日本国内のゲームメディアは、正直海外に比べるとレベルが低い…
とは、よくゲーム好きの間では言われていることです。
特に、某業界最大の雑誌とか、迷惑系ゲームブログと関わりがあったところとか。
雑誌媒体もそうですが、ネットでの記事もかなり偏向していることがあって
正直、読むのが苦痛な記事というのもかなりあります。
特に、某大手雑誌のレビューなどは酷い有様です。確証はありませんが
まず確実に裏金が出回っていると思われるような、お粗末なやらかしが多くあります。
そんな日本のゲームメディアは、目を覆うような惨状ですが
その中でも、気を吐いているメディアが無いというわけではありません。
最近、個人的にお気に入りなのが、以前少しだけ紹介したことがある
電ファミニコゲーマーになります。
運営はニコニコ動画などのドワンゴになりまして、その点ではあまり信頼を置いていないのですが
連載記事などがあり、その内容がなかなか面白い。また、ロングインタビューなどを積極的に
行ってくれるゲームメディアで、過去かなりの読み応えがある記事が幾つか投稿されています。
信長から乙女ゲームまで… シブサワ・コウとその妻が語るコーエー立志伝 「世界初ばかりだとユーザーに怒られた(笑)」
【全文公開】伝説の漫画編集者マシリトはゲーム業界でも偉人だった! 鳥嶋和彦が語る「DQ」「FF」「クロノ・トリガー」誕生秘話
まず2Dゲームで開発、社員300人で1週間遊ぶ!? 新作ゼルダ、任天堂の驚愕の開発手法に迫る。「時オカ」企画書も公開! 【ゲームの企画書:任天堂・青沼英二×スクエニ・藤澤仁】
ゲーム好きを刺激するような着眼の記事が多く、このあたりの記事は個人的に特に面白かった記事です。
そして、このブログでも紹介したのですが、5月から月イチ連載でかつてゲーム制作者として
業界に関わっていたこともある、漫画家の田中圭一が
様々なゲーム業界のレジェンドに制作秘話を訊く、若ゲのいたりという
興味深い連載をスタートさせています。
【面白い!】田中圭一が描くゲーム業界漫画「若ゲのいたり」が面白い!
月イチで月末に更新されるコンテンツですが、今月は月末を迎える前に
少しフライング気味で更新が行われています。今回取り上げられているのは
あのファミコンで任天堂が発売し、今も根強い人気を持つあのタイトルなのでした。
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FCで任天堂が発売したMOTHER制作秘話を糸井重里に聞いた、最新回がファン必読の内容に!
いつもより、フライングで10月26日に更新されました、最新回の第5回の若ゲのいたりは
1989年にファミコンに、任天堂がリリースした異色のRPGであるMOTHER。
このMOTHERの制作指揮を取った、本業はコピーライターである
糸井重里にMOTHERの制作秘話を訊いたのが、最新回として更新されています。
【田中圭一連載『MOTHER』編】任天堂を動かした、糸井重里の熱意「なぜ俺はゲームを作ってない!」――本職の「言葉」、岩田聡の「突破力」が生んだ、後世語り継がれる傑作
任天堂のMOTHERは、決してバランスの良いゲームとは言えませんでしたし
漫画を読むと実際に売り上げも、スマッシュヒット!とはいかなかったようです。
しかし、プレイした人には何かしら刺さったゲームであることは間違いなく管理人も、まさにその一人なのでした。
そのMOTHERが生まれた背景を赤裸々に語っているのが、今回の若ゲのいたりで
色々と感慨深く今回の漫画は読ませていただきました。気になる内容をここで詳細に語る無粋なことはしません。
そんなに時間もかかりませんので是非漫画を読んで頂きたいです。
読んで思ったのは、エピソードは知っていましたが、やはり故・岩田聡社長の存在や
テレビ番組で、スカウトされるためにゲームに関して好意的な意見をしている糸井重里を見て
ゲーム作りに呼べないかと提案した故・山内溥社長の慧眼はすごかったのだなと改めて思います。
元をたどれば、故・山内社長が見染めた人材は優秀な人ばかりで、この方が今の任天堂の
強さの根幹になっているのだろうなと、個人的に思います。