今年の1月に、全く前情報もなく突如発表され、4月に第一弾の

バラエティとロボット、そして9月にドライブキットが発売されている

ニンテンドーラボ


【可能性の塊】スイッチの「新しいあそび」である『NINTENDO LABO』の概要が明らかに!


ジョイコンというハイテクなコントローラーと、段ボール工作という

アナログな遊びを組み合わせた斬新な遊び方の提案は、発表当初

国内外で大きく話題になり、発売からおよそ2ヶ月半で国内外で

全てのキットを合わせた販売数が139万本になっていることが明らかになっている。


【売れまくり】ニンテンドーラボ、2キット合わせて139万本全世界で売っていたことが判明!


IT・プログラム関連の知育玩具というのも、最近は増えてきているが

ニンテンドーラボに於いては、段ボールを組み合わせた遊び方や

簡易プログラムを組むことによって、発想次第で高度な遊び方をすることもできるようになっており

まさに可能性は無限大と言った新たな遊びの提供を行っている。

実際に、子供が自由な発想で面白い遊びを作っている例も見られており

任天堂としては、まさに狙い通りになっているのではないかと推測される。


基本的に『おもちゃ屋』として、様々な商品を提供している任天堂だが

当然、常に消費者の無関心と戦っていることも間違いなく、ニンテンドーラボは

今後の子供世代に対する、新たなアプローチであることは疑いがないが

海外では、ニンテンドーラボが子供に対しての大きな提供の場を得られそうである!


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『ニンテンドーラボ』が全米の小学校に2000人分のキットを配布予定と報じられる!

元々、全年齢層に訴求力がある任天堂のソフト。任天堂が戦うのは人々の無関心と

そして、何よりゲームを子供に買い与えるが最大の相手でもある。

特に前々世代のWiiなどは、『母親に嫌われないゲーム機』と

言ったところを目指して作られていたと言った経緯もあり、任天堂は基本的に

子供層・一般層など、普段ゲームをしない、あるいは関心が薄い層を取り込もうとしていることは

傍から見ていても、感じ取れる会社となっている。

そんな任天堂にとって、アメリカの子供への訴求がまた一段と進む新たな試みが行われるようだ。

全米の小学校に向けて、ニンテンドーラボを教育ツールとして配布予定となったとのこと。

任天堂のLaboキットは非常に面白い。同時に、これは経験から言うのだが、複雑だ。実はNintendo Laboのレビュー記事を書くとき、小さなピアノを組み立てようとしてほとんど一日がかりだったことがある。日本の巨大ゲーム・メーカーは段ボールのパーツからさまざまなガジェットが組み立てられるキットをSTEAM(科学・テクノロジー・工学・アート・数学)カリキュラムの一環として小学校に普及させようとしている。

任天堂によれば、来年度までに8歳から11歳までの子どもたち2000人分のキットを配布する予定だという。このプロジェクトは「遊びの中から学ぶ」教育を目指すもので、ニューヨーク市に本拠を置く非営利団体、Institute of Playが協力する。

当初、ニューヨーク地域の小学校をターゲットとしてInstitute of Play自身がプロジェクトを実施する。この団体はLaboキットに加えて教師用ガイド、Nintendo Labo Teacher Guideを配布する。これにはサンプル・レッスンを始め、各種のSTEAM授業にLaboキットを組み込むための手引きが記載されている。

Laboキットの利用はニューヨーク市を中心としたパイロット・プログラムの成果を検討した上で、来年3月にはさらに全米100の小学校に拡大される予定だ。任天堂はプログラムに参加する小学校にLaboキットとそれを動かすSwitcheを配る。なお教師向けガイドブックは誰でも無料で入手できる。

予め言っておくが、STEAMはSteamではないので注意したいところである(笑)

ゲームが教育の現場に配布されるというのは、今までも例はある。例えばコナミのDDRが

アメリカの教育現場において、体育のカリキュラムの一環として採用されたなどと言ったことがある。

今回のニンテンドーラボの配布は、全米に及ぶことからかなり大規模な話になる。

また、配って終わりというわけではなく、ちゃんとした教師用のガイドも作られるということで

相当に本気で取り組んでいることが推察される。いずれにしても、世界最大のCSハードゲーム市場を持つ

アメリカでのこの試みは、任天堂が今後もゲームで商売を続けていくための大きな布石であり

すぐに結果が出るものではないが、間違いなく今後も任天堂のコンテンツが息の長いモノとなるための

大きな種蒔きであるとも言えよう。この試みが成功することに期待したい。


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