今現在、国内のCSゲーム市場を久々に活気づけている
ニンテンドースイッチ。
ここ数年、スマホゲームの市場に押され、年々右肩下がりだった
CSゲーム市場の売上は、昨年スイッチが発売されたことにより
久々に盛り返し、前年までの数値から大きく売上を回復した。
ひとえに、スイッチの大ヒットがこのCSゲーム市場の盛り返しを
作っているのは間違いがなく、今年もまたスイッチ効果による
ゲーム業界の盛り上がりを期待したいところである。
もちろん、CSゲーム市場が全盛だった頃に比べれば、まだまだその勢いは弱いが…。
このスイッチの好調を受けて、様々なソフトがスイッチにリリースを開始している。
今まで任天堂ハードは、任天堂ソフトの存在感が強く、サードの存在感が相対的に
薄まる市場とされていたが(実際は、サードも任天堂ハードである程度売れている)
PSだけでは、市場を維持出来ないのか、スイッチが出てからというもの、国内外のサードで
マルチタイトルが非常に増えている状況である。
そのスイッチの好調の中には、このゲームまでも!?と驚くような
タイトルが幾つかマルチとしてリリースされていたりするが
今度は、昔はPS主導で企画が立ち上げられたとあるゲームシリーズの
最新作が20年ぶりにリリースされることが明らかになった!
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23年前にPS/SSマルチで発売されたウィザーズハーモニーの最新作であるウィザーズシンフォニーが、アークシステムワークスよりPS4とSWITCHのマルチで発売決定!
今回、往年のゲーマーを驚かせたタイトルの名前はウィザーズシンフォニーという。
23年前の1995年に、PSとSSマルチで発売され、その後シリーズが3作品発売されたタイトルの
流れをくむ、アークシステムワークスの新作となるとのこと!
アークシステムワークスは、4月1日配信のあーくなま24時間SP“THE WORLD~世界~”にて、PS4/Nintendo Switch用ソフト『ウィザーズ シンフォニー』を発表しました。発売日は2018年予定で、価格は6,800円+税です。
『ウィザーズハーモニー』シリーズが約20年の時を経て復活
『ウィザーズ シンフォニー』は、1995年より全3作品が発売された『ウィザーズハーモニー』シリーズの最新作。これまでと同様に“剣と魔法のファンタジー世界”を舞台としつつ、ゲームジャンルがADV+育成SLGから“ドラマチックダンジョンRPG”に一新されます。
中略
キャラクターデザインは初代『ウィザーズハーモニー』と同じくmooさんが担当、アルトのキャラクターボイスは声優・河西健吾さんが担当します。
この発表にともない『ウィザーズ シンフォニー』公式サイトが公開され、さらに4月12日発売の電撃PlayStation Vol.660にて続報が掲載される予定です。
引用元: 約20年越しの『ウィザーズハーモニー』シリーズ最新作『ウィザーズ シンフォニー』がPS4/Switchで発売決定
ウィザーズハーモニーの1作め、そしてその後悠久幻想曲というゲームの
キャラクターデザインであったmoo氏が再び
キャラクターデザインを手がけるとのこと。
当時からしても、ややクセのあるデザインだったmoo氏のキャラクターデザインだが
今回のウィザーズシンフォニーは、かなり現代風に寄せている感じが見て取れる。
ウィザーズハーモニーは、3作出ていて、その最後は電撃PSで
ゲームのタイトルを公募するといった試みが行われたゲームであった。
今回のウィザーズシンフォニーも、電撃PSにて続報が大々的に扱われるようだが
そういったタイトルまでもが、スイッチにマルチで出すというのは色々な意味で興味深い。
スイッチには、ゲーム黎明期…ファミコンブームをリアルタイムで体験した
年代層のユーザーも多い(管理人もその世代)ことが判明しており
そういった層に向けて、このタイトルはある種の訴求力を持つかも知れない。
以前記事にした、センチメンタルグラフティの新しい動きもそうだが
20年ほど前のCSゲームが1番元気があったころのタイトルが、今新たなタイトルとなって
ゲーム業界に舞い戻ってきているのは、スイッチによるCSゲーム業界の復権の
新たな流れのように捉えられる気がしないでもない。