3月3日にニンテンドースイッチのロンチとともに
発売され、久々の復活となったシリーズ最新作でもある
スーパーボンバーマンR。
ハドソンがコナミに吸収された後、出せば一定の売り上げは保証されるであろう鉄板的なゲームであったにも関わらず
しばらく新作が途絶えていたソフトが、ニンテンドースイッチの発売とともに復活したのは往年のファンを歓喜させた。
しかし、リリース当初は操作周りでの致命的なバグがあり
非常に評価が低い原因となってしまった。
それでも、初期にそれなりに売れたことで、ここ数年のコナミの動向を知るユーザーにとっては
信じられないほど、無料のアップデートを行い、ゲームの操作性の修正を行ったばかりか
追加アップロードなどを無料で定期的に行っているという状況になっている。
【アップデート】ボンバーマンRのアップデートが配信!更に挙動が改善へ!
最近のコナミの動向からすれば、まるで改心したかのような良心的なアップデートが
継続的に配信されていることから、ジワ売れが続いているのだろう。
コナミは更なる無料大型アップデートを行うことを告知した。
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ロングセラーに手応えか。Ver2.0の大型アップデートが無料で行われる!年末年始に向けての更なる訴求を開始。
というわけで、今回行われるVer2.0の詳細は以下の動画である。
3対3のマルチプレイで楽しめる、グランプリモードといった要素や
ストーリーモードも追加あり。更にキャラクターコラボとして
歴代のコナミキャラ(一部旧ハドソンIPも含む)といったキャラボンが
多数追加されている。流石にトマトのやつやら藤崎詩織やらはフリーダムすぎると感じるが…w
これだけのアップデートが行われるということは、やはりコナミとしても
このスーパーボンバーマンRは、想像以上に大きな売れ行きになっているということだろう。
少なくとも発売1ヶ月あまりで、全世界で50万本以上売れたことは確定しており
おそらく、本体が売れると同時に水面下でジワ売れしているのだろうと考えられる。
ボンバーマンのようなゲームシステム的には完成され尽くしているタイトルであれば
下手に新作を出すよりも、このような追加アップデートを行っていくほうが
手間もかからないし、ユーザーとしてもありがたいということでよりロングテールな
売れ行きが出ると判断したのだろう。昔のゲームならいざしらず
追加アップデートが簡単に出来る現在なら、この売り方は非常に理にかなっていると言える。
実際、アップデートが定期的に行われる結果、現在Amazonなどで見ると
過去、操作性が悪いと酷評されたときより、パッケージの中古価格が上がっている。
Amazonで今の販売価格を見ると、新品と中古の価格がほぼ一緒なので
今後、新品で買おうというユーザーが増えるのではないだろうか。
そうなってくると、ますますジワ売れで、スーパーボンバーマンRは売れ続けるソフトになりそうだ。
コナミとしても、スーパーボンバーマンRは良い商売になっていると思うので
こうなってくると、他のコナミIPのゲームがスイッチに出ることを期待したい。
現時点ではスーパーボンバーマンRのみなので、もうシリーズが長らく出ていないIPや
ここのところ、動きが少ないIPを出せば、まだまだチャンスはあるように思う。
コナミがどこまで本気を出すかは期待を持つだけ無駄に終わる可能性もあるが
かつては、大手サードでもかなりの存在感があったあの頃のコナミが戻ってくることを
往年のゲーマーとしては望まずにはいられない。