毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日。

ニンテンドースイッチが発売されてから、183週目となる2020年8月第5週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


先週はお盆商戦が終わって一休みと言った売上結果になっていたが

それでもスイッチは合算で7万台を売り上げており、小売閑散期と呼ばれる

この8月においてもその勢いは全く衰えない状況を継続している。

一方のPS4だが、PS5自体は今年発売とは言われているものの、まだ発売日も

価格も発表されていない現状、買い控えというには早い状況でありながら

PSの現行機で、10年以上週販を追っている管理人ですらも見たことがない

通常本体とProを合わせて、まさかの883台という3桁の記録を叩き出してしまう深刻な事態が発生していた。

PS本体は次世代機が出ても、旧世代機もそれなりにしばらくは売れる前例があり

ソニー側も、PSは息が長い…的なことを売りにしていた記憶が個人的にあるのだが

もはや、そんなのは過去のことだと言わんばかりにとんでもない結果が出てしまったことになる。

コロナ禍で本体が生産できないと思われる状況ではあるが、それにしても海外はある程度売っているようなので

日本という市場がSIE的には重要な市場ではなくなったのだろう…ということが予想される売上となっていた。

PS5が発売されるまではPS4は日本では超低空飛行を続けそうだが、先週も同じ結果になるだろうか?


新作ソフトはお盆週近辺でほとんど出なかった分を取り返すがごとく

多数のタイトルが、スイッチ・PS4とともに発売されている。

その中で最も注目なのは、かつてGCで独占で発売され、任天堂とスクウェアが

和解に至ったタイトルであるFFCCリマスター(ファイナルファンタジークリスタルクロニクル)がある。



任天堂とスクウェアの長い冷戦時代の終わりを象徴するタイトルなのだが今回はマルチという結果に。

いかにもスクエニらしい展開のさせ方であるが、正直あまり評判は芳しくない模様。

知名度で売れるのは間違いないだろうが、ゲームの出来からするとロングセラーは難しそうだ。

間違いなくスイッチ版のほうが売れるであろうが、案外差は僅差かもしれない。


次はファルコムの恒例のシリーズタイトルである英雄伝説 創の軌跡が当然のように、PS4独占で発売。



いつものファルコムタイトルということで、根強い固定層が初週にまとまって買うので確実にTOP10、FFCC次第で1位になるだろうか。

ただそれが長続きしないのが英雄伝説シリーズの特徴でもあったりする。今回も同じような軌跡を辿るだろう。


スイッチとPS4マルチのタイトルで、昔からゲーム化されている漫画作品で非常に息が長い

タイトルの最新ゲーム化となるキャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONSが出ている。



評価は低めだが、一部では遊べるクソゲー(?)みたいな評価もされている模様。

PS4版のほうがアマレビューが多かったのでこちらはPS4版が上だろうか?


あとはランクインするかは微妙だが、こちらもマルチで

この素晴らしい世界に祝福を!~希望の迷宮と集いし冒険者たち Plus~

エンターグラムより、発売されている。



TOP30までにマルチのどちらかがランクインすると予想。

その場合、PS4版のほうが上位に来るだろうとも予想。


そして、最後にスイッチ単独にはなっているが

いわゆる後発マルチの完全版的な扱いとなっている(とはいってもDLCは全部入らないが)

JUMP FORCE デラックスエディションも発売されている。



正直PS4などで悪評が出ていて知られているので、今更買うユーザーは少ないだろうと思われる。

TOP10に入るのかも怪しいが、TOP30なら十分ありえるだろうと思われる。


他にも多数のタイトルが出ているが、注目できそうなのはこの辺りか。

FFCCが1・2フィニッシュとなるか?気になる183週目の結果は見出しのあとで!


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先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『英雄伝説 創の軌跡』が8.3万本セールスで首位。『FFCC リマスター』『キャプテン翼』も好調【8/24~8/30】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 今週は新作タイトルの発売でランキングの順位が大きく変動。そんな中、人気RPGシリーズの最新作『英雄伝説 創の軌跡』が83680本を売り上げ、ランキングの首位を獲得した。

 そのほか、3位と5位には、『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』のNintendo Switch版、プレイステーション4版がそれぞれランクイン。

 また、根強い人気を誇るサッカー漫画を題材とした『キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS』も好調なセールスで、こちらも6位(Switch)と8位(PS4)にランクイン。

 そのほか、2019年に発売された対戦アクションゲームに、数々の追加要素を盛り込んだ『JUMP FORCE デラックスエディション』も健闘し、7位に食い込む結果となった。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) PS4 英雄伝説 創の軌跡
83680本(累計83680本)/日本ファルコム/2020年8月27日

2位(前回2位) Switch リングフィット アドベンチャー
53594本(累計142万0027本)/任天堂/2019年10月18日

3位(初登場) Switch ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター
48957本(48957本)/スクウェア・エニックス/2020年8月27日

4位(前回1位) Switch あつまれ どうぶつの森
34401本(累計562万8462本)/任天堂/2020年3月20日

5位(初登場) PS4 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター
30169本(30169本)/スクウェア・エニックス/2020年8月27日

6位(初登場) Switch キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS
16678本(累計16678本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年8月27日

7位(初登場) Switch JUMP FORCE デラックスエディション
15588本(15588本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年8月27日

8位(初登場) PS4 キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS
13828本(累計13828本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年8月27日

9位(前回3位) PS4 Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)
13226本(累計37万5580本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2020年7月17日

10位(前回4位) Switch 世界のアソビ大全51
12520本(累計34万9010本)/任天堂/2020年6月5日

※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2020年9月4日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/54734台(累計1244万3134台)
Switch Lite/24039台(累計255万2280台)
PS4/1817台(累計764万2031台)
PS4 Pro/109台(累計157万1321台)
Xbox One S/13台(累計93508台)
Xbox One X/15台(累計20760台)
Newニンテンドー2DS LL/969台(累計172万9444台)
Newニンテンドー3DS LL/42台(累計588万8410台)

というわけで、ニンテンドースイッチの183週目はノーマルスイッチが54,734台

Liteが24,039台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で14,995,414台となった。

スイッチは相変わらずの絶好調。ついに国内累計1500万台が目前となった。

一方のPS4は先週の3桁の悲劇からは脱したものの…それでも2000台にいかない苦しい週販。

もはや何も特筆すべきこともない当たり前の光景になっていることが哀愁を誘う。


ソフトは予想通り新作が多数ランクイン。1位は固定層が相変わらず強い英雄伝説 創の軌跡が8.3万本で1位。

しかし、今までのシリーズは大体初週は6桁にギリギリ届くぐらいが平均値だったので、こちらも

どんどん売上が落ちていることになる。2位にはFFCCリマスター…ではなくまさかのリングフィット。

相変わらず売れ方がえげつない。もはや出荷した分がその週の売上結果になっているきらいがあるが

本当にどこまで潜在的需要があるかが、全く読めないのが恐ろしいところ。国内ダブルミリオンも十分ありえる。

3位と5位にようやくFFCCリマスターがマルチでそれぞれランクイン。その売上の差はおよそ1.8万本と

個人的に予想していたよりも、差がついていることに驚きである。そしてマルチ合算でも

英雄伝説 創の軌跡に負けているという体たらく…FFCC自体は本家FFに比べればだいぶ知名度も低いが

それでもFFの名を冠したタイトルがマルチ合算で、英雄伝説に負けるのも色々と末期感を思わせる。

更にキャプテン翼もアマレビューの数から見るにPS4版が売れるかと思いきや

こちらもスイッチ版のほうが売れている。同発マルチはほぼスイッチがこれから勝つのは確定か。

またジャンプFORCEも予想通り、TOP10圏内にランクイン。こちらも個人的な予想よりは売れた感じ。

TsushimaがまだTOP10をギリギリ死守。オリガミキングは後塵を拝することになったが、今後のジワ売れに期待。

あつ森は、だいぶ落ち着いたとは言えそれでも3.4万本も売れる怪物タイトルっぷりを見せつけている。

今年の年末商戦は一体どうなってしまうのだろうか?TOP30は明日更新予定。


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