毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で1日ずれて木曜日。
ニンテンドースイッチが発売されてから、175週目となる2020年7月第1週の週販ランキングが
先程ファミ通で更新された!
先週あつ森が国内パッケージのみで500万本突破、スイッチは合算で1400万台を突破。
さらにオマケ的(といっても実績は半端ないのだが)にマリカ8DXが国内パッケージ版のみで
300万本突破と言った、景気の良い話しか無かったニンテンドースイッチ。
本体の販売は、夏休み・お盆商戦を前に本来であれば売上が落ち込む時期であるにも関わらず
相変わらず出荷した分だけが捌けているような状況がずっと続いており
日本市場では、今でも購入する際には抽選販売という形を取っている店舗が多数ある。
コロナ禍によって落ち込んでいた生産も、夏頃にはもとに戻る可能性が高いといった
古川社長の株主総会での発言もあり、このビッグウェイブに一刻も早く
乗れるように生産台数の回復も期待したいところだが、もしかすると今までの平時の生産状況にあっても
今の日本国内での需要は完全に満たすことは出来ないのではないか…そう思わせるほどスイッチは売れている。
この恐ろしいまでの需要を維持しているのは、間違いなくあつ森効果が一番であり、あつ森を
買ったユーザーが、2本目・3本目にまた任天堂の定番タイトルを購入しているであろうことが
数値から読み取れるようなランキング結果が続いている。この傾向はPS5が出るまではもはや変わることはないだろう。
新作タイトルは先週は少ない。パッケージはスイッチ2本、PS41本となっている。
その中での注目は、アトラスが後発マルチ・完全版として発売している
キャサリン・フルボディ for Nintendo Switchである。
完全版とは言え最後発マルチ。また元のタイトルもそこまでの支持を得ていないこと。
スイッチユーザーがあまり買いそうもないジャンルのゲームであるとはいえ、やはり発売された当初は
アトラスのタイトルとしてかなり注目されたタイトルでもあっただけに、TOP10に一週限りで
入ってくる可能性はあるのではと予想している。5桁に届くか届かないかぐらいの売上と予想するが。
あとは『普通の』タイトルなら、それなりの売上も見込めたであろうが
VRタイトルとなっているマーベルアイアンマン VRがPS4で発売。
VR対応ではなく、VR専用タイトルということでPSVRが必須なタイトルとなる。
素材自体は、十分にTOP10に入れる素材であるが、VR専用タイトルという時点で
大きく需要が下がってしまうのは間違いない。VRタイトルは目立つタイトルが殆ど出ていないので
逆に先日セールもしたこともあって、多少は増えたと思われる?PSVRユーザーが
ある程度買う可能性はありそうだが、TOP10に入ったとしても一週限りだろう。
TOP10には入らなくても、TOP30入はするとは思われる。
あとはスイッチで女児向けタイトルとなると思われる
わんニャンどうぶつ病院 ペットを助けるだいじなお仕事が
日本コロムビアより発売されているが、まぁこれがランクインすることは無いはず。(TOP30も含め)
目立った新作が無いので、またしても1位はあつ森確定になるのは間違いない175週目のランキング。
定番タイトルの動向も含めて、結果はどうなっただろうか?
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ニンテンドースイッチ175週目は合算で万台を売り上げる!が万本売り上げTOPに!
先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。
ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。
2020年7月3日にアップデートが行われた『あつまれ どうぶつの森』が53506本を売り上げ、2週連続の首位に輝いた。2位は『世界のアソビ大全51』が先週3位からひとつランクアップ。3位『リングフィットアドベンチャー』も好調で、20000本弱をコンスタントに売り上げている。
そのほか、『The Last of Us Part II(ラスト・オブ・アス パートII)』も堅調に推移しており、新発売のソフトに注目すると、9位に『キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch』がランクインした。
ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch あつまれ どうぶつの森
53506本(累計505万8226本)/任天堂/2020年3月20日発売2位(前回3位) Switch 世界のアソビ大全51
23591本(累計19万5211本)/任天堂/2020年6月5日発売3位(前回2位) Switch リングフィット アドベンチャー
19285本(累計109万2799本)/任天堂/2019年10月18日発売4位(前回7位) Switch マリオカート8 デラックス
10037本(累計301万5080本)/任天堂/2017年4月28日発売5位(前回4位) PS4 The Last of Us Part II(ラスト・オブ・アス パートII)
9279本(累計21万3968本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2020年6月19日発売6位(前回9位) Switch スプラトゥーン2
8114本(累計347万8749本)/任天堂/2017年7月21日発売7位(前回8位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
8111本(累計364万7104本)/ポケモン/2019年11月15日発売8位(前回12位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
7111本(累計374万4880本)/任天堂/2018年12月7日発売9位(初登場) Switch キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch
6917本(累計6917本)/アトラス/2020年7月2日発売10位(前回11位) Switch Minecraft
6104本(累計143万2705本)日本マイクロソフト/2020年6月21日発売中略
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。
ハード推定販売台数
Switch/38428台(累計1173万6068台)
Switch Lite/13822台(累計236万6495台)
PS4/2523台(累計762万4046台)
PS4 Pro/2035台(累計156万4567台)
Xbox One S/18台(累計21377台)
Xbox One X/26台(累計20596台)
Newニンテンドー2DS LL/856台(累計172万3145台)
Newニンテンドー3DS LL/77台(累計588万7998台)引用元: 参照記事のタイトル
というわけで、ニンテンドースイッチの175週目はノーマルスイッチが38,428台
Liteが13,822台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で14,102,563台となった。
先週と比べるとかなり数字は落ちている。有力新作が無く夏休み前の時期なので、前述したとおり今は売れない時期ということになる。
来週の数字は、九州の豪雨災害などの影響で相対的に数字が下がる可能性があるので、もっと低い可能性はある。
PSは合算で4500台程度と完全にセールがなければ終了という状況になっている。そろそろゴーストオブツシマなどの
注目タイトルは出るが、やはり本体の売上が大きく回復することはもう無いだろう。
ソフトはキャサリン・フルボディ for Nintendo Switchが新作では9位にランクイン。
1万本近くはいくかな?と思っていたが、それよりは弱い数字になっている。
やはり最後発マルチで、評価も出揃い、更にニンテンドースイッチユーザー向けタイトルではないので
この結果と考えるのが自然だろう。正直PS4と同発で出したとしてもスイッチ版のほうが売れないと思う。
他のランキングはいつもどおり。最近1~3位までは完全にタイトルが固定されている。
あつ森はもはや何も言うまい。これから売上は逓減するはずだが、年末でどうせまた数字を
大きく伸ばすことが確定なので、ここからは数字がどれだけ伸びるかを見守るだけになるだろう。
気づけばアソビ大全がラスアス2の本数に迫っている。間違いなくラスアス2はアソビ大全に負ける。
PS4渾身のファーストタイトルが、既存のゲームを寄せ集めたテーブルソフトに負けるなどとは…
SIEとしては信じたくないような結果なのかもしれない(任天堂製なのでやはり作り込みが半端ないが)
今回もPS4はラスアス2のみで、スイッチがほぼランキング上位を独占。この傾向はPS5が出るまで
ずっと変わらないのは間違いない。もはや日本はスイッチ一強。この認識が覆るのはいつの日だろうか。
アソビ大全とラスアス2の制作費と売り上げの関係を考えると‥‥‥確かにかなり厳しい印象です。 PS4自体の販売台数も落ち込みが激しく、まさかと思いますがニンテンドー2DSに抜かれやしないかと、あらぬ心配をしてしまいます。
スイッチ本体の合算1400万越えという数字は、(2台持ちの方もいるので単純比較はできないとはいえ)スーファミの国内普及台数と同じですね。 しかもあちらは95年の史上最高?のソフトラッシュ(クロノ・ドンキー・エストポリス2・天地創造・天外ZERO・シレン・ドラクエ6・Tオウガ・テイルズなど)後の終息期(発売後5年以上経過)の数字ですが、スイッチはまだまだ大作ソフトを先に控えてのこの状態ですから‥‥‥うーん、どこまでいくか末恐ろしいものがあります。
制作費にはどれくらい差があるんでしょうね。アソビ大全は着実に売上を伸ばしておりますがラスアス2は完全に失速してしまいましたね…。
PS4は歴代のPSの末期と比較しても、あまりにもひどい落ち込み方です。日本ではどんどん存在感も薄くなってきていて日本軽視も進んでいるように見えますから、セール以外で大きく浮上することももう無いのでしょうね。
SFCは国内では恐ろしいほどの勢いがあって、1995年なんかはおっしゃるとおりJRPG全盛で売れに売れまくっていた時代ですもんね。その時の勢いをまさか景気も落ち込んで娯楽も多種多様化した今の時代においてスイッチが見せつけるとは夢にも思いませんでしたね。