昨年7月に、ニンテンドースイッチe-Shopで配信された

インディーゲームの一つで、元は2019年にスマホで配信されていた

タイトルを移植的に発売したものであるファイナルソード


HUP Gmaesという韓国に2019年に設立されたらしい

ディベロッパーが制作しているゲームである。

ゲームとしては3DアクションRPG、そしてゲームの見た目でなんとなく察しがつくのだが

いわゆるブレワイフォロワー的なゲームとなっている。



ブレワイが3Dオープンワールドに与えた影響は大きく、現在は

ブレワイフォロワー的なゲームは色々な会社から出ているが

このファイナルソードは、制作に対する意欲だけは見えるものの

中身が全く伴っていない出来

いわゆるクソゲー判定をされているゲームとなっている。

ゲームの根幹的な作りが甘く、攻撃の当たり判定であったりガバガバな日本語訳。

更には現代のゲームに於いてはチープとしか言いようがないグラフィックなど

致命的なバグはないものの、正統派ストロングスタイルのクソゲーとして

ネットのごくごく一部でカルト的な人気を得ることになったタイトルである。

陣内智則が実況してツッコミを入れそうなゲームなどと

ネット界隈がざわついたことを気に、実際に本人がネタさながらツッコミを入れながら

プレイする動画が陣内智則のYoutubeチャンネルで公開がされたりもしている。



販売価格が1890円と、かなり強気な設定でその部分でも

クソゲーハンターを喜ばせたタイトルであるが、ゲーム自体は前述の通り

アラは非常にたくさんありながらも、ゲーム自体がクリアできないと言った

バグはなく、まさに頑張ったけれど色々と足りないというゲームになっていた。


ここまでであれば、ただのクソゲーというタイトルで終わったであろう

ファイナルソードであるが、そのゲームの中であろうことか

ゼルダの伝説シリーズでの楽曲と酷似した(というかまんま…)ゲームが使われていることが発覚し

任天堂と協議の結果、配信からわずか4日で配信停止になるという

ゲームのクソさとは別に、伝説を残すこととなってしまった。



開発したHUP Gamesによれば、BGMを販売する会社から購入した

楽曲集にこの音楽が混ざっていたとのことらしいが(なんとなくOne Strikeを彷彿とさせる)

HUP Gamesは任天堂と協議の結果、この点を修正して再配信をすることが決定し

配信が停止していたが、半年ほど音沙汰が無かった状況ということも合って

ファイナルソードは配信停止のままお蔵入りするかもしれないとも思われていたが

本日新たな文言をタイトルに足して再配信されたことが確認されている。


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配信停止になっていた『ファイナルソード』がDefinitive Editionとなってe-Shopで再配信開始へ!

ファイナルソードは配信直後に配信停止となったため、ストロングスタイルのクソゲーという事自体は

ゲーマーにある程度認知はされていると思われているが、実際にプレイした人はそこまで居ないのではないかと思われる。

管理人もこのゲームがストロングスタイルのクソゲーということを知った時には

既に配信が停止したあとで、ゲームを実際にやる機会には恵まれなかった(まぁ買うつもりはなかっただろうが)

任天堂との協議によって、問題点を修正したものを再配信したいという意志を伝えていた

HUP Gamesであったが、それから半年ほど全く音沙汰が無く、既に忘れかけていた人も

多かったのではないのかと思われた、今のタイミングになって、突如として

配信再開されたことが確認され、公式からもその告知がされている。

修正・再配信バージョンはDefinitive Editionという

どこかで見たような文言が改めて追加されているバージョンとなっている。

 Nintendo Switchで昨年(2020年)配信され、いろんな意味で話題となった「ファイナルソード」が、1月21日よりニンテンドーeショップに復活しました。価格は1799円(税込)で、タイトルは新たに「ファイナルソード Definitive Edition」となっています。

中略

 恐らく、再配信版は問題となっていたBGMなどを修正したものとみられますが、今のところHUP Gamesからの案内などは出ておらず、旧バージョンとの詳しい違いなどについては不明。また、旧バージョンとは別ゲームという扱いになっているため、旧バージョンを既に購入済みの人が買うと2本目のファイナルソードが手に入ってしまうため注意が必要です。


ブレワイフォロワーで、そのゲームの中にゼルダの伝説の名BGMが

ほぼそのまま使われていることに気づかず(ほんとか?という個人的な疑いはあるが、そこは不問)

配信停止されてしまったゲームが、今度はDefinitive Editionという

どこかの完全版タイトルについていたイメージの強い文言を追加してきたのは

任天堂に喧嘩でも売ってるのか?と思わず勘ぐりたくなってしまう再配信である。

(もっともDefinitive Editionということはあのタイトルの専売特許ではないが)

面の皮が厚いな…というのが個人的な印象だが、まぁしたたかとも言えるのだろう。

ちなみに、引用部分にもあるが配信停止されたファイナルソードと今回の

Definitive Editionは別タイトル扱いということで、ファイナルソードを購入している人でも

別ソフトとして購入することが出来てしまうとのこと。また値段も若干安くなっていたりする。

実際に両方をやった人からは、若干の差異の洗い出しをしている人もいるので

購入しようと思っている人は、参照にするといいかもしれない。

壊滅的だった当たり判定や、ゲームのグラフィックは残念ながらほとんど変わっていないようだ。

令和の時代に生まれたストロングスタイルのクソゲー・ファイナルソード。

今回のDefinitive Editionは歓迎されるのか、それともドン引きされるのか?

果たしてどちらの評価が多いのだろうか。


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