海外の大手ディベロッパーであるRockstar Games

2010年にマルチで発売したゲームで、好評を得たタイトルである

レッド・デッド・リデンプション(以下RDR2)



レッド・デッド・リボルバーの続編として発売されたタイトルで

西部劇のテイストを色濃く残した、近代アメリカを舞台としたオープンワールドのアクションゲームである。

GTAなども開発している、Rockstar Gamesだけあって、洋ゲーの中でも大作の部類に入っていた作品であった。


この続編であるRDR2が、PS4とXbox one向けに開発されていることがちょうど2年前の

2016年10月18日に日本のメディアが記事にしており、当初は2017年の秋に発売されると

アナウンスされたが、延期され今月の10月26日に全世界同時でマルチで発売される予定となっている。



今年の洋ゲー大作の中では、もっとも注目度が高い作品の一つとなるであろう

RDR2であるが、その制作規模がとんでもない規模に達していることが

海外のメディアの報道によってあきらかにされている。


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ペイラインは何本?RDR2のとてつもない開発規模が明らかにされる!

GTAなどで知られるRockstar Gamesは元々大作市場主義というか

ゲーム制作に非常にお金をかけていることで、有名である。

RDR2もそういった大規模開発タイトルのひとつであるが、その規模の大きさを

改めて知ることができる記事を、海外のメディアが更新している。


How the West Was Digitized The making of Rockstar Games’ Red Dead Redemption 2.


この記事で、RDR2の開発規模についての言及をまとめたゲハのレスがあったので引用。

1 : 名無しさん必死だな[] 投稿日:2018/10/16(火) 17:56:00.03 ID:h+EHoK8aH.net [1/5回]
・開発が始まったのは2010年

・メインストーリーのプレイ時間は約65時間

・メインストーリーの脚本は最終的に約2,000ページとなった。サイドミッションと追加のダイアログのページを含めると「高さ8フィート(2メートル40センチ)」になるとされている

・モーションキャプチャは2,200日間に渡って撮影された。参加した俳優は1,200人以上

・700人以上の声優がダイアログを収録した

・ゲームの完成版には、30万のアニメーション、50万行のダイアログが含まれている

・トレーラーやTVCMは約70種類のバージョンが作成された

・最終的に約5時間に相当するコンテンツとミッションがカットされた

50万桁というのは、スレ主の間違いであろうから気にしないとして

とんでもない量の物量が詰め込まれているゲームであることがひと目で分かる。

これらの要素を詰め込んだ結果、RDR2の総容量は100GBを越えるというとんでもない容量のゲームとなっている。


GTAVが全機種マルチ合算で1億近い売上を上げているということもあってか、Rockstar Gamesの

資金は潤沢にはあるはずなので、この規模での開発ができるのだろうが…それにしてもとも思う。

なにせこれだけの規模の開発となると、3桁億の制作費はまず間違いなくかかっているわけで

ペイラインが一体何本売り上げれば良いのかが、正直ここまでの数字になってくるとピンとこない。

もちろん、Rockstar Gamesにはそれだけ売れるという自信があるのだろうが、まかり間違えてしまうと

会社に大きな損害を与えてしまう可能性も高く、なんというか綱渡り的なギリギリなやり方で

正直、商売的にはあまり褒められたものではない…と思ってしまうのは余計なお世話だろうか。

結局、一部のゲーム会社がこのような技術の粋をを集めたような大作ゲームを出すので

他の大手メーカーもそれにつられてしまうと言った図式が出来上がっているようにも思える。

各社でチキンレースを行っている状況であり、一度バランスが崩れると大きな崩壊を招いてしまう可能性も高い

ある意味危険な状態に大手のメーカーは陥りつつあるように思える。


任天堂はその点、こういった大作はそこまで出しておらず、任天堂の歴史の中でも

おそらく最も大作であったであろう、ブレスオブザワイルドですら、全世界で200万本ほど売り上げれば

元が取れる(次回作の開発費も出ると言った話もあったが真偽不明)と言った発言が内部から出ていた。

現時点でもう十分にペイラインはクリアして後は利益になるだけの状態が、発売から1年半以上続いているわけでもあるが。


ゲームハードが次世代になるにつれて、開発期間の延長、開発費の高騰が各メーカーの

大きな問題となっているわけだが、スイッチ市場で見られるようなインディーズの台頭は

この開発費高騰の現状と逆を行くスタイルであり、今後中堅サードぐらいまでは

スイッチに今後も多くの、費用をかけないゲームを出してくる可能性もある。

いずれにせよ、ゲーム業界の大手は博打のような展開を迫られており、いつかその痛手が

業界全体に大きな波紋を投げかけるのではないかと、個人的には来てほしくはないが

そんな未来が来る可能性は高いのではないかと予想している。


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