7月29日に、ニンテンドー3DSとPS4という珍しい組み合わせで
マルチ化され発売されるタイトルであるドラゴンクエスト11。
任天堂とソニー、ディスク媒体とROM媒体という組み合わせの
かなり限定的な組み合わせのクロスプラットフォームとなる本作は
スイッチ版の発売も、予定されている。
マルチにはなっていても、体験できるストーリーは一緒なので
両方の機種ともプレイしたい人のために、ファミコンのドラゴンクエスト2以来になる
パスワードでの継続方式であるふっかつのじゅもんが
2機種間のデータの共有方式として、採用されることが事前に発表されていた。
実に30年ぶり(ファミコンのドラクエ2は1987年発売)となる、原点回帰は
昔からのファンにとっては、なかなか刺さるものではあったが…。
そのふっかつのじゅもんの詳細が、公式ページにて更新されたが
やはり、現代の大容量のゲームデータ時代には無理があったようだ。
Sponsored Link
”だいたい”のところから再開できる機能。アイテムなどは予め用意されたもので復活。
そもそも、ふっかつのじゅもんの仕組みは単純なものだ。
ドラゴンクエスト1では20文字、2では52文字が入力できたふっかつのじゅもんだが
○文字目に○○のデータと言った具合に、ひらがなを当てはめていく。
解読方法を簡易的に表示しているサイトがあるので、詳しく知りたい場合は以下のサイト参照。
この仕組を理解すると、実は思いのままのステータス状態で再開できる
パスワードを自分で作成してしまうことも出来る。
ドラクエ1は一人旅であり、ドラクエ2は三人旅であったが仲間は固定であった。
当時のゲーム容量などたかが知れているから、このようなパスワード方式の
コンティニューが出来たわけだが、今の時代でこれをやったらとんでもない
文字数になるのは間違いないのは、容易に想像が付くと思う。
今回のドラクエ11のふっかつのじゅもんは、1・2で使えたパスワード(かの有名なゆうてい~のパスワードも使えるのだろう)も
使えるということだが、確かに同じ文字数では、完全に今のゲームの状態を中断前と同様に再現することは不可能である。
なので、今回の仕様となったのだろうが、それにしても「だいたい」とは随分アバウトである。
出典:公式ページよりキャプチャー。
なんとも中途半端な仕様ではあるが、パスワード方式では無理があることは
元々分かって履いたことなので、こういう仕様として割り切るしかない。
他機種間のデータの引き継ぎなどは、色々と難しいこともあるのだろうが
それでも、何とかならなかったのか…と思ってしまうのは、やはり贅沢なのだろうか…。
個人的には中途半端すぎて、入れる意味が無いのでは…とも思ってしまう。