毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。


いよいよ今年も残り一月。任天堂が毎年無双する恒例の年末商戦の始まりで

この一ヶ月で、どれだけニンテンドースイッチの累計販売台数が

日本、そして世界で積み上げられるかが注目と言えよう。

12月10日には中国での発売もされており、とある情報によれば

すでに5万台を売り上げた…などと言った話も出ているようだ。


12月最初の週のスイッチは、ポケモンブーストと年末ブーストがかかって

4週連続の18万台ほどの売上となっていて、4週で73万台ほど販売台数を伸ばした結果となる。

ソフトもその本体の売れ行きに合わせて、スイッチの定番ソフトが売れており

昨日のTOP10は、全てスイッチのソフトが独占するという事態が起きていた。ちなみに、今年2度めである。

新作ソフトが一切入らない状況となっており、任天堂の定番の強さを改めて見せつけられた

週販であったが、11位以下の結果はどうなっただろうか?


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【ファミ通】2019年12月2日~2019年12月8日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2019年12月2日~2019年12月8日


PS4版はおろか、スイッチ版もTOP10に入らなかった

妖怪ウォッチ4++であるが、11位にスイッチ版のランクインを確認。

元の妖怪ウォッチ4を持っていれば、追加DLCという形で対処できるので

まぁこの売り上げは妥当と言ったところか。そしてPS4版だが…

まさかのTOP30でもランク圏外。2893本未満の売れ行きということになる。

やはり、誰もが予想していた通り、PS4に妖怪ウォッチを購入するような

ユーザーはほとんど居なかった…という結果が改めてわかったということ。

まぁ誰もが、この結果を予想していたはずだがまさかTOP30にも入ってこないとは…。

いかに、PSでキッズの星を主導するのが無謀かということが客観的にわかったということでもある。

レベルファイブが得意とする層は、本来であればやはり任天堂ハードの方にユーザーが多かったということになる。

色気を出して、PS4で発売した結果がこのザマと言える。適材適所という言葉を考えるべきであろう。

あとから、PS4をマルチで加えることが発表されたイナズマイレブンは、延期に延期を重ね

未だに発売の気配が見えない。本気でレベルファイブはやばくなってきているのではないか?と心配になる。


PS4のタイトルは、12位に2週目のGジェネがかろうじて5桁の売り上げでランクイン。

スイッチ版も当然売り上げが減っているが、その差は3000本程度に。スイッチのほうが

ロングランになりやすい傾向があるので、最終的な数字は昔のような差は出ないのだろうと思う。

PS4の新作の一つ、シタデルが9700本ほどで13位にようやくランクインだが、消化率がまずそうである。

十三機兵は先週の数値から80%以上の大幅ダウン。やはりPSは初動命でもある。

本体が4万台以上売れたのに、ソフトは壊滅的である。ランクインしたソフトは計7本。

販売総数を足すと41,489本。やはりPS4はソフトが年末商戦であっても売れない。

もっとも、アマゾンなどでSIEファーストタイトルを2本バンドルして本体分だけの価格で売った

去年もやった大バンバンみたいな売り方を今年もしているからであるが…それでこの結果はもはや末期。

やはりというか、年末商戦ではPS4Proを1万円引きするといったセールを行なうが正直焼け石に水。

今日発売された新サクラ大戦が多少は盛り上げるだろうが、それ以外は全く駄目と言える。

スイッチとPS4の明暗がくっきりと分かれた週販だったと言えるのではないだろうか。


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