──本作はプレイステーションの最新情報番組“State of Play”で発表されました。どういった反響がありましたか。
又野 海外の反応がすごく大きかったですね。弊社の海外拠点のメンバーからもすごく反応が大きかったと聞きましたし、私もSNSなどで調べた範囲ではすごく盛り上がっているのを感じました。国内に関しては、前作で厳しいお声があったと私も認識しております。
当時も、ゲームをより快適に、楽しくプレイしていただけるように改修(アップデート)を続けていたんですけれども、最後までお客様がプレイしてくださったわけではないと思っておりますし、改修前に離脱されたお客様もたくさんいると思っています。そういったお客様にはあまりいい思い出がないタイトルかもしれないと思っていたので、反応がすごく心配でした。
“State of Play”の反響としては、もちろん厳しい声もありましたが、「当時遊んでいた」、「最後のアップデートまで遊んだよ」といった応援のような声もいただけました。当時嫌な思いをされたお客様からも「今度は大丈夫なのか」という声も頂戴しました。本作をこれからお届けするにあたって、応援する声も厳しい声も励みにしつつ気を引き締めて、最後の追い込みをしていこうと思ったのを覚えています。
ジョジョASB、クロスレビュー40点満点事件を起こして、国内どころか
海外でもゲームコミュニティで悪い意味で有名になってしまった事件を起こした
ファミ通のインタビューでこのようなことが書かれてるのは狙ってんのか?と思ってしまうレベルですが…。
ゲームとしてはめちゃくちゃ出来が悪い…とは言えないタイトルだったんですが
ファミ通で過去時のオカリナとか、本当に限られた名作しか取れていなかった
ファミ通クロスレビュー40点満点(コレ以降ジョジョASB以下という煽りがゲハで成立)を叩き出したこと。
開発にあたったCC2のピロシこと松山洋氏がビッグマウスで本作の出来について自信満々な態度を見せていたこと。
そして他の格ゲーと比べるとゲームバランスは良いとはいえない、内容的に40点満点を取れるようなものではなかったこと。
オンで遊ぶモードにフルプライスゲームなのに課金しないとすぐにゲームが進められないスマホゲーのスタミナ精度的なものを採用したこと。
(俗に言う無料で遊べちまうんだ!というネットミームまで誕生)
このあたりがユーザーの大きな反感を得てしまったタイトルで、発売後大きな失望が広がったことから
一週目は大きな売上を得たものの、2週目には既に初週の90%近くまで売上が減少し
各小売も一斉に投げ売りを行うなど、ユーザー・小売共に大きな衝撃を与えたゲームでした。
このタイトルが、PSの新作ゲーム配信放送であるState of Playで現行機で
復活し、更にはマルチ展開されることが発表されたのは既にこの記事で触れたとおりですが
まぁそりゃ、こういう反応になるのは間違いないでしょうと。
日本では不評だったソフトが、海外ではある程度不評要素を修正して
逆に海外では評価されたというタイトルはありますが、今回のジョジョASBもそういった類のタイトルのようです。
間違いなく、あの騒動を知っているユーザーからは厳しい声が出るのは間違いないでしょうね。
グラフィックにはこだわったタイトルであることは、当時でも評価されていたタイトルなので
その部分は今回もしっかり作ってくると思いますし、流石に無料で遊べちまうんだを再度することはないでしょう。
その点がなければ、キャラゲーとしては及第点の作りでもあると思うので
大きな話題にもならないですが、前回のような炎上もないだろうと思っております。
まぁ、流石に8年ほど前のゲームの再利用なので、どこまで売り上げるかということになりますが
間違いなくスイッチのほうが売れるでしょうから、その時の週販の結果で改めて確認したいと思います。