毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、220週目となる2021年5月第3週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


GWも絶好調だったスイッチは、そろそろファミ通集計でも国内2000万台の大台が目前に迫っている。

GW中に発売されたNewポケモンスナップが、新たなスイッチのソフトとしてラインナップに加わっているが

ポケモンのスピンオフなので、そこまで大きな売上には至っていない。

しかし、スイッチの強力なソフト群のラインナップが更に補強されること自体が大きいので

またスイッチに一つの安定的な売上を期待できるソフトが出ているということにもなる。

こういったソフトの積み重ねが、今のスイッチの強さを作っていることになる。

この築き上げられたソフト群は当然ながら、蓄積される一方なのでスイッチの地位は盤石になっていくばかりである。

それに合わせて、他のメーカーのソフトリリースも増え、多種多様なゲーム市場が生まれる好循環を生み出し

売上がいつまで経っても落ちないまま続いているということになる。

今月も既に、大きな売上はなくとも多種多様性を出せるソフトが大量に出ているので

スイッチの勢いはまだまだ止まらないだろう…という個人的な見立てをしている。

流石にGWが終わったあとは6桁台数は厳しいだろうが、7~8万は安定して売れていくだろうと思われる。


先週の新作ソフトだが、任天堂より今から30年以上も前のソフトの

完全リメイクとなるファミコン探偵倶楽部の2作リメイクが発売されている。



任天堂×MAGESの企画となり、限定版の冊子によるとMAGES側から持ち込まれた企画のようだ。

値段についての批判はあるものの、ゲーム自体の出来はかなり好評で、安定の

任天堂クオリティが発揮されているといえる。パッケージソフトとしては

上記商品リンクの形態…消えた後継者とうしろに立つ少女の2作がカップリングされ

限定のオマケがついているコレクターズエディションのみ発売となっており

購入のハードルが若干高くなっている。また、ADVというジャンル自体が、今現在は斜陽で

BONDもそんなに売上が上がっていなかったことを考えると、初週1万もいけば良いほうだろうか?

予想が難しく、一体どれくらい売れるかが個人的に全く見当がつかないが結果やいかに?


他にも少しソフトが出ているが、注目すべきはファミコン探偵倶楽部のみだと思う。

果たしてこのタイトルはTOP10圏内に入れるのか?220週目の結果は見出しのあとで。


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先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】PS4版『バイオハザード ヴィレッジ』が首位に! Switch『ファミコン探偵倶楽部』も初登場【5/10~5/16】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 25年の歴史を誇るサバイバルホラーのシリーズ最新作『バイオハザード ヴィレッジ』が、35045本を売り上げ首位に。累計販売本数は14万6216本となっている。

 2位以降には、『モンスターハンターライズ』、『New ポケモンスナップ』、『リングフィット アドベンチャー』といった、お馴染みのタイトルが並ぶなか、6位には初登場となる『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者・うしろに立つ少女 COLLECTOR’S EDITION』がランクイン。

 こちらはファミリーコンピュータ ディスクシステムで発売されたアドベンチャーゲームのリメイク作品で、ふたつのタイトルを1本化したもの。往年のファンからの注目度も高く、好セールスを記録している。

 一方、ハードに目を向けると、発売27週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して14044台、Xbox Series X|Sは合算で1183台の売り上げとなった。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回3位) PS4 バイオハザード ヴィレッジ
35045本(累計14万6216本)/カプコン/2021年5月8日

2位(前回2位) Switch モンスターハンターライズ
34178本(累計217万5616本)/カプコン/2021年3月26日

3位(前回1位) Switch New ポケモンスナップ
17593本(累計21万1978本)/ポケモン/2021年4月30日

4位(前回8位) Switch リングフィット アドベンチャー
13970本(累計256万8154本)/任天堂/2019年10月18日

5位(前回5位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
12918本(累計218万327本)/KONAMI/2020年11月19日

6位(初登場) Switch ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者・うしろに立つ少女 COLLECTOR’S EDITION
12269本(累計12269本)/任天堂/2021年5月14日

7位(前回4位) Switch スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
11133本(累計73万9142本)/任天堂/2021年2月12日

8位(前回9位) Switch マリオカート8 デラックス
9914本(累計383万4911本)/任天堂/2017年4月28日

9位(前回10位) Switch Minecraft
9753本(累計194万9883本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

10位(前回11位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
6997本(累計427万8593本)/任天堂/2018年12月7日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/72121台(累計1605万3441台)
Switch Lite/23290台(累計379万4571台)
PS5/10896台(累計60万6767台)
PS5 デジタル・エディション/3148台(累計11万9695台)
Xbox Series X/667台(累計32727台)
Xbox Series S/516台(累計11053台)
PS4/1226台(累計778万4365台)
Newニンテンドー2DS LL/495台(累計116万4082台)

というわけで、ニンテンドースイッチの220週目はノーマルスイッチが72,121台

Liteが23,290台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で19,848,012台となった。

7~8万台売れるだろうと前段で書いたが、9.5万台売れるとか、もはやおかしいとしか言えないレベル。

普通であればGW終わった直後で、売上は落ちるタイミングであるが6桁近い販売台数が記録されている。

ノーマルスイッチ単独で1600万台を越え、合算の数字はあと15万台強で2000万台に到達する。

今のペースで行けば、今月中の結果で2000万台到達の可能性が非常に高いという状況になっている。

一方のPS5はかなりの落ち込みで合算で1.4万台ほど。スイッチとの差は開く一方である。


ソフトランキングは、当然ながら2週連続でバイオハザードビレッジが一位を獲得。

しかし、かなり売上は落ち込んでおり、来週か再来週にはTOPの座を別のソフトに明け渡すことになりそうだ。

(今週のミートピア、ルンファク5が抜く公算が高いだろう)またPS5のソフトで今年最大の売れ行きとなった

PS5版のバイオハザードビレッジは3.8万本→6997本未満という推移になっていることが確定で

明日発表されるTOP30圏内には、流石に残っているとは思うが、こちらも相当落ち込んでいるのが

ほぼ確定となっているのが厳しいところ。2週目でマルチ合算20万本を越えない結果が

確定ということで、ナンバリング扱いのタイトルにしては大きく数字を落としたなというのが正直な感想である。


ファミコン探偵倶楽部は自分の予想より若干強めの1.2万本の売上を記録し6位にランクイン。

どちらかというと懐古層に訴求するようなソフトであろうが、新規がどれだけいるのかは気になるところ。

またそれぞれ単品で販売しているDL版の売上も気になるところだが、次の決算で公表されるようなことはあるだろうか。

BONDに次いでこちらも良質なADVであるのは間違いないが、やはりゲームジャンル的に厳しいのは

間違いない結果でもあると言えるのだろう。今からADVの復権はなかなかに厳しいとは思うが

かつて様々なADVタイトルを楽しんだ人間としては、今回の結果が何かしら次に繋がればいいなとも思っている。


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