据置と携帯のハイブリッド機として、ゲームの利便性が驚くほど高いニンテンドースイッチ。
携帯機モードでは、電力消費などの面からどうしても、機能を落とさなければいけないところがあり
TVモードにしたとしても、PS4やXbox oneと比べて、やや性能は落ちる所がある。
ただ、それと引き換えに携帯できるという利便性を手に入れたということで
スイッチは特に、スペックを必要としないタイトル…つまり、AAAタイトル以外では
快適にゲームが出来るという、他の2機種には無い強みがある。
そして、PS4やXbox oneのスペックでは性能と相対的に見た場合に
性能を持て余してしまうようなタイトルも、スイッチなら携帯できるという
利便性から、非常に相性が良いものとなっている。
すなわち、小規模で作られるインディーズタイトルのことである。
その相性の良さについては、このブログでさんざん記事にしてきた。
スイッチ版がすでに、Steamも含んだ他の機種で出ている最後発マルチであったとしても
スイッチ版が一番売れている、または比較的短い期間で、他機種版に肉薄したり
追いついたり…とにかく、気軽に買えるe-shopの利便性とあわせて
インディーズを買わせる土壌が、スイッチには初めから備わった状態である。
スイッチに出すと、他の機種より売れる・またはずっと先行していた機種に
短期間で肉薄するという現象をインディーズの開発者が、数多く証言している。
【またしても大成功】キャットクエスト開発者「スイッチ版キャットクエストは2週間の売り上げが他プラットフォームの売り上げを超えた」
【インディーズの楽園】Image & Form「スチームワールドディグ2はスチーム版の10倍以上売れた」
【またも成功報告】9月28日に後発マルチでスイッチにリリースされた「INVERSUS Deluxe」の売り上げが10週で一年以上先行のSteam版を抜く!
【インディーズの楽園】4gamer「スイッチはゲームが売れるプラットフォームであるという認識がインディーズ開発者に広まっている」
発売からわずか9ヶ月で、開発者も驚くような成功報告が相次いでいるが
さらにその成功報告に新たな事例が加わったようだ!
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2DゼルダライクのドットアクションRPGである「Blossom Tales」のスイッチ版が、発売初日でスチーム版の2倍の売り上げを叩き出してしまう。
今回届いた成功体験は海外のインディーズ、FDG Entertainmentが開発した
2Dドット見下ろし型アクションRPGである「Blossom Tales」というゲームである。
ゲームトレイラーを見ると、完全に神々のトライフォースに影響を受けていることが分かるゲームだ。
このタイトルは、今年の3月にスチームで配信されている。評価は上々である。
12月21日に海外のe-shopで配信が始まっているが、その売り上げがたったの1日で
9ヶ月ほど先行したスチーム版の2倍を売り上げたということを、FDGが公表している。
Woah! #BlossomTales sold double the amount of units on #Switch launch day vs. lifetime sales on #Steam (!) Big thanks to the #NintendoSwitch community and @NintendoAmerica @NintendoEurope ! We love you! Happy Holidays!! Congrats to the team @castlepixel @visagermusic @Tendurin pic.twitter.com/6SGh7FS3xb
— FDG Entertainment (@FDG_Games) 2017年12月22日
スチーム版は日本円で1480円での配信となっているが、スイッチ版では14.99ドルでの販売なので
特段スチーム版とは値段は変わっていないと思われる。
となると、同じ価格であれば、やはりスイッチ版を選ぶユーザーが多いということなのだろう。
もっとも、スチームはゲームが出過ぎていて、埋もれてしまうタイトルも多いということもあるが。
今回のFDGのツイートには、大きな喜びがよく表れており
インディーズにとってはまた一つ、ニンテンドースイッチに魅力を感じる
事例が出てきたということになるのだろう。スイッチの持つ利便性は
今後も、ユーザー、開発者ともに幸せにしていくのだろう。
結構いい値段を取ってるのに売れてるならインディーズ市場とswitchの相性は凄いんだなぁ
北米なんて$19だせば、そこらの大型DLゲーだって買えるのにセールもされてない
インディーズゲームが売れるなんてsteamでも早々起こることじゃないし
どうみてもゼルダなのにw
任天堂は、インディーズであろうと大作サードの隣に展示してくれたり
値段も安易な投げ売りはせずに、セールを行うにしてもちゃんと大元に利益が行くように
セールの値段も考えて販売しているといいますね。自身が娯楽一本槍でやっている会社ですかr
そのあたりの価格設定は、結構慎重にやっているのかもしれません。
それでも売れるということは、やはりスイッチの利便性がユーザーの購買意欲につながっているということです。
これは、ゲーム業界としては非常に健全な話ですから、今後も頑張って欲しいですね。
この作品は、今回取り上げるにあたって初めてPVを見ましたが、予想以上に神トラで笑いました。
でも、こういう作品をまたやりたいなぁと思うのもありますね。オールドゲーマーとしては。