いつでもどこでも誰とでもがハードの

キャッチコピーであるニンテンドースイッチ。


Nintendo Switch JOY-CON(L) ネオンブルー/(R) ネオンレッド

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基本セットで据え置き機にも携帯機にもなれるハイブリッドハードとして

デビューしたスイッチは、今や極端なスペックを要求するタイトル以外は

このスイッチで出すのが最適解と言えるほど、快適なゲームプレイを

ユーザーに提供してくれる、ゲーム好きにはたまらないハードとなっている。


いつでもどこでもプレイでき、更にスペックも過剰なものでなくても見栄えが良いことから

特にインディーズと呼ばれる中小規模制作タイトルとの相性が非常によく

PCのSteamでリリースされていた良作などが、このスイッチに多く移植されている。

任天堂ソフトが強くサードがあまりソフトをリリースしない任天堂ハードと

直近の過去ハードでは揶揄する声も多かったが、このスイッチではインディーズタイトルが

非常に重要な役割を担っており、下手な大手サードのソフトよりも売れたソフトというのも

数多く存在している。任天堂も確実にインディーズの存在を重要視しており

任天堂と大手サードの新作ソフトを紹介するニンテンドーダイレクトとは別に

注目のインディーズタイトルをまとめて紹介する放送も国内外で行っている。

そちらも、本家ニンテンドーダイレクトには及ばないものの、多くのゲーム好きから

好感触を得ており、時折発表されるサプライズで盛り上がることがある。


そんなスイッチを語る上では欠かせない存在となった

今のインディーズタイトルであるが、任天堂がスイッチオンラインの

有料会員に向けて行っている施策の一つにインディーズタイトルが選出される事態が起こっている。


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期間限定の完全体験版であるいっせいトライアルにインディーズの『Dead Cells』が配信決定！配信期間は2月24日～3月1日。

任天堂が現在、スイッチのユーザー向けに提供している有料サービスである

ニンテンドースイッチオンライン。



1年間の契約をすれば、ひと月200円という手頃な価格で利用できる

有料サービスで、オンラインのゲームをやるのに必須である。

ただオンラインのゲームを提供するだけでなく、ファミコンやスーファミのゲームを

配信されているタイトルはやり放題になったり、テトリス99と言った会員のみ

オンライン対戦が可能になるゲームの配信と言ったサービスがある。


そんなサービスで、サービスイン後しばらくして提供されたサービスの一つに

いっせいトライアルがある。

これは、期間限定の完全体験版…と言った体のもので、最初に登場したのは

昨年の夏休みの期間に配信された、キノピオ隊長である。


これは期間を区切ったフリープレイと言ったもので、フリープレイ自体は

他機種での提供があるが、スイッチの場合はそれが期間限定…具体的には一週間になっているというもの。

この期間の間は、ゲームをすべて体験（？）が出来るということで、普通のフリープレイと違って

期間を区切ることにより、うまく購買意欲を上昇させると言った効果を狙っていると推察される。

実際、先月にFE無双のいっせいトライアルが配信されたが、その時はFE無双がe-shopの

ランキング上位に浮上し、同時に発売していた#FEや昨年発売の風花雪月も合わせて順位を上げていた。

まさに任天堂の思惑通りの結果が得られているのが、このいっせいトライアルである。


特典の性質上、任天堂のファーストタイトルが不定期で配信されるものだとばかり

思っていたこのいっせいトライアルだが、なんと今回、インディーズタイトルで

評価が高いゲームが、このいっせいトライアルのソフトとして選ばれ配信されることが

任天堂より告知されている！そのタイトルはDead Cellsである。



2018年に発売されたインディーズタイトルで、今も目立ったソフトが無い時は

時々TOP30以内にDL専用ソフトのランキングにランクインしていることがある人気のあるタイトル。

ローグヴァニアと自称しているアクションゲームで

硬派な難易度を誇るゲームである。ゲーマー向けでライト層にはハードルの高いゲームではあるが

それ故に、今回のいっせいトライアルで興味を持ってもらうと言った魂胆があるのだろう。

また期間中と終了後1週間まで、ソフト自体も30%引きでの販売となる。気に入ったら購入するべきだろう。

この試みの主体は当然ながら任天堂だろうが、インディーズタイトルでもこのような機会が

与えられるのであれば、当然ながらインディーズ開発者にとっても励みになるというものではないだろうか。

相変わらず、任天堂はゲーム業界自体を盛り上げようという施策が散見され

ここが個人的に任天堂を支持する一つの理由であることは間違いない。


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