3月20日に全世界で発売された、実にシリーズ8年ぶりの本編新作が

発売されたあつまれ どうぶつの森



本来2019年に発売される予定だったものが延期され、多くのファンがやきもきしたが

延長した甲斐もあって、スイッチという据え置きでの発売でもあることから

過去最大のボリュームとなり、あまりにも出来ることが多すぎることから

それぞれのユーザーが多種多様な楽しみ方をしているゲームとなっている。


既に国内でも確実にDL版も含めれば400万本以上売れているのは確実であり

世界でも爆売れしているのはほぼ間違いないあつ森。今回に至っては

新型コロナによる影響で外出自粛を余儀なくされる人も多い中

巣ごもりをするためのタイトルとしてうってつけな、追い風が吹いており

このまま行けばもしかしたら世界3000万本以上の売上も狙えるのでは…?

と、個人的にも予測しているタイトルだったりする。


今回のあつ森において、特に活気のある要素の一つとして

自分でドットを打つことによって、様々なアートを表現できるマイデザインがある。

マイデザイン自体は、今までのシリーズにもあったが今作はスマホアプリを利用して

前作のとびだせどうぶつの森や、ハッピーホームデザイナーで制作した

マイデザインをQRコードで読み込んで利用できる他、PROデザインという

型紙のバリエーションが登場し、服飾などのデザインもより詳細に出来るようになっている。


ドッターにとっては腕の見せどころのマイデザイン機能であるが

このマイデザイン機能が、公開したQRコードから他の人のデザインを

取り込むことが出来る機能を利用して、様々な現実の企業・施設が

このあつ森にデザインを提供するというとんでもない事態が起こっている。


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メトロポリタン美術館やゲティ美術館がデジタルアートデータを配信!更に「Marc Jacobs」「Valentino」といった一流ファッションメーカーも新作デザインをマイデザイン機能で公開へ!

日本では多くの一般メディアにも取り上げられ、まさに社会現象を起こしているあつ森。

海外でも相当売れていることが明らかになっており、次の決算発表ではまず間違いなく

全世界で1000万本を越えた売上を出したことが報告されるであろうと思われる。


あつ森は世界中の人々によって、シェアされているタイトルになり非常に注目度が高い。

更にユーザー層も老若男女全年齢層を取り込めることから、最強の一般向けゲーであるのは間違いない。

その注目度を活かしてか、任天堂が特に声をかけているわけではないようだが、有名な施設や

ブランドからあつ森を使って作品のデザインの提供や、新作デザインを発表する

ファッションブランドが自然発生していることがゲームメディアなどに取り上げられている。

いま、世界の美術館のあいだで新たなプラットフォームとして注目を集めている、任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」。ここに、世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館が参戦した。

 新型コロナウイルスによる外出自粛が世界的に続くなか、バーチャルワールドとして人気を博しているNintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」に、美術館も熱い視線を投げかけている。

 中国・北京の私設美術館「木木美術館」(M WOODS)がバーチャル美術館を開館させ、アメリカ・ロサンゼルスのゲティ美術館がゲーム内に作品を飾れるアートジェネレーターを公開するなど、にわかに活気づいている「あつ森」。ここに、世界最大級の美術館として知られるメトロポリタン美術館が参戦した。

 メトロポリタン美術館は、同館が所蔵している作品のうち、約40万点の画像を無料公開しているが、これをゲーム内で使用できるようになったのだ。

 使い方は簡単だ。まずはメトロポリタン美術館のコレクション検索から「Open Access」を選んで、画像を検索。作品ページにある「共有ボタン」から葉っぱのようなマークをクリックすれば、「あつ森」用に作品が変換される。

 メトロポリタン美術館のOpen Accessには、フェルメールやルノワール、ゴッホ、ゴーガン、クリムトなど名だたる作家たちの作品がラインナップされており、現実では不可能な展示空間をつくることも夢ではない。

 メトロポリタン美術館は当面のあいだ休館を予定しており、実際に作品を鑑賞することはできない。今回の取り組みは、そうしたなかにおいても同館のコレクションへのアクセスを維持する施策だ。コロナ危機が続くなか、「あつまれ どうぶつの森」は世界最大の「オンラインアート空間」になっていくのかもしれない。

美術品に続いてファッションアイテムも集う『あつまれ どうぶつの森』
 Marc Jacobs&Valentino、ふたつのファッションブランドが、Nintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』のマイデザイン用に、自社ブランドの新作デザインを公開した。

 Marc Jacobsはドレスやニットなど全部で6つ、Valentinoは洋服だけでなく、帽子なども含め全部で25種類のデザインを公開。ゲーム内とはいえ、世界的ブランドの新作ファッションが無料で楽しめるというのは、貴重な機会。

 公開されたデザインは、記載されたIDをゲーム内の仕立て屋“エイブルシスターズ”のお店で入力すれば、自分のゲーム内に取り込める(※Nintendo Switch Onlineへの加入が必要)。

 先日は、メトロポリタン美術館が収蔵作品40万6000点以上の画像をQRコードで公開するなど、ゲーム業界外から『あつまれ どうぶつの森』を使った展開が増えている。


これはすごい…。現在コロナ禍で実施設が閉館しているメトロポリタン美術館の

40万を越える作品だったり、あるいは同じくコロナ禍で大打撃を受けていると思われる

ファッションブランドがこのあつ森を使って宣伝を自発的に行っているということになる。

基本的に一度データを作成して取り込んでしまえば、その後の追加の維持費などは

一切発生しないので、非常に合理的な宣伝方法と言える。

ただし当然ながら、そのデザインや美術品を見てくれる人が居なければ

いくら安上がりな方法であろうと意味がないわけで、全世界のゲーマー及び

ライト層を取り込めて露出が非常に高いあつ森だからこそ、この宣伝方法は効果があると

美術館やファッションブランドが判断して、このような展開をしたということになる。

美術館であれば、一般の人にも美術作品に触れてもらったりコロナ禍が落ち着けば

実際に美術館に足を運んで本物を見てもらいたいという宣伝にもなるし

ファッションブランドのデザインは、あつ森からデザインに興味を持って実際に

商品を購入する例も出てくるのは間違いない。あつ森の影響力の凄まじさを改めて知らされる事例である。


延期したことによって、結果的にコロナの影響を良くも悪くも受けることとなった

あつ森であるが、現時点の売れ方・こういった動きを見ると今回のコロナ禍は

あつ森にとってはプラスに働いている部分のほうが多いのではないだろうか。

今後も有名ブランドが参戦してくる可能性は十分に考えられる。

あつ森の今後の展開からはますます目が離せなくなりそうだ。


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