毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
先週のランキングは、4週連続でティアキンが一位となり、スイッチも8.8万台売り上げる好調な結果となった。
新作はスト6と世界樹リマスターといった注目タイトルが出ていたが、かつて日本中で大ヒットを
巻き起こしたスト6の日本で発売されたパッケージ、PS4と5版のマルチ合算が
まさかの世界樹リマスター単独に売り上げで負けるという結果が出ていた。
前作の5と比べても売り上げは落ちており、確実に日本での格ゲーの立ち位置が
間接的に類推されてしまうかのような結果であったが、カプコンが発表したところによれば
全世界で100万本は売れたということも明らかにはされている。
ただそれでも、かつての格ゲーの覇者がこれだけしか売れなかったことに衝撃と
半ば予想にも近い結果になったところが、かつてスト2にハマっていた人間としては若干複雑ではあるところ。
前置きはこれぐらいにして、早速TOP11以降と消化率を見ていきたいと思う。
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【ファミ通】2023年5月29日~2023年6月4日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年5月29日~2023年6月4日
まずは恒例の消化率。世界樹については、大体捌けているといったところ。
パッケージ版は確か限定発売だったかと思ったので、こちらは投げ売りすることもなく売り切れるだろう。
スト6についても、両機種ともにまずまずの消化率。
まぁこちらも、初回出荷分は捌けるとは思われる。総出荷はマルチで大体6万本程度か?
塊魂のスイッチ版は、結構強気な出荷だったのか、緑色。
ただ、定価が安いのと、スイッチはこの手のタイトルがジワジワ売れる市場で
小売は焦らずに売れるのではないかと思われる。
LOOP8のスイッチ版も、緑色だがこちらはちょっと投げ売りになりそうな気配がある。
16位にLOOP8のPS版、28位に塊魂のPS版がそれぞれランクインだが
本数は少なく、消化率もそれぞれ緑色となっている。
来週には両方ともランク圏外となると思われるので、こちらも小売は血を吐かなければいけないかもしれない。
他のソフトはいつもランキングというところだが、ここのところ廉価版となっているとはいえ
ぷよテト2のスイッチ版の売り上げが結構安定しているなという印象。
本数自体は多くはないが、ジワ売れでいつの間にやら全世界で100万本とかもありえるのかもしれない。
こういうソフトが多いのがスイッチという印象で、小売としてもありがたいのは間違いないだろう。