本日午前7時より、配信が行われたニンテンドーダイレクト



昨年の9月に行われたダイレクトから、実に半年近くの間が空き

情報がなかなか来ないことにやきもきしていたユーザーも

多かった状況のようだが、ついに本日配信が行われた。


2019年初のダイレクトとなった今回は、任天堂タイトルはもちろんのこと

それ以上に、サードの有力ソフトの発表が目立った。

今回はその中の一つで、意外なコラボとなったあのタイトルを記事にする。


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牧場物語があの人気アニメとまさかのコラボ!『ドラえもん のび太の牧場物語』がバンナムよりリリース決定!

サードのタイトルで定番シリーズの新作が発表されたのは1996年に

SFCで第一作目が発売されて以降、様々なプラットフォームを渡り歩きながら

現在もシリーズが継続しているタイトルである牧場物語である!

スイッチ発表当初から、牧場物語シリーズは最新作がスイッチに出ること自体は公表されていたが

発売から丸2年が経とうかという、今の時期までずっとそのシリーズの発表は行われてこなかった。

しかも、今はインディーズで力の入った牧場物語ライクのスターデューバレーが発売していたりもして

牧場物語に対しての、期待感はやや薄まりつつもあり、シリーズ自体の影も薄くなってきていた状況であった。

その牧場物語の最新作が、今回のダイレクトで発表された!しかもあの人気アニメとのコラボであることが判明となった。

 バンダイナムコエンターテインメントは、Nintendo Switch用ほのぼの生活ゲーム「ドラえもん のび太の牧場物語」を2019年内に発売する。価格は未定。

 本作は制作をマーベラス、開発をブラウニーズが担当する「ドラえもん」をテーマにした「牧場物語」。大樹のそびえる世界「シーゼンタウン」を舞台に、のび太たちが農場や街を発展させていく。「ひみつ道具」も登場するほか、マップの探索や虫取りなど様々な要素を盛り込む。

 物語は、「絆」をテーマにしたオリジナルストーリーが描かれる。


というわけで、コラボとしては2014年のポポロクロイスとのコラボに続いて

意外なタイトルとのコラボ作品となった。まさかドラえもんとコラボしてしまうとは…。

発売はバンナムだが、制作はマーベラスで開発はブラウニーズということ。

マーベラスが制作しているのであれば、やはり牧場物語シリーズの最新作と言っていいのだろう。

またブラウニーズはブラウニーブラウン(任天堂の子会社。現在は1‐UPスタジオ)から独立した

社員が立ち上げた会社であり、CSの開発は本当に久々になる会社である。



牧場物語というゲームのベースは既に完成されているものであるため

今回はドラえもんとのコラボがどんな相乗効果を生み出すか?といったところが注目と言えよう。


なお、今回のドラえもんのコラボが明らかになったことで、旧来の牧場物語のファンからの

反応は大体微妙なところになっている。あるいは、今回のコラボにがっかりしたと言った声もある。

ただ個人的には、今回は牧場物語のIPとしての存在を考えたときには良い選択だったのではないかな?と思っている。

牧場物語も既に23年ほどのIPの歴史があるとは言え、ゲームシステム的には大きく変えられないタイトルのため

やはり今後のIP存続のためには、当然ながら新規層の開拓が必要不可欠となってくる。

現在、子供のユーザーも多いスイッチに於いては、その子供に人気のあるコンテンツの一つである

ドラえもんとのコラボは、スイッチを持っているまだ牧場物語を知らない世代のユーザーに向けての

新規獲得の種まきを行っているのではないか?と個人的には感じている。

ゲームのIPを維持させるのは、非常に難しいことであることは数々の前例が物語っている事実であり

牧場物語も何かの手を打って、新たな顧客の開拓を始める必要があると考えての

今回のドラえもんとのコラボ…と考えるのは穿ち過ぎな見方であろうか?

いずれにせよ、旧来のファンからの声も大事にしたいところではあるものの

新規客を獲得しようとしているように見える今回のコラボは、個人的には好意的に捉えている。

今回のこの試みが、後に英断であったと判断するためには、まずゲームの出来をしっかりとしたものにする必要がある。

子供向けに売り出そうと本当に考えているのであれば、その部分は手を抜かないで開発を進めてほしいものだ。


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