毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、週目となる2021年3月第2週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


今月の3日で、発売から丸4年が経過し5年目に突入しているスイッチ。

通常、5年目からハードの販売台数というのは勢いが落ちてくるのが今までの

ハードの傾向だが、スイッチに於いては、5年目に入ってもその勢いは衰えていないように見える。

昨年年末にサードのコナミから発売された桃鉄がロングランヒットを記録。

任天堂の盤石ソフト群とマインクラフトというド安定売り上げソフトの中に

桃鉄も仲間入りしている状況にあり、これらのジワ売れ定番タイトル群と

続々リリースされる新作が切れ目なくスキの無い市場を形成している。


今年に入ってからも、注目タイトルがいくつも出ており、また来週には

いよいよ2020年度末の最後の花火となるモンハンライズの発売も控えている。

4月以降も先月に配信されたニンテンドーダイレクトで、任天堂とサードのソフトで

大きなタイトルがいくつも控えており、現時点で今年の初夏まではまず安定した

ソフトのリリースが望める状況となっている。6月に入れば、今年はオンラインでの

開催が決定したE3のまた新情報があるわけで、その時にブレワイ続編の続報などが新たに入ってくることも期待できる。

5年目のスイッチも今見えている分では、まだまだ横綱相撲的な安定した売れ行きを見せてくれそうだ。


先週の新作ソフトであるが、PS4でTHE KING OF FIGHTERS XIV ULTIMATE EDITIONが発売。



格ゲータイトルでは、屈指の人気があるシリーズだが格ゲー自体が斜陽なのと

今の日本の家庭用ゲーム市場でスイッチに出さないのは自殺行為のように思えるが。

それでも根強いシリーズなので、それなりに売れると思われる。


スイッチでは、古くから定番のシミュレーションゲームシリーズの新作である

A列車で行こう はじまる観光計画がアートディンクより発売。



基本的に硬派なイメージのあるタイトルだが、今作は手掛けた開発者が

若い人などにも興味を持ってもらえるように狙ったタイトルとも語っている。

キャラデザインに世界樹の迷宮でお馴染みの日向悠二氏

起用しており、氏のキャラの特徴もあってかなりゆるい雰囲気も出している。

根強い固定ファンも多いタイトルのため売れ行きに注目したいタイトル。


スイッチでもう一つ発売されているのは

クラッシュ・バンディクー4:とんでもマルチバースである。



他機種では去年の9月に既にリリースされているタイトルだが

かつてはPSのキャラのような存在であったクラッシュのゲームが

PSから僅か半年ほどの後発マルチで出されるようになったという事実が興味深い。

アクションゲームとしては海外のほうで人気のあるタイトルであるが

日本でもかつてのPS時代の人気が少しあるので、30位以内のランクインは十分にありえると予想している。

これらの新作を交えて、スイッチの売れ行きなど、気になる結果は見出しのあとで!


Sponsored Link

ニンテンドースイッチ211週目は合算で7.2万台を売り上げる!A列車で行こう はじまる観光計画が1.6万本を売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。



ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2021年3月8日~3月14日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』が41734本を売り上げ、2週連続で1位を獲得。累計販売本数も50万本を突破しており、遠からず60万本超えも期待できそうだ。

 続いて『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』、『リングフィット アドベンチャー』と、Nintendo Switchの定番タイトルが並ぶなか、4位には初登場となる『A列車で行こう はじまる観光計画』がランクイン。根強い人気を誇るシミュレーションゲームのシリーズ最新作が好セールスを記録している。

 一方、ハードに目を向けると、発売18週目のプレイステーション5(PS5)はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して37851台、Xbox Series X|Sは合算で718台を販売している。PS5両バージョンの累計販売台数は48万3259台となり、50万台到達を目前としている。

ソフト推定販売本数TOP10

1位(前回1位) Switch スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
41734本(累計51万8121本)/任天堂/2021年2月12日

2位(前回3位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
25287本(累計203万1842本)/KONAMI/2020年11月19日

3位(前回4位) Switch リングフィット アドベンチャー
18802本(累計245万2076本)/任天堂/2019年10月18日

4位(初登場) Switch A列車で行こう はじまる観光計画
16179本(累計16179本)/アートディンク/2021年3月12日

5位(前回2位) Switch 牧場物語 オリーブタウンと希望の大地
12917本(累計24万8990本)/マーベラス/2021年2月25日

6位(前回6位) Switch マリオカート8 デラックス
12231本(累計372万6462本)/任天堂/2017年4月28日

7位(前回7位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
10947本(累計419万8272本)/任天堂/2018年12月7日

8位(前回8位) Switch あつまれ どうぶつの森
10055本(累計669万200本)/任天堂/2020年3月20日

9位(前回5位) Switch ブレイブリーデフォルトII
9720本(累計12万2622本)/スクウェア・エニックス/2021年2月26日

10位(前回10位) Switch Minecraft
8690本(累計185万2323本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/38951台(累計1531万5653台)
Switch Lite/33659台(累計341万3094台)
PS5/31878台(累計40万7223台)
PS5 デジタル・エディション/5973台(累計76036台)
Xbox Series X/650台(累計29076台)
Xbox Series S/68台(累計7725台)
PS4/2908台(累計777万323台)
PS4 Pro/13台(累計157万5689台)
Newニンテンドー2DS LL/872台(累計115万8377台)

というわけで、ニンテンドースイッチの211週目はノーマルスイッチが38,951台

Liteが33,659台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で18,728,747台となった。

スイッチは落ち着いた…と思っても合算で7.2万台を売り上げている。もはや感覚が麻痺しているが

スイッチだとこれでも物足りないと思ってしまうところが凄まじい。

もっとも、特別デザインの本体が出るモンハンライズに向けて多少の買い控えもあるのかもしれない。

片方だけで見た場合はPS5との差が僅差になっているが、それでもスイッチに勝てないPS5。

今が一番のチャンスだと思うが、今の時期を逃すともはや今年いっぱいスイッチに売り上げで

勝てる週はないのではないかとも思えてくる。もっとも今まででも勝ったのはロンチ週しかないが。


ソフトはスーパーマリオ3Dワールドがあっという間に国内ハーフを達成。

これから売り上げは鈍化していくだろうが、こちらも時間をかけて国内ミリオンに到達するのはほぼ確定だろう。

またA列車で行こう新作が、個人的な予想よりも遥かに売れて1.6万本販売で4位にランクインと健闘している。

A列車の売れ行きは喜ばしいところではあるが、ゲーム内容については最近のスイッチゲームに割と見られる

挙動のもっさり感やセーブバグなど、お粗末なところが散見されており、パッチが当てられること自体は

公式から明言されているものの、ファンからの評価をもったいないところで落としている。

ロード時間が批判となった(現在はパッチで改善)メガテンIIIやダビスタ新作、炎上した牧場物語など

IP自体の力はあるのに、出来が手抜きと捉えられるようなところで評価を落としている例が散見され

ただただもったいないと思うのが、個人的な感想である。ゲーム自体の面白さはもちろんだが

まずは根本的なところでのUIや快適性の追求などをメーカーにはしてもらいたいところ。


ソフトの内容に対する苦言が入ってしまったが、他のランクインソフトはもはやいつもの面々。

明日更新のTOP30までで、他2本の新作ソフトが登場するかも注目である。


にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム評論・レビューへ
にほんブログ村