少し前に、シリーズの生みの親である河津秋敏氏

他の機種でも12月に発売すると公言していたタイトルである

ロマンシングサガ2のリマスター版。


【まぁ期待しないで待つ】スクエニ河津紙「次の12月にリメイクロマサガ2を別のコンソールで発売する」


現時点では、スマホとVitaにリリースが行われているものの

やや作りに難があるとも評されている作品ではあるが

元の完成度が高いが故に、一定の売り上げはあったようだ。


先月河津氏が宣言していたのは、今まで出してきたプラットフォームとは別の

プラットフォームでロマサガ2のリメイク版を出すという宣言であった。

そしてその宣言は、無事果たされたのだが…。


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12月15日に現行据え置き機全機種とPC版でロマサガ2のリメイク版が発売決定!値段は3200円。

以前書いた記事では、スイッチに出ればいいが、スクエニなので

期待はしないとも書いた。PS4だけの発売も可能性としては十分にありえると予想していたのだが

そちらの期待はいい意味で裏切られた。なんと、現行のCSハード、さらにはPCも含めた全機種での配信になるとのこと!

『ロマンシング サガ2』リマスター版
「PlayStationR4」「Nintendo Switch?」「Xbox One」「Windows 10」
「Steam」向けに12/15(金)より日本/海外同時配信決定!
株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田 洋祐)は、1993 年にスーパーファミコン向けに発売されたロールプレイングゲーム『ロマンシング サガ2』のリマスター版を、12/15(金)に「PlayStation 4」「Nintendo Switch」「Xbox One」「Windows 10」「Steam」向けにダウンロード配信することをお知らせいたします。

中略

配信直後は最大20%オフ! 早期ダウンロード限定セールのお知らせ
「PlayStation4」「Nintendo Switch」「Xbox One」「Windows 10」「Steam」での配信決定を記念し、各ストアにてダウンロード版『ロマンシング サガ2』を早期にダウンロードすると最大20%オフとなるセールを開始いたします。

というわけで、現行のゲーム機の3DSを除くハードへの移植となった。

日本がメインのゲームであるにも関わらず、XboxonePCやSteam版もあるのは意外。

全てのハードに出すという判断に至ったこと自体は、支持したい。


しかし気になるのは値段である。先に配信されていたVitaやスマホ版については

2200円の配信価格となっていたが、今回対応したプラットフォームは3200円である。

現行のバージョンはスマホ版では、タッチ操作のせいでの操作性の悪さ、Vita版はロードの長さなど

リマスターにしては、やや不満を感じる所があるとユーザーから指摘されている。


今回のリマスター版にあたっては、現行の機種よりグラフィックを更にブラッシュアップするとのことだが

それにしても、3200円という価格は強気すぎると感じるきらいもある。

なにせ、まだ現役として扱われている、Wii UでのVCでは823円でオリジナルを買うことが出来る。

追加ダンジョンや新たなモードがあるのは、確かに旧作との違いだが

それだけの違いで、2400円ほどの付加価値があるとユーザーが捉えてくれるだろうか。

セールを最初に行って、2550円で来年の1月8日までは購入することが出来るが…。

スクエニとしても、年末商戦で財布の紐が緩むこの時期に勢いで買ってもらおうと考えているのかもしれない。

聖剣伝説コレクションがベタ移植で3作含めて、4800円で高いと叩かれていたが(実際は売れたが)

ロマサガもオリジナルを3作コレクションパックとして、同じ価格でスイッチに

発売するとかすれば、そちらのほうがまだ需要があると思うのだが。

個人的に、ロマサガ2は思い入れのあるタイトルなので、移植された場合購入をかなり前向きに検討していたが

この値段では、少し考えてしまう。セールが終わって3200円になったら、その後は買うこともなさそうだ。

スクエニのソフトを出してくれる事自体は支持するが、価格設定がドラクエヒーローズ1・2の時から

どうにもおかしいものが多いと感じるソフトが多いのも事実。こういう場合によっては阿漕とも感じられるような

商法を繰り返していると、印象が少しづつ悪くなってくる。今後のソフトリリースの価格付けがどうなるかは

もしかしたら、このソフトの売れ方にかかってくるのかもしれない。


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