──今は、本当に学生や個人でもインディーゲームを作れる環境が揃っていますよね。
吉田:作ってみて自分の適正がわかってきたら、専門学校に入るというのも1つの手です。専門学校では「ゲーム制作とは?」といった基礎から教えてもらえますし、仲間を見つけてチームを作ることもできます。
卒業制作で良い作品が出来たら、自分の卒業制作がインディーゲームとして発売されるケースだってあり得ますよ。
私も毎年“BitSummit”(日本最大のインディーゲームイベント)を見に行くのですが、そこで学生さんが作ったゲームを「これはいい作品だね」と褒めていたら、次の年にNintendo Switchで発売されていたことがありました。ですから、専門学校に入るのは1つのやり方ですね。
引用元: 道は厳しいが環境は良い! インディーゲームクリエイターになる方法:SIE吉田修平氏インタビュー連載【電撃インディー#294】
SIEのゲーム開発の偉い人なのに、スイッチで出されていたことを語るのはどうなんでしょうw
褒めただけでPSに出さないかとか誘わなかったんですかね?
それとも誘ったけどやんわりと断られたとかなんでしょうか?
様々な解釈ができるような出来事ではありますな。
PSは特にインディーに厳しい(サポートやストアでの扱いなどについて特に海外で文句言われまくってる)ことは
業界では有名なんじゃないでしょうかね。逆に任天堂はサクナヒメの例などからも見られるように
良いと思ったものを、積極的に誘致して、成功に至ったタイトルが幾つかあるのが確認されています。
Xboxもその辺りはしっかりしていて、この2社はインディーだからというような扱いはせず
開発者にわかりやすい環境を提供しているという話が、実際にインディーの現場から聞こえてきているわけです。
SIE自体は、一番えらい人のジム・ライアン氏が、インディーゲーム自体を重視していないように思われる発言を
海外メディアに取り上げられたりしているので、SIEがインディーを軽視しているのは間違いないでしょう。
コラムでクリエイターを目指す人向けの内容となっているのですが、言っていることは
SIEの開発の偉い人に褒められようと、サポートや認知度、今までの成功事例から
インディー側が選ぶのは、少なくとも国内ではスイッチ市場優先という話でしょう。
なにせ、マルチでリリースしたインディータイトルの場合、ほぼ例外なく一番売上が低いのはPSプラットフォームですので。
開発者だって自分たちのゲームがプレイされて、更に儲けられれば一番良いわけですから
そもそもPS独占で出すような形はほぼなく、またマルチですらも候補から外される例も散見されます。
コラムという形で書かれているので、あまり感じませんが、実はかなりダサイ状況だなぁと個人的に思います。
これが、ゲーム等を含む自称エンタメ評論家(「自称」を付けたのには他意はありません。きっと・・・)が書いた記事なら、何とも思わなかったかもしれないですけど、さすがにゲームハードメーカーの関係者(しかも、今回は幹部というか偉い人。)が書いた記事として読むと、「ダサい」とまでは思わなかったですけど「あれ?」とは思いました。
ただ、インディーの場合は特にそうだと思いますけど、自分たちが開発したゲームをどのゲームハード・プラットフォームで出すかは、その開発者の判断によるものですから、その辺りの件については「あれ?」と思った以上のことはなるべく考えないようにしてます。
個人的にダサいと思うポイントとしては
・褒めたのに自分の所(PS)で出してもらっていないということ
・勧誘したのかどうかは分からないが、していたのであればPSに魅力がない、していなければ見る目がない
というところですな。いずれにせよトップが話す内容でないと思いますね。
インディーについては特に海外で、SIEの対応の悪さが実際の開発者から聞こえてきていると。
売れないしサポートもよくないということで、魅力で言えば3社の中で一番低いと言わざるを得ない現状のようです。