毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日の速報では、ドンキーコングリターンズHDが2週連続のトップとはなったものの
全体的な売上本数は落ち着いた、小売閑散期らしい数字が出ている状況となっている。
これから2月はかなり小売の販売数が落ちるので、ハードを出している会社だけではなく
小売としても、場合によっては不良在庫もでる可能性があるなかなか難しい時期となる。
3月になれば、卒業などの年度終わりの需要があり、多少数字が回復するが
今年はスイッチ2のニンテンドーダイレクトが4月2日にあるので、それまでは落ち着いた売上が続くのではと予想している。
もっとも、2月にスイッチ最後のニンテンドーダイレクトが配信される可能性もあるわけで
これからの任天堂の動きについては、注目であるのは間違いない。
前置きはこれぐらいにして、TOP30の結果を早速見ていこうと思う。
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【ファミ通】2025年01月20日~2025年01月26日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2025年01月20日~2025年01月26日
まずは恒例の新作消化率。
エンダーマグノリアは2機種とも、消化率は60~80%となっており良好。
今年に入ってでた新作ソフトは、今のところは消化率は良好なソフトが多く小売としても
上手く売上をコントロールできているなという印象。
TOP11以下の新作としては、11位にかなりの後発となるスイッチ版の
GUILTY GEAR -STRIVE- Nintendo Switch Editionがランクインしている。
ギルティギアシリーズの最新作が、任天堂ハードに移植されるのは初となるが
移植の完成度はかなり高いようで、スイッチでもギルティギアシリーズが同時展開される可能性も高そうな結果となっている。
元々格ゲーが今は、かなりニッチなジャンルとなっているが、消化率を見る限りは結構狙い通りの売上なのだろうと思う。
14位にはエンターグラムの力の入った美少女ゲー、制服カノジョ2がランクイン。
こちらも、消化率は60~80%となっており、元々の出荷数が少ないとはいえ、いい感じの売れ方となっている。
ちなみに、このゲームは規制のあるPS4版も発売されているが、案の定ランクインはない。
PS自体ソフトが売れないし、更にスイッチ・PC版に比べての劣化版なのであれば
PS4しか持っていないという人以外は、全く選ぶ理由がないというのがこの結果だろう。
その他のランキングは、いつもの通り。
30位が1187本と、まさに閑散期の売上数字となっているが、2月は更に閑散期となるので
しばらくは寂しい数字のランキングが続くと思われる。
2月末のモンハンワイルズが果たしてどれくらい盛り上げるかというところではある。