毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


2025年の11月も半分が終わり、あと今年も1ヶ月半。(ランキング的に)

これからゲーム業界に限らず、小売は年末商戦ということで繁忙期となる。

ゲーム業界で言えば、ハードの売上の他、ソフトも当然ながら売れる時期となるので

これからの2025年最後までの週販の結果を見ていくのが今から楽しみである。


昨日の時点で、桃鉄2などの新作ランクインが確認できたが、TOP11以降の新作ランクインや

恒例の消化率について触れ、考察していきたい。早速見出しのあとで結果を見ていきたい。


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【ファミ通】2025年11月10日~2025年11月16日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2025年11月10日~2025年11月16日


まずは恒例の新作消化率。

桃鉄はマルチいずれの機種も、20~40%の緑消化率。

普通のタイトルなら厳しい消化率だが、桃鉄はまずこれから年末商戦に向けて売上を伸ばすタイトルなので

この消化率を徐々に減らしていくという結果をこのあと見せるのだと思う。


8位のコールオブデューティは、40~60%の消化率。

こちらも、ある程度売上が読めるタイトルなので、投げ売りすることはなく初回分は売り切れるのではないだろうか。


ドラゴンボール Sparking! ZEROのスイッチ版とスイッチ2版は40~60%。

こちらも、販売本数から考えるとある程度妥当な売上と出荷数ではないかと思う。


11位以下の新作ランクインは、まず11位と13位にPS5とスイッチのアトリエシリーズの

コレクション的なタイトルであるライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DXがランクイン。

どちらも消化率は80~100%となっており、需要を読み切ったか少し品薄かと言ったレベルとなっている。

元々の値段も高くファンは既に全部単品で持っているような人も多いかと思うので、妥当な売上と消化率ではないだろうか。


14位にはスイッチ2での龍が如く 極2がランクインしている。

PSでは一定の存在を示していたタイトルだが、スイッチではユーザーの年齢層やターゲット的に

どうしてもその需要からはずれているタイトルだと思うので、妥当なのかなとも思う。

それでも20~40%の消化率はかなり厳しく、こちらは投げ売りが行われる可能性がある。

17位の極も、同じく緑消化率となっていて、いずれも厳しいかなという印象。


16位にはお文具といっしょ ユルっとポチっと遊びましょがランクイン。

この手のゆるキャラタイトルだと、イマジニアや日本コロムビアがパブリッシャーというイメージがあるが

D3パブリッシャーがパブということで、ちょっと変わったタイトル。

消化率的には芳しくないが、この手のタイトルはイオンとかそういう感じのゲームコーナーに

一通り陳列して、家族向けに売れるようなタイトルなので、見えないところでジワ売れしていくのだろうと思う。


21位には、これこそ日本コロムビアの蟲神器 めざせ!最強の蟲主がランクイン。

100円ショップ・ダイソーが展開しているオリジナルのトレーディングカードゲームをゲーム化したという異色のタイトル。

消化率的にはかなり低いが、これも口コミとかでじわじわ売れるようなタイトルと思われるので気づいたら

結構売上が上がっていたということもあり得るタイトルではないかと思っている。


23位にはフリューの新作・ベイブレードエックス エボバトルがランクイン。

しかし消化率は0~20%とかなり厳しい売上となっている。

こちらは確実に将来的に投げ売りされるだろうなというレベルで、相変わらずのフリュー節だなぁと思う次第。


28位に、こちらの記事で投げ売りされていることに触れたモンハンワイルズがランクインしている。

売上は2000本程度となっているが、この投げ売りが行われているということは、ビックカメラ以外でも

かなり値引きされるであろうから、来週以降もう少し数字が伸びる可能性がある。

来週以降のモンハンワイルズの売上にも注目していきたい。


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