先日、開発スタッフへの給料捻出のため、MSワラントという

悪魔の錬金術とも呼ばれる手段を使い、当面のお金を

用意しようとしていることが話題になっていた日本一ソフトウェア


日本一ソフトウェアロゴ

【かなりヤバイ…】日本一ソフトウェア、MSワラントを発行しないと社員の給料が払えない程に逼迫していることが明らかに…。


MSワラントについては、上記記事で詳細を確認していただきたいが

要は現金を確保するために、株主に損をしてもらってでも、お金を得る手段を

利用しなければいけなくなった…それほどに経営が逼迫していると思われる

日本一ソフトウェアの今後がかなり危ない…という話であった。

開発費など、ゲーム開発に関わるお金の工面ではなく、開発スタッフへの

賃金を払うためにお金を得なければいけないという、非常にマズイ状況であることを紹介した。


会社の信用を毀損してまで、現金を得るためにMSワラントを発行した日本一ソフトウェア。

その原因が言及されているわけではないが、主にSIEの完全子会社であるフォワードワークスと組んで

サービスを始める予定だった、ディスガイアRPGが、サーバートラブルのため一時凍結していて

サービス再開に今の所全く目処が立っていないのが問題ではないかとも言われている。

もっとも、CSゲームもここのところは、発売されているタイトルの売れ行きも芳しくはないのだが…。


開発スタッフへの給料を払うのすら、厳しい状況になっている

日本一ソフトウェアが果たして今後どうなっていくかは、今の時点では不透明だが

日本一ソフトウェアにとっては非常にマズイ話が海外のサイトで噂されているようだ。


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日本一ソフトウェア北米支社がレイオフか?海外のサイトが噂を報じる。

日本一ソフトウェアは日本でのCSゲームなどの開発が、もちろんメインの会社だが

中堅サードとしては珍しく、アメリカに子会社を持っている(NIS)会社で

そのNISにおいては、海外での日本のゲームを販売していたり(現地でのパブリッシャー)

海外向けに日本のゲームのローカライズなども行っている会社となっている。

日本の中小のメーカーが海外でソフトを売る場合に、重要な窓口になっている会社でもあり

実際に、利益も上げている子会社になるのだが、今回日本での迷走を裏付けるかのように

この北米支社のレイオフが今後行われるという噂が出ていることが明らかになっている。

NISがレイオフを敢行し、大量の従業員を解雇か?海外メディアが噂を報じる。当然ながらNIS側は噂を否定。

前述の通り、日本一ソフトウェアの北米支社NISは、日本の中小サードの

海外での販路となりうる会社となっていて、その重要性はかなり高い。

現状、このパブリッシングの事業で結構な儲けも出ていると考えられるNISだが

今回の日本でのMSワラント発行の話を受けて、海外メディアがこのNISでレイオフが

これから行われ、大量の従業員が解雇される可能性があるという噂を報じている。

It was only yesterday that we covered the news that Nippon Ichi Software (NIS) is struggling, with the company applying for an MS Warrant Stock, which would allow them to sell stock at a cheaper price, generating a cash influx. This cash influx said to be to help finish the development of a yet unannounced game and to pay staff. Should enough cash not be received, staff pay would be prioritised.

Now, this is a move that can be attempted multiple times so NIS are likely not out of cash now, but certainly in trouble. The reference of paying staff will also include the staff who are working on said unannounced title, essentially paying them also funds the development of the game.

However, all is still not right and staff are affected, including in the subsidiary Nippon Ichi Software America (NISA). A source, who will remain anonymous, has told Wccftech that layoffs have occurred at NISA, indicating that the subsidiary is also at risk and scaling back. As a result of the sources anonymity I cannot state this as a fact and would ask that you take this as a rumour. I have reached out to NISA directly in an attempt to confirm these statements.

海外でのメインの拠点であり、ゲームを現地向けに多く出しているNISが

レイオフを検討しているという噂である。日本に母体がある会社なので

当然とは言えるが、それでも稼ぎ頭のNISのレイオフとなると実際に敢行されれば

当然ながら、日本一ソフトウェアにとって大打撃になることは間違いない。

この話が報道された後に、当然といえば当然であるが、NISよりそれらの噂を

否定すると行った声明が出されている。同記事内で追記があるのでそこも引用。

Edit @21:27 GMT: I have reveived a response from NIS America which states:

We deny both rumors, full stop. In the case of NISA, we are in fine financial health for the year. We don’t have much to say about the NIS situation outside of the fact that NIS has proposed to introduce a new warrant to acquire funding for future development, and this choice does not impact the company’s current operations.

会社の存続に関わる話で、こういった否定の声明を出すのは当然の行動であるとは言える。

NISによれば、レイオフをするほどまでに財政状況は悪化していないといったことや

NISから情報を提供する機会というのは殆ど無いといったところが、今回の報道に対しての否定部分ということ。

もちろん、マイナスな話をそのまま語るわけにはいかないので、本当のところは当然ながら

日本一ソフトウェア・NISの関係者しか知らない話では有るはずである。


しかし、火のないところに煙は立たぬとも昔から言う。

果たして、今回のこの記事の情報源が全てでっち上げた内容だったのか

それとも、全てではなくとも一部にでも真実が含まれているのか?

いずれにせよ、日本一ソフトウェアの状況は客観的に見てマズイ方向に進んでいるのは間違いない。

少なくともMSワラントを発行しているのは間違いないからである。日本一ソフトウェアの今後は一体どうなるだろうか。

数々の疑念は、やはり会社が好調になって払拭するしかないものであるが…。


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