毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日。

ニンテンドースイッチが発売されてから、188週目となる2020年10月第1週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


9月もあっという間に終わり、今年も残り3ヶ月。

7月~9月の第二四半期の決算が今月終わりぐらいには公表されるだろうが

スイッチがどこまでこの一番の閑散期に数字を伸ばしているかも期待したい所。

10月からは第三四半期に入り、特に年末商戦が強い任天堂はこの時期で年間の

60~70%ほど(うろ覚え。半分以上なのは確か)売上を確保するのでこれから3ヶ月が楽しみである。

気づけばPS5とXbox SX/SSの発売も一ヶ月後に迫っており、コロナ禍という

100年に一度の災厄と、次世代機の2つが同時に発売するというなんとも読みきれない

市場が展開されるのが、今年の年末商戦のようにも思う。


先週も落ち着いたとは言え、7万台以上を販売しているスイッチ。

今月からはいよいよ、7・8・9と任天堂が小出しで行ってきた

メーカーダイレクトの有力タイトルや、任天堂自身もマリオカートライブホームサーキットや

ピクミン3DXを10月中に発売する。11月にはコエテクパブリシングだがゼルダ無双もある。

12月が今の所任天堂ソフトの発売予定が無いが、発表から発売が早い任天堂なので

12月に出すタイトルも何かしらあるのでは?という淡い期待を捨てるのはまだ早いと思っている。

第三四半期の大事なスタートダッシュの週。まずはどんな結果が出るだろうか。


新作ソフトは殆ど出ていない。ただPS4単独で2つほど注目タイトルが出ている。

その一つがクラッシュ・バンディクー4:とんでもマルチバース



クラッシュ自体は日本でもかなり昔は知名度があったが、IPがほとんど維持されなかった

日本のPS界隈では、現在ではかつての影響力は微塵も無いIPとなっている。

それでも昔取ったなんとやらで、それなりに売れるのは間違いないだろう。

もっとも、クラッシュが人気のある欧州のイギリス市場では以前のコレクションタイトルと比べると

大きく売上が下がったなどという話もあるが…。まぁ日本ではあまり関係ない話だろう。


あとはこれも日本でも人気があるシリーズの新作である

Star Wars:スコードロンもPS4のみで発売されている。



発売はお馴染みのEA。

プレイヤーからはStar Wars世界のエスコンなどと呼ばれており

ここのところのEA製Star Warsタイトルでは評判は上々のように見える。

値段もかなり抑えているが、STG的なタイトルなのでジャンル自体の人気がネックか。


あとは元はPCで発売されたゲームを過去の作品のプレミアになっていた

サントラを付けてスイッチとPS4に発売された一部のファンには結構なお買い得な

イース・オリジン スペシャルエディションが発売。



サントラ目当てで買うような管理人みたいな層に売れそうだが←

そんなユーザーは多くないはずなので、まぁTOP10は無理だろう。


第三四半期のスタートは静かなスタートになりそうだが

スイッチが定番タイトルの力と、これからの商戦への期待でどれだけ売れるかが

まずは注目ポイントか。188週目の気になる結果は見出しのあとで!


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ニンテンドースイッチ188週目は合算で9.1万台を売り上げる!あつ森が3.6万本売り上げ首位返り咲き!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『あつ森』首位に返り咲き! シリーズ最新作『クラッシュ・バンディクー4』もランクイン【9/28~10/4】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 先週と順位が入れ替わる形で、1位は『あつまれ どうぶつの森』、2位は『スーパーマリオ 3Dコレクション』という結果に。続いて3位と4位には『リングフィット アドベンチャー』、『マリオカート8 デラックス』といった、根強い人気を誇るタイトルがランクイン。

 そんな中、5位に食い込んだのが、初登場となる『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』(PS4)。1998年に発売された『クラッシュ・バンディクー3 ブッとび! 世界一周』直後のストーリーが展開する作品で、過去シリーズ同様に軽快な3Dアクションが楽しめる。

 また、6位の『ポケットモンスター ソード・シールド』と、7位の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は、それぞれ有料ダウンロードコンテンツの最新情報が発表されているため、今後のさらなるセールスも期待されるところだ。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回2位) Switch あつまれ どうぶつの森
36495本(累計579万577本)/任天堂/2020年3月20日

2位(前回1位) Switch スーパーマリオ 3Dコレクション
34282本(累計30万8221本)/任天堂/2020年9月18日

3位(前回3位) Switch リングフィット アドベンチャー
33156本(累計163万5341本)/任天堂/2019年10月18日

4位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
12270本(累計319万6495本)/任天堂/2017年4月28日

5位(初登場) PS4 クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース
10437本(累計10437本)/アクティビジョン/2020年10月2日

6位(前回7位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
7416本(累計375万2771本)/ポケモン/2019年11月15日

7位(前回10位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
6168本(累計384万3036本)/任天堂/2018年12月7日

8位(前回6位) Switch 世界のアソビ大全51
6143本(累計39万7338本)/任天堂/2020年6月5日

9位(前回8位) Switch Minecraft
5901本(累計151万8168本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

10位(前回5位) PS4 eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE
5492本(累計41488本)/KONAMI/2020年9月17日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/66157台(累計1272万8671台)
Switch Lite/24936台(累計269万9938台)
PS4/6097台(累計765万4172台)
PS4 Pro/442台(累計157万4451台)
Xbox One S/12台(累計93570台)
Xbox One X/13台(累計20847台)
Newニンテンドー2DS LL/1538台(累計174万1656台)
Newニンテンドー3DS LL/30台(累計588万8638台)

というわけで、ニンテンドースイッチの188週目はノーマルスイッチが66,157台

Liteが24,936台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で15,428,609台となった。

相変わらずのスイッチの安定感。9万台以上を売り上げて、もはや年末に至るまでには

最低でもこの水準で売れ続けるであろうと思われる状況となっている。

マリオカートライブホームサーキットやピクミン3DXが発売すれば売り上げも伸びると思われる。

一方でPS4は久々に大きめの数字が出たが、それでも合算で6.5千台程度。

この低空飛行はあと一ヶ月続く。PS5発売以降どうなるかが見ものである。


ソフトは、任天堂のTOP3が強い。あつ森がここに来て

再度1位を奪取してしまえるのは、もはや笑うしか無い。

気づけば、パッケージだけの本数も600万本が見えてきている。

間違いなく本格的な年末商戦前に600万本に到達し、年末商戦で

更に売上を100万本ぐらい伸ばす…というような話が実際に起こってもおかしくない…

そう思えるのが、今のあつ森の強さと言えるのだろう。

2位のマリコレはやや失速にも見えるが、まぁこの後も安定して売上を記録するだろう。

3位のリングフィットは、そろそろ発売から1年。しかし、通販サイトの値付けなどを見ていると

今の時点ですら、出荷した分が全て捌けているような売れ方をしていると思われ

凄まじい超ロングセラーとなりそうな状況となっている。国内200万も通過点になるかもしれない。


4位以下は売上本数が一気に下がるが、4位のマリカの安定感はもはや異常レベル。

とはいっても、次の作品が出るかスイッチが終わるまではこの売上はずっと継続して続くはずである。

とにかくパーティー用需要としての存在があまりにも強すぎる。それがマリオカートというIPである。


5位にようやくPS4の新作・クラッシュ・バンディクー4:とんでもマルチバースがランクイン。

残念ながら、Star WarsはTOP10圏外。これらが売れないというよりは、よほどの大作でないタイトル以外の

PS4の売れ方の限界が、この数字…と言えるのかもしれない。いずれにせよ勢いはほとんど感じられない。


それ以降のタイトルは、任天堂の定番がいつもどおりのランクイン。アソビ大全が40万本間近。

年末年始のパーティーゲームの需要を満たすタイトルなので、これからまた売上が

伸ばせる余地があるタイトル。ハーフミリオンは堅いと思われる。


とにかく、ニンテンドースイッチ本体の安定感が半端ないこの数ヶ月の動向。

これから始まる年末商戦で、一体今年はどこまで本体を売ってしまうのだろうか。


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