管理人が当ブログを更新する際に、バックグラウンドで流している
ゲーム音楽を紹介するだけのコンテンツの第109弾。
2025年も大体月一ペースでの更新となりそうなこのコンテンツ。
今回も前回の更新からほぼちょうど一ヶ月ということで、キリのいいタイミング。
109曲目は、メンバーシップリクエストで最近動画投稿しまくってるあのタイトルから。
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No.109 FC FC 北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ オープニングテーマ
109曲目は、去年まさかのスイッチでのリメイクが発売され、管理人も大興奮だった
堀井雄二氏原作で、元々は1984年にPC向けのミステリーADVとしてリリースされたタイトルを
1987年に、ファミコンに移植した北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆのオープニングタイトルである。
電源を入れた瞬間にこの音楽が流れ、これから始まる事件の幕開けを匂わせる
不穏な雰囲気のBGMということで、一気にゲームの世界に引き込む一曲になっているように思う。
基本的に暗めの曲でありながら、どこか哀愁感も覚える一曲となっており
このゲームをプレイした人には、まず間違いなく記憶に残っている音楽かと思う。
実はゲーム内でも流れる場面があり、それが最後の事件解決後、ボスの東京での部下である
くろきとの会話シーンということで、この音楽のあとシュンからの例の手紙を見て
そのままエンディングに突入していくというシーンでも流れているので、最後の最後で存在感を放つ曲でもある。
つまり、このゲームの始まりでもあり終わりの曲でもあるというなんとも憎い演出がされている一曲と言えよう。
自己主張が強い訳ではないけれど、的確にムードを盛り上げてくれる曲ですね。
オホーツクの音楽と言えば、ゲヱセン上野氏。
https://igcc.jp/ichihara-14/
こちらによると「PC-6001版・MSX版・PC-9801版のゲーム制作をメインで担当しつつ、音楽も担当」とのことで、黎明期の業界にはこういうスーパーな作り手が結構存在してて、すごい時代だったと思います……
オホーツクと言えば、個人的に記憶に残るのがPC-9801版(雑誌・LOGiNの付録)。 当時PCを買えなかったので記事の画面写真で想像を膨らませてました。 圧倒的にアダルティな画風に、強烈な“昭和色”を感じます(スイッチ版に収録してほしかったですが、さすがに無理だったようで……)。
北海道連鎖殺人という不穏なタイトルを象徴するかのような、印象的な音楽ですよねぇ。
スーパーマルチな才能を持つゲヱセン上野氏の本業は『ライター』なんですよね。
まさに才能の塊といった感じの方で、他にはマリオのピクロスの曲なんかも書いていますが
作曲能力も非常に高いと感じる方です。
オホーツクもマルチで複数のPCででてますけど、PC9801版はなんというか
それこそリアル火曜サスペンス劇場みたいな雰囲気の大人びたキャラクターデザインになっているんですよねぇ。
確かにあれもやってみたいですが、まぁ無理ですよねw