累計13万134本)/ネオス/2021年7月15日

3位(前回6位) Switch Minecraft
17031本(累計207万3587本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

4位(前回5位) Switch リングフィット アドベンチャー
16169本(累計271万271本)/任天堂/2019年10月18日

5位(前回3位) Switch モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~
16017本(累計18万5804本)/カプコン/2021年7月9日

6位(前回4位) Switch eBASEBALL プロ野球スピリッツ2021 グランドスラム
14732本(累計14万2040本)/KONAMI/2021年7月8日

7位(前回9位) Switch マリオカート8 デラックス
12972本(累計393万2225本)/任天堂/2017年4月28日

8位(前回7位) Switch ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング
12949本(累計18万1336本)/任天堂/2021年6月11日

9位(前回11位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
10984本(累計228万841本)/KONAMI/2020年11月19日

10位(前回8位) Switch マリオゴルフ スーパーラッシュ
10397本(累計15万184本)/任天堂/2021年6月25日

※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2021年7月30日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/56922台(累計1665万7441台)
Switch Lite/12816台(累計397万2012台)
PS5/14709台(累計76万7726台)
PS5 デジタル・エディション/3405台(累計14万9836台)
Xbox Series X/2262台(累計49058台)
Xbox Series S/2422台(累計18660台)
PS4/1685台(累計779万9167台)
Newニンテンドー2DS LL/491台(累計116万9054台)

というわけで、ニンテンドースイッチの230週目はノーマルスイッチが56,922台

Liteが12,816台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で20,629,453台
となった。

スイッチは先週の最低記録からは売上を少し伸ばし、またしても7万台間近の6.9万台となった。

恐ろしいほどの安定性は、まだまだ続くのは間違いない。一方のPS5はようやく売上総計が90万台を越えた。

ファミ通では相変わらずそのことをタイトルに入れるのみで、スイッチに触れないのは平常運転である。


ソフト売上は、先週1位だったスカイウォードソードHDが2週連続TOP。

累計の売上は20万本をあっさりと突破。これもまだまだ売れることが予想されるし

しばらくしてランク外になっても、来年のブレワイ続編発売時にまた注目されて

売上が上がってくるという可能性もある。任天堂タイトルはとにかく

ロングスパンで見るのが基本なので、これも最終的にどこまで売上を伸ばすかが楽しみである。


その他、今月になって発売したスイッチのサードの大型タイトルが順調な推移を見せている。

オラ夏は2週目でも2.2万本を販売し、好調を維持。DL版も含めれば最終売上は20万本は堅いのではないだろうか。

モンハンストーリーズ2、プロスピも順調な推移。これからもジワ売れが期待できるタイトルである。

はじナビも気づけば20万が見えてきており、間違いなくパッケージだけで20万本に到達する。

この手のタイトルすら丁寧な作りで本数を売り上げる任天堂のソフト作りは

やはり、他のどのメーカーより頭一つ図抜けていると感じるのは間違いない。


PSの希望だったうたわれるもの斬2はPS4版すらもTOP10圏内にランクインなし。

今月の大型タイトルが安定しているので、10位まで5桁という販売数になっているが

この販売数になると、よほどの大型タイトルでないとPSは初週にすら売るのが難しいという

新たな残酷な認識が生まれたということで、このPSのジリ貧は一体いつまで続くのだろうか。


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