毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、327週目となる2023年6月第1週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


2023年も上半期最後の月となり、今月は例年だとE3がアメリカで開催され

各社から新作ソフトなどの発表が行われる時期ではある。

しかし、今年のE3については中止が早々に決まっており、先月の終わりに

ソニーが日本語非対応のショウケースを配信しており、MSも今月11日に大規模な

ショウケース配信を行うことがすでに確定となっている。

任天堂についても、今月末に1・2スイッチの続編的な作品が発売されることが

すでに発表となっているわけだが、ニンテンドーダイレクトが行われるであろうということへの

期待はすでに国内外で高まっている状況にもある。

ただ、このコンテンツとしては、まずはゲームの販売台数を行うことが最優先となるので

確定していないものに想いを馳せるのではなく、まずは足元の結果を見ていきたいと思う。


先週の新作ソフトであるが、まず久々のナンバリング新作。

ただ、ポリコレ感がかなり強く発売前からやや悪い意味で話題になっていた

ストリートファイター6がPS2機種で発売。



日本では先鋭化しすぎて、完全に閉じられたコミュニティになってしまっている格ゲー界隈。

ストリートファイターシリーズは2D格闘の中では、現在でも知名度とそれなりのファンがいるが

現在は全世界で100万人プレイヤーがいるという発表が行われているのみで

日本での今回のセールスもかなり厳しい状況になっているのではないかと予測される。

10万本もマルチ合算ですらいかないのではないかと予測。


スイッチにはSteamとのマルチだが、DSで発売されすでにシリーズ的には15年以上の歴史がある

タイトルのDSで発売された3作をリマスターした世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTERが発売している。



リマスターということで、新シリーズとは違い、ほぼオリジナルに忠実な移植。

多少マップの書き方に癖があるが、それでも売りのシステム、地図作成も問題なくスイッチでもできることが証明されている。

パッケージ版は三部作全てが収録されているが、DL版は分割して一作ずつ購入が可能。

ただ、パッケージ版を買うほうがDL版を分割して買うよりもお得なため

筋金入りのボウケンシャーは、こちらのパッケージ版を買うはずで、ボウケンシャーは

そちらのコアなファンの方が多いと思われるので、下手をするとマルチ合算の

ストリートファイター6より売れるかもしれない。この対決は見ものである。


他にはLOOP8やみんな大好き塊魂アンコール+ 王様プチメモリーといったタイトルが出ているが

こちらは詳しい紹介は割愛。ただランクインはTOP30以内には確定ではあると思うので

TOP10に入っているかどうかが個人的な注目であったりする。ただ有力は前述の2つだろう。

果たして前述の2つの新作のどちらかがTOPになるか。それともティアキンが4週連続TOPとなるか?

気になる結果は見出しのあとで!


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ニンテンドースイッチ327週目は合算で8.8万台を売り上げる!世界樹リマスターが3.8万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】4週連続で『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が首位に! 『世界樹の迷宮』『スト6』など注目作もトップ10入り【5/29~6/4】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2023年5月29日~6月4日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が変わらずに好調で、78602本を販売。4週連続で首位を獲得する結果に。2017年に発売された前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』も7075本を売り上げて7位に食い込んでいる。

 一方、今週は新作タイトルも4作品(機種別にカウントすると5作品)がトップ10に入っていて、順に見ていくと、2位には『世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER』がランクイン。

 続いて3位と4位には、『ストリートファイター6』のプレイステーション5版とプレイステーション4版が並び、両バージョン合算で累計販売本数は33270本を記録。年内には公式大会なども開催されるので、ここからの売れ行きに注目したい1作だ。

 また6位には、2005年発売のタイトルに新要素を追加したリマスター版『みんな大好き塊魂アンコール+王様プチメモリー』、9位にはジュブナイルRPG『LOOP8(ループエイト)』が並び、トップ10の顔ぶれが大きく変わる結果となった。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
78602本(累計159万4275本)/任天堂/2023年5月12日

2位(初登場) Switch 世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER
38656本(累計38656本)/アトラス/2023年6月1日

3位(初登場) PS5 ストリートファイター6
21192本(累計21192本)/カプコン/2023年6月2日

4位(初登場) PS4 ストリートファイター6
12078本(累計12078本)/カプコン/2023年6月2日

5位(前回2位) Switch マリオカート8 デラックス
9641本(累計531万9756本)/任天堂/2017年4月28日

6位(初登場) Switch みんな大好き塊魂アンコール+王様プチメモリー
8415本(累計8415本)/バンダイナムコエンターテインメント/2023年6月1日

7位(前回4位) Switch ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
7075本(累計220万3151本)/任天堂/2017年3月3日

8位(前回5位) Switch Minecraft
6152本(累計315万2980本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

9位(初登場) Switch LOOP8(ループエイト)
5796本(累計5796本)/マーベラス/2023年6月1日

10位(前回7位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
5606本(累計520万5971本)/任天堂/2018年12月7日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/11922台(累計1934万3590台)
Switch Lite/9947台(累計532万662台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/66480台(累計471万350台)
PS5/30690台(累計311万6733台)
PS5 デジタル・エディション/4586台(累計50万6205台)
Xbox Series X/172台(累計18万6209台)
Xbox Series S/156台(累計25万2718台)
PS4/2086台(累計787万3756台)
Newニンテンドー2DS LL/43台(累計119万1698台)

というわけで、ニンテンドースイッチの327週目はノーマルスイッチが11,922台

Liteが9,947台、そして有機ELモデルが66,480台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で29,374,602台となった。

スイッチはこの時期でも8.8万台ということで、相当調子がいい結果がでている。

何度も言っているが、すでに7年目に突入しているこのハードが、この勢いで売れているのが規格外であるのは間違いない。

PS5もここのところ、3万台以上を安定して売り上げているが、相変わらずソフトが弱い。

本体の売上は見た目以上に、大きな差がついていると感じるここのところのランキングである。


TOP10はティアキンが4週連続TOPを維持。安定して売れている。

新作は予想通り、2つの取り上げたタイトルが一つ図抜けて売れている。

ただリマスターでも塊魂はさすがといったところだし、LOOP8も健闘したと感じる。

そして、やはりまずいなと感じるのはストリートファイター6。

マルチ合算で、世界樹の迷宮リマスターに負けているという有様。

世界樹の迷宮は1と2に至っては、3DSで新が出ているので2回めのリマスターである。

(新はリメイクレベルだが、新の中にオリジナルも収録されている)

3が初めてのリマスターになるが、それでもアトラスのコアなファンに偏った

タイトルのゲームに、マルチ合算でストリートファイターの

ナンバリング新作が負けているのはここまで衰退したかと思わざるを得ない。

DL版を入れたとしても、せいぜい合算で5万行っているかどうかぐらいのレベルかと思うので

Xbox版・Steam版があるとはいえ、このプレイヤー人口(全世界100万人超ぐらい)で満足な対戦ができるのだろうかとも心配になる。

やはり、格ゲーは今後も閉じられたコミュニティのジャンルとして、緩やかに死に向かっていくのではないか…

そんなことを感じさせる、今回のストリートファイター6の売上結果である。


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