2017年も、この記事を更新している時点で、あと大体5時間ほどとなりました。

あと少しで、2018年という新しい年がやってきますが、新年を迎える前に

このブログ的な、総括記事を書いてみたいと思います。


とはいっても、2017年はもはやニンテンドースイッチ一色の年だった

というのは、ゲーム好きなら誰しもが思っていることでしょう。それほどまでに、スイッチが与えた

衝撃というのは、とても大きかった。このブログも元々スイッチが好調だったこと。

そして、管理人が30年来の任天堂ファンであることもあって、開設したようなものです。

完全に趣味のページとして始めたものですが、今年はスイッチの…ひいては、ゲーム業界によいニュースが

多く報じられたので、ここ数年停滞していたCSゲーム業界が非常に活気づいたと思います。

ここ数年右肩下がりだった、国内のCSゲーム市場は久々に前年からの売上を大きく伸ばし

前年比プラスになるという状況になりました。今年を境に、今後しばらくはCSゲーム業界が

活気づくのではないかと予想しています。それほどまでにスイッチの存在は大きかったということです。


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最初は懐疑的な人も、いずれは認めざるをえなくなった。

スイッチの始まりは必ずしも順風満帆であったとは言いがたかったのではないかと思います。

昨年10月に、初めてスイッチのコンセプトPVが公開されました。



このPVを観た時、個人的には非常に興奮して行きつけのブログのコメント欄に

半ば書きなぐりのように、その印象を書き込んでいましたが、世間ではそんなに大きな反響が無かったように思えました。

実際に、携帯機と据置機を兼ねることによって、他のPS4やXbox oneに対抗できるようなクオリティを

出すことが出来ずに、中途半端な結果に終わるだろうといった論調も見ました。

個人的な興奮と、世間一般の見方が大きく乖離していたので、自分がずれているだけなのかな?と

当時は思ったものですが、結果を知った今となっては、そういった見解は全て杞憂に終わったということです。

1月のプレゼンテーションを見た後は、これはもう発売日に予約しなければいけないゲーム機だと確信し

予約開始日に、仕事が終わった後に予約しにいきました。大手家電量販店では仕事後だとおそらく間に合わないし

内金で最初に全額払う必要があったため、近くのイトーヨーカドーで予約しましたが、自分が

最後の受付だったということで、今思えばタッチの差で危ないところでした。



個人的にこのゲーム機は絶対に流行ると思い、すぐに予約したわけですが、夕方5時頃でイトーヨーカドーだったとはいえ

予約できたことに、多少拍子抜けしたところもありました。ただ、この時に予約していなければ、今頃ようやく買っていた可能性が高いですが。

周りでスイッチが手に入らないと言った会話を聴くこともありましたからね。

ゼルダの出来が凄まじすぎた。歴代ハードでも1・2を争うロンチタイトル。

3月3日のスイッチの発売日については、元ゲハ民だった管理人とすれば案の定でしたが

アレな人々による、ソフトが少ない、すぐに失速する、ジョイコンに不具合があるなどのネガキャンの嵐でした。

ジョイコン不具合なんぞ、出たら直せばいいだけと思っていたので、個人的には全く問題なかった話でしたし

実際発売された後は、ジョイコンの不具合を報告する人はほとんど居なかったような気がします。

相変わらず、ネガキャンを行う勢力は害悪だなと思いつつ、その時管理人は

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドに熱中していました。



このブレスオブザワイルドの出来がもうとんでもなかった。

このブログでも関連記事をいくつも書いていますが、20年近く前に発売した

時のオカリナという偉大なソフトを、遂にブレスオブザワイルドが超えたとする向きの

絶賛のレビューが国内外問わず多く発言され、2017年のベストゲームどころか

人によっては10年に一度の傑作、あるいはオールタイムベストという人も多く現れた大傑作です。

もともと、Wii Uのみで発売する予定だったのが延びに延びてしまったため

今回のスイッチとの縦マルチとなったわけですが、これがスイッチの売上を伸ばすことに繋がったのは

今となっては、疑いようのない事実だと思います。とにかく、あのクオリティのゲームを

持ち運べるという衝撃も凄まじいものがありました。延期はファンにとっては辛いものでしたが

結果的には、最高の形でのリリースとなったわけです。PVもプレゼンで発表された3rdPVが圧巻でした。



短いながらも、ゲームの見どころを端的に紹介したPVになっており

ブレスオブザワイルドについては、宣伝も非常に効果的なタイトルだったと捉えています。

最初こそソフト不足と煽られたが…

スイッチのロンチタイトルは、DL専用ソフトも含めるとそれなりの数となりましたが

やはりというか、最初はソフト不足と煽られることになりました。

任天堂のソフトもブレスオブザワイルドの次は、マリオカート8DXまで1ヶ月半以上の間が空きましたし

当初はその間にソフトが出る予定など、ほとんど明かされていなかったのでそういった煽りがありました。

しかし、たしかに最初はリリースペースは遅めでしたが、3月に早くもスプラ2の試射会を開催したり

ブレスオブザワイルドが完全にロングスパンで売れるタイトルになったこと、また発売後から非常に好調で

品切れがずっと継続したこと…その状況を見て、サードやスイッチの場合は、主にインディーズと呼ばれる

小規模な開発規模の小粒なタイトルが発売されるようになっていきます。

すでに他のプラットフォームでリリースされている、スイッチ独占といったタイトルはほとんどありませんでしたが

スキマ時期に、500円という手頃な価格で値段相応楽しめるカミコなどが

フライハイワークスから電撃的に配信され、ソフトが少ない間の良い橋渡し役となりました。



ドットで表現されるゼルダライクの2Dアクションということで、他の機種であれば粗が目立ってしまったように思えますが

スイッチは逆に、こういった手頃なタイトルをプレイするには、最適解のハードとなることが認識されていきました。

この頃から、鼻が利くインディーズ開発者はスイッチに鉱脈が眠っていると考えて、ゲームをリリースするようになっていきます。

そして、最後発マルチにも関わらずスイッチ版が一番売れるという小粒なタイトルが出てくるようになります。

この時点でスイッチの勢いはほぼ約束されたようなもの。フットワークが軽いところは、どんどんスイッチにソフトを出すようになり

発売から3~4ヶ月ぐらい経った頃には、長く遊べる任天堂タイトルも出始めてきたこともあって

ソフトが少ないと言ったやつ出てこい!と言いたくなるぐらいに、ソフトがリリースされるようになりました。

今後、この傾向はますます強まっていくことは間違いないでしょう。

まだまだ発展途上のスイッチ。本番はこれから。

スイッチのソフトや本体の売上については、当ブログのゲーム売上カテゴリで見て頂ければわかりますが

ここ数年の元気のなかったCSハード業界の救世主と言っても過言ではないほどの、市場をスイッチは築き上げている最中になっています。

よくよく考えれば、発売してからまだ一年も経っていないのに、すでにこの存在感の大きさは凄まじいの一言です。

来年以降の展開も、すでに任天堂の経営陣はある程度練っていることが確定ですので、来年は更にスイッチの

勢いを盤石にしていく、展開がされていくのではないでしょうか?これから先が楽しみなハードです。

PS4は失速感が強まる。Xbox one Xが海外で大好評。

任天堂以外の、他プラットフォームを見ていくと、今年散々だったのはPS4。

ドラクエ11が発売されて、ようやくまごうことなきミリオンを達成。

(FF15も行っていますが、投げ売りや福袋を駆使した、かろうじてのミリオン)

ただ、3DS版とマルチになり、3DS版の売上には遠く及ばず、かつての国内AAAタイトルの

衰退はFFにつづいて、ドラクエでも明らかになってしまいました。

スイッチ版のドラクエ11がありますが、それを足しても、かつての9の売上には届かないのではないでしょうか。

国産ゲームは発売しても売れず、ドラクエ以外で目立った売上を上げたタイトルが即座に思いつかない状況です。

発売してから丸4年。通常のゲームハードですと、発売してからの3~4年目というのは

もっとも売上が大きくなる時期ですが、少なくとも国内では今回は失速してしまっているのは

毎週週販ランキングの記事を書いていると如実にわかりました。海外のタイトルが一部健闘したのもありますが

今年のPS4の国産タイトルでのヒットは、本当に数えるほどしか無いと思います。最近では地球防衛軍5が息巻いていましたが

やはり、大きな売上を見込めるタイトルではありませんので。

ソニーファーストタイトルが、任天堂のファーストタイトルと対照的にどんどん力を落としていて

NewみんなのGOLFは、現在PS4の新品を買うと、実質無料でついてきたり、4年ぶりの新作

GT Sportsは、発売してから1ヶ月ほどで半額程度で投げ売られてしまったり

前作39万(売り方に目をつぶるとして)売り上げたタイトルの続編であるはずの

ナック2は2100本程度と、前作比99%減(初週だけで比較してもそれに近い数字)と、任天堂と比べると

本当に散々な結果しか出ませんでした。これは、IPを維持することを怠ったツケともいえるでしょう。

ゲーム自体を面白くしなければいけませんが、それすらも出来ていないので、更に売り上げが落ちる結果となりました。

相変わらず本体は安定して売れていますが、ソフトの売り上げがそれについてきておらず

今年のクリスマス商戦で、一番売ったのはアイマスで2万3千本ほどと、残酷な結果が出てしまいました。

PS4を買った人の大半は、フリープレイ落ちを待っているだけなのではないか?と疑念が出るほどソフトが売れていません。


Xbox oneは逆に、下手なゲーミングPCよりもよほどスペックが高い

Xbox one Xというモンスターマシンを生み出しました。

過去360で出たタイトルが、エンハンスドされて、さらに綺麗な画質でクオリティアップしたもので出来たり

画質もネイティブ4Kであったりと、任天堂とは別のベクトルでの豪華さを見せてきました。

実際にプレイした人からの評価は上々で、海外ではバカ売れしたとのこと。

日本にはそもそもの入荷量が少ないので、スイッチ以上に手に入れにくいハードになっています。

このXbox one Xがあれば、性能の面では満足できるハードとなるので、今後は利便性を追求している

スイッチと、高品質のゲームが楽しめるXbox one Xの両機種持てば良いと考えるユーザーが

特に海外では多くなりそうな気がします。こうなってくると、ゲームを買う決めては魅力的な

ファーストタイトルということにもなりますが、PSのファーストタイトルは今年は悉くダメでしたし

SIEのセカンド・ノーティドッグもセクハラ問題が勃発。また、元々日本のブラック企業も真っ青な

ブラック企業として知られているノーティは、有能な開発者が次々に退社しているという事実もあり

今後のPS4については、明るい見通しが見えないというのが現状ではないでしょうか。

来年以降、PS5などの動きがあるかは全くわかりませんが、現時点ではPSはどんどん

市場を奪われて、元気がない状態になっていくのは避けられないのではないかと思います。

管理人の今年一年。

今年一年は、スイッチのおかげで本当に色々なニュースや面白い記事を書くことが出来ました。

それらを一つ一つ書いていくと、幾ら時間があっても書き切れませんので、ここらで管理人のことを出してまとめに入ります。

管理人としては、まずスイッチが出たことで、ここ数年でもっとも充実したゲームライフを送った年であったことは

間違いなく断言することが出来ます。スイッチで買ったソフトは、パケ・DLの手頃なもの全て(無料配信のみ除外)あわせて

42本買ってしまうというとんでもないことをやらかしてしまいましたw

誰も興味ないと思いますが、買ったソフトを全て列挙すると…


パッケージ版
・ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド
・マリオカート8DX
・ウルトラストリートファイター2
・聖剣伝説コレクション
・FE無双
・スーパーマリオオデッセイ
・ゼノブレイド2
・ドラゴンボールゼノバース2

DLソフト・アケアカ
・KOF98
・餓狼伝説 MARK OF THE WOLVES
・メタルスラッグ
・餓狼伝説スペシャル
・ソニックウィングス2
・マジカルドロップ2
・ファイターズヒストリーダイナマイト
・VSマリオブラザーズ
・VSスーパーマリオブラザーズ

DLソフト
・空飛ぶブンブンバーン
・VOEZ
・ブラスターマスター0
・ピクロスS
・デ・マンボ
・IMPLOSION
・スプラトゥーン2
・ストライカーズ1945
・ガンバリッチ
・Deemo
・ぺんぎんくんWARS
・中毒パズル レベルス+
・ブレイブダンジョン+魔神少女COMBAT
・オーバークック
・ロロロロ
・王だぁランド!
・ガンバード
・キャットクエスト
・ロケットリーグ
・ファントムブレイカー・バトルグラウンド・オーバードライブ
・OPUS
・スーパーボンバーマンR
・不思議の幻想郷TOD
・ナムコミュージアム
・刑事J・Bハロルドの事件簿 マーダークラブ


うむ。あからさまに買いすぎですな(滝汗

なお、時間が取れずに完全に積みゲー化している模様←

でも買ってしまうこの物欲センサーをなんとかしたい…。

これは、個人的にも来年の課題ですね。とにかくゲームを消化しなければ…w


あと、このブログでは現時点での総記事数が820ほどとなりました。

開設からおよそ8ヶ月半でここまで更新することが出来たのは、ひとえに皆様の反応が励みになったのと

タレコミフォームで色々と情報を頂いたからです。今年一年、ありがとうございました。

そして、来年もまた当ブログをよろしくお願いいたします。来年もこのブログは平常運転で更新は明日から行う予定です。

それでは皆様、良いお年を。


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