2017年はCS業界にとって、ニンテンドースイッチというとんでもないハードが発売された

ゲーム史上にとっても、一つの大きな転換点となりそうな年になっている。



これでもまだ発売から9ヶ月しか経っていないという驚異的な事実があり

スイッチが今後、どれだけのヒットを記録するのかは今の時点では

全く想像がつかない。最終的に全世界1億台は軽々と突破するのでは?という見方も強い。


任天堂の本業であるCSハードは、今年は近年では最も任天堂に勢いがある年だが

昨年からDeNAと協力して、CSゲームの導線にするためのスマホアプリについても

任天堂は強力なIPを使って、非常に大きな存在感を示している。


去年のポケGOは、ナイアンティックが主導であり、任天堂はそこまで大きく関わっているわけではないが

昨年の終わりに、マリオのアプリであるスーパーマリオランをリリースし

2017年には、任天堂的にはやや抵抗もあったと思われる、いわゆるガチャ課金を導入した

ファイアーエムブレムヒーローズ(以降FEH)が2月にリリースされ

課金要素はそこまで強くないにも関わらず、国内外でリリース当初はセールスランキングの上位に食い込むなど

任天堂すらもその売り上げの大きさに驚いたという反響があった。

そして先月の21日にぶつ森のポケットキャンプを出して、現在に至る。


今年リリースしたゲームは、2本と少ないながらも、いずれも異常な存在感を見せており

任天堂の強力IPはスマホゲームに行っても健在ということを改めて知らしめた。


今年の2月にリリースされたFEHだが、Android版を配信するGoogle Playの

今年のベストゲームに選ばれたとのこと!


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FEHがGoogle Play2017ベストゲームに選出!関係者も受賞に思わずびっくり!

FEHは、簡易版FEといった作りになっていて、あくまで本編ほどの奥深い戦略が楽しめるわけではないが

歴代の英雄たちが一堂に会し、人気絵師などが人気キャラクターのデザインを担当していたりする。

もともとキャラクター人気が任天堂IPの中でも強いFEシリーズは、まさにスマホのこういった

ゲームにピッタリとはまるIPであるが、先にも書いたとおり、あくまで任天堂の狙いとしては

スマホアプリはCSハードでの本編に人を呼び込むための、導線であるという捉え方である。

そのFEHが、Android版で一つの賞を獲得した。今年のGoogle Playゲームアプリのベストゲームに選出されたのだ。

2017年、Googleが認めたベストゲーム&ベストアプリとは?

2017年12月4日、Google Playにおいて人気を集めたアプリやゲームを表彰する“Play Time 2017”が開催された。本イベントは、Google Playで配信されているアプリの中で、今年活躍したものを各カテゴリ、部門ごとに表彰するというもの。

中略

2017年のベストゲームは『ファイアーエムブレム ヒーローズ』に

今年の栄えあるベストゲームに選出されたタイトルは、『ファイアーエムブレム ヒーローズ』(以下、『FEヒーローズ』)。

本作は往年からの人気シリーズ『ファイアーエムブレム』を現代スマートフォン市場向けに再解釈して作られたオリジナルタイトル。任天堂が本格的にスマホ市場に参戦、歴史ある人気タイトルをそこに投入するということもあり、リリース時には大きな話題を呼んだタイトルである。

賞を受け取った任天堂の松下慎吾氏は「ビックリしています。今日は何ももらえないと思っていたので、本当にうれしいです。これからも日本と世界のお客様に楽しんでもらえるように頑張っていきたいです」と受賞コメントを残している。


この受賞を受けて、FEHの公式ツイッターも喜びのツイートを行っている。



スマホアプリも、非常に多くのアプリがリリースされている中で、見事FEHがベストゲーム部門を勝ち取ったということ。

CSハードでも今年は任天堂一色の年であったが、スマホアプリでも任天堂のFEHが取るとは…。

もはや、この企業が本気を出したら全方位で覇権を取れるほどのポテンシャルを持っているということか。

もともとは、スマホアプリに客を取られているなどとも言われていたCSゲーム業界だが

その業界でも任天堂の存在感が大きくなってくるという事実に驚愕である。

任天堂が持つ底力は本当に恐ろしい…そんなことを改めて感じた受賞であった。


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