毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。


昨日発表されたTOP10ランキングでは、やはり年末の任天堂無双が今年も発動。

5週連続でポケモンソード・シールドが1位をキープし、かなりの話題性と

広告を打っていた新サクラ大戦が14万本と、物足りない結果になった。

TOP10までが、5桁で久々に埋まっており、めぼしい新作が殆どなかった

先週においては、やはり年末商戦で定番のソフトが大きく売れたのだなと

改めて感じさせてくれる週販になっていたのは間違いない。


新サクラ大戦が2位に入ったが、それ以外はTOP10はすべてスイッチソフトが独占となっていた。

ブラックマンデー・サイバーマンデーと言った大型セールのブーストが終わった

PS4は4桁までは落ちなかったものの、先々週から比較して3万台ほど販売台数を落とすことになっていた。

いくら6年目で、PS5の影が見えている状況とは言え、ソフトが壊滅的に売れておらず

スイッチとの勢いの差が如実に現れている状況となっている。


新作はTOP10には、新サクラ大戦しか入っていなかったが

他のタイトルはどうなっていただろうか?TOP30の結果が出ている。


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【ファミ通】2019年12月9日~2019年12月15日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2019年12月9日~2019年12月15日


というわけで、今回の下限は3,424本。

やはり年末商戦で、売れ行きは底上げされている。

新作では、マーベラスのコントロールが13位なのだが…

まさかその上にスプラトゥーン2が久々の5桁復帰という状況に。

ガイドブックがついたものが発売はされてはいるが…ここに来て5桁を記録する

驚異のロングランっぷりを見せつけている。スプラトゥーンは

完全に任天堂の定番として、もはや欠かせないタイトルにまで成長したということだろう。


新サクラ大戦の消化率はそこそこ。初回出荷分は売り切りそうだが…。

やはり、コレ以上の伸びは厳しいだろう。果たして14年ぶりの復活の後に

今後はシリーズ定着というところまでこぎつけられるのだろうか?


13位のCONTROLは消化率が厳しめ。初動型のPS4で洋ゲーということを考えると

初回出荷分を捌かすのはなかなか厳しいかもしれない。

徐々に売上が上がっているマリソニは、まだまだ消化率的には低いが

やはり、時間をかけて初回出荷分をさばいていくだろうと思われる。

クリスマス週の売れ行きに期待したい。

14位のツムツムも5桁に久々に到達。最初に予想したとおり、ジワジワ売って

初回分をゆっくりと売っている状況にある。ロングセラーが出やすいスイッチタイトルで

やはり、バンナムの売り方という面ではうまくやっているなという印象。

妖怪ウォッチ4++は深刻な状況。絶対投げ売りになるレベルの消化率となっている。

この状況を見て、まずはソフトリリースについてレベルファイブはもっと考えてほしいところだが…。

今までの日野氏のやり方を見る限りでは、今後浮上の可能性はかなり低いか。


下位にはスイッチの定番が多くランクイン。パワプロが気づけば20万間近。

太鼓も後少しで40万に到達。一般的な映画の評判が良いすみっコも

名前の通り、隅っこで売上を伸ばしている。日本コロムビアも

任天堂ハードでの売り方を心得ている会社と言えよう。

ドラクエ11Sも45万本ほどとなっている。DL版を含めたら50万本には到達しているのではないだろうか。

公式から全世界の出荷数が550万本に到達したことが発表されており、スイッチ版では

通常版・ゴージャス版ともに年末のセール対象品になることも発表されている。

FFと違って、ドラクエはまだまだIPを継続していけそうだ。


今週からの商戦が、日本にとっては最大の書き入れ時になる。

今週から年始にかけての数字がどこまで伸びるか期待したい。


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