毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

昨日更新した、速報分の記事はこちらで参照いただきたい。

なお、GWで一週分更新が行われなかったため、今回は平成最後の週の更新となっている。


スイッチが発売されてから113週目。平成という時代の終わりのランキングとなっている今回のランキング。

昨日更新された分の速報値では、残念ながらPS4の累計販売台数をまくるにはわずかに及ばなかったが

その差は5500台ほどとなっている。ソフトでSIEファーストのDays Goneが11.4万本売り上げたが

それ以外のランキングは全てスイッチが独占し、上位にかつて他機種で発売されたタイトルの

移植が全てランクインしていたのが印象深かった。既に完成しているものを少し手直しして

スイッチに出せばある程度売れるということで、ソフトメーカーとしてもちょっとした

ボーナスタイムと言ったところだろうか。今回ランクインしていたのは今まで任天堂ハードには

無縁のタイトルばかりだったので、なおさらそういった印象が強かった。


そして本日更新されたTOP30までのランキング。SEKIROがTOP10圏外になってどれだけ売れているかとか

GW商戦前半戦ということで、何かしらの意外なタイトルが復帰ランクインしている可能性にも

期待しつつ、見出しの後でTOP30までのランキングについて見てみたい。


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【ファミ通】2019年4月22日~2019年4月28日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2019年4月22日~2019年4月28日


TOP10に入らなかった新作タイトルも多くランクイン。

EVE rebirth terrorはPS4版もVita版もランクイン。

しかし、流石にVitaはもう厳しい…と感じさせる販売本数となっている。


スターリンクもランクインだが、スターフォックスとのコラボを考えると寂しい売り上げとも言える。

ただ消化率を見る限りは、出荷は大体1万本程度ぐらいとは考えられる。初回出荷分は売り切りそうだ。

そしてフライハイワークスローカライズのCytus αもランクイン。一本は管理人が購入している←


SEKIROは12位に後退。PS4版だと25万は越えるだろうが30万本は厳しいか。

任天堂定番ソフトはいつもどおりとして、スーパードラゴンボールヒーローズが10万の大台に後少し。

GW週でもある程度売り上げているはずなので、次の更新で10万本に到達するのはほぼ間違いない。

なんだかんだで、バンナムはスイッチには割と堅実な商売をしているなという印象。太鼓も今もジワ売れし続けている。


そして、今回のびっくり枠は、29位にランクインのビリオンロード

発売は昨年の11月末。いわゆる、スイッチでは出ていない桃鉄枠に当たるタイトルになるが

桃鉄がない分の受け皿になっているとは考えられる。累計販売数はそこまで大きくはないものの

スイッチではちゃんと客層にあったタイトルを作ってリリースすれば、こういった売れ方をする

市場であるということが、改めて証明された形にもなったと言えよう。

当たり前の話だが、それぞれのプラットフォームの客層に合わせたタイトルを作れば

スイッチについては、成功のチャンスは転がっていると個人的には考える。

その層をねらい打てるタイトルを、今の和サードが作れるか?いや、作らねばならないのだと思う。


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