毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。


昨日のTOP10と、ハードの集計では、コロナウイルスの影響によって

現在生産が厳しい状況にあるノーマルのスイッチが大きく台数を落とす代わりに

まだ在庫が潤沢にあると思われるLiteがかなりの売上を記録し

今までの週とノーマルとLiteの売上数が逆転する事態が発生していた。

廉価版としてのテコ入れとして発売されたLiteが、見事にノーマルスイッチの

品薄をリスクヘッジする形となり、スイッチ全体の売上は合算で8万台以上と

相変わらずの好調さを見せつけている状況である。

Liteは3月までの予定出荷分は既に出荷を追えているということで、3月までは

ノーマルのスイッチの落ち込みをLiteが支える形にはなると思われる。


さて、あまりハードのことについて書くと来週の週販で書くことがなくなるので←

ソフトのほうのランキングを今回も確認していくこととする。

久々の任天堂ハードでのシリーズリリース、そしてDIVAシリーズは初という

初音ミクが5万本以上を売り上げて見事一位になった先週のランキングだが

TOP30までの結果はいかがだっただろうか?


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【ファミ通】2020年2月10日~2020年2月16日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年2月10日~2020年2月16日


新作でTOP10に入った2作の消化率だが、品切れが目立っていたという

初音ミクはやはり消化率も高いものとなっている。今後しばらくは

出荷した分を売り切るという状況が続く可能性がありそうだ。

一方のコンパイルハートのDeath end re;Quest2はかなり消化率が低め。

割合から見るに最大で2万本ほどの出荷本数ということになるのだろうが

来週以降は数字がガクッと落ちるのは明らかなので、これだとある程度投げ売りされてしまうかもしれない。


11位に同じ新作扱いであった、現時点での要素が全部入っている(結局ネットに繋ぐ必要があるようだが)

STREET FIGHTER V CHANPION EDITIONは11位にランクイン。今までのシリーズをやっている人には

あまり意味がなく、新規がこれからやる場合向けと言ったところだが、それでもこれしか売れていないということは

わかってはいたことだが、格ゲーはニッチなジャンルになってしまったのだなと改めて思う。

スマブラが格ゲーかそうでないかが主に日本で議論になったりするが

スマブラを仮に格ゲーとして捉えなければ、このジャンルは完全に終わっているジャンルとなってしまう状況ではある。


グランブルーファンタジー ヴァーサスは2週目にして早くも息切れ。

特典がほぼメインとなるこのタイトルが、これから売上を伸ばすのはまず不可能だろう。

スイッチのタイトルで節目を迎えそうなものとして来週にはルイマン3が60万本を突破しそうである。

また釣りスピ40万・ドラクエ11Sの50万・FE風花雪月の30万本もそれぞれあと少しで達成。

スイッチはソフトがロングセラーでじんわりと売れている。


先週はPS4のソフトが9本ランクインしている状態になっていて健闘しているが

やはり、全体的な本数が本体の普及台数に比べると寂しい状況であるのは否めない。

これから先、大きなタイトルとして認識できるのはFF7Rぐらいなので

PS5がお目見えするまでは、まだまだ厳しい状況が続くのは間違いなさそうだ。


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