少し前は、PSP、あるいはVitaといったPS系の携帯機に

積極的にリリースされていたジャンルである乙女ゲー


特にPSPでは、2016年まで乙女ゲーの新作が出ており、その後継機であるVitaも

PSPから遅まきながら移ってきたユーザーで、ある程度の需要が見込まれるジャンルであった。

乙女ゲーユーザーは、この手のゲームしかたしなまない人も多く、ゲームハードを買い換えること自体に

積極的ではないパターンが多く、一つのハードに留まる傾向があると言われる。

それが、前述の2016年までソフトがPSPで出ていたと言った事実につながっていると言える。

Wikiを見るとわかるが、後年の発売ソフトのほぼ全てが乙女ゲーである)


この流れで行けば、本来であればVitaが暫く乙女ゲーユーザーの主要プラットフォームになるのは

ほぼ間違いなかったが、PS Vitaが本体の生産はおろか、パッケージソフトの販売も終了するといった

告知が出ていたため、今までVitaに乙女ゲーを出していたアイディアファクトリーなどのメーカーが

雪崩を打ってスイッチに押し寄せてきた状況となっている。特に現在は、オトメイトブランドでのソフトが

スイッチで多くリリースされており、任天堂の公式ページでは乙女ゲー特集まで作られる状況となっている。


【まさかの】任天堂の公式ページに『乙女ゲー』特集ページが作られる!


というわけで、まだスイッチへのユーザーの移行が進んではいないとは思われるものの(売上から見て)

確実にジャンルとしての生き残りをかけて、スイッチに続々ソフトがリリースされている乙女ゲー。

そんな移行が遅いとされるユーザーを、一気に移行させる可能性の高い、乙女ゲーの

キラータイトルが、スイッチに続々と発売されることが発表された!


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乙女ゲーのキラータイトル『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズが、9周年発表とともにスイッチに過去作と新作のDolce Vitaを発売することを決定!Vita版の開発は中止に!

今回スイッチに、そのメインプラットフォームを移すことが発表されたのは

ちょうど9年前の2010年6月24日に、PSPで第一作がブロッコリーより発売(ゲーム開発は日本一)された

乙女ゲーである『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズである。



ツイッターの9周年を祝うツイートだが、リプライ数やリツイート数、いいねの数は凄まじい数になっている。

この『うたの☆プリンスさまっ♪』が、9周年になる今日、スイッチを今後メインプラットフォームにすることを

宣言する以下のようなツイートを行っている。



『うたの☆プリンスさまっ♪』は、出てくる男キャラクターの声優が豪華であり

乙女ゲーユーザーから熱烈に迎え入れられており、ゲームの方も12万本以上売ったソフトもある

乙女ゲーのキラータイトルといえるタイトルでもある。うたの☆プリンスさまっ♪の知名度を上げた

マジLOVE1000%は音ゲーなどにも収録されたほど、この手の界隈では

かなりの知名度を誇る楽曲ともなっている。



ニコニコ動画にあるこちらの動画も、再生数・コメント数ともに非常に多い(空耳コメントばかりだがw)

この発表がされた時、やはりというか、ツイッターのトレンドにはうたプリ関係の言葉が多くランクインし

それと同時に、Switchもランクインしているのを個人的にも確認した。うたプリが出るのであれば

スイッチを購入すると言った声も多く見られた。実際乙女ゲーユーザーは購入するだろうと思われる。

なにせ、先行している他の乙女ゲーも大量にあるし、これから任天堂の女性向けタイトルの

あつまれ どうぶつの森も控えているわけで、母数は少ないながらも、乙女ゲーユーザーが流入してくるのは間違いない。


また今回、先に貼ったツイートにあったが、元々はVita向けに制作されていた

Dolce VitaがVitaでの開発を中止し

スイッチ独占でプラットフォームを移して発売されることも発表されている。

株式会社ブロッコリーより発売を予定しておりました、
PlayStation®Vita専用ソフト『うたの☆プリンスさまっ♪Dolce Vita』につきまして、
諸般の事情によりPlayStation®Vita版での開発を中止し、
Nintendo Switchでの開発・発売へと変更させていただきます。

PlayStation®Vita版の発売をお待ちいただいておりましたお客様には、
ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。

変更内容
【変更前】
対応プラットフォーム:PlayStation®Vita

【変更後】
対応プラットフォーム:Nintendo Switch

というわけで、Vita開発のものが完全にスイッチに移行になる。

Dolce Vitaというタイトルは変わらないようで、Vitaで出ないのになぜ?

とお思いになるかもしれないが、イタリア語でDolce Vitaという

慣用句は甘い生活と言った意味があることを付け加えておく。

間違いなく、Vitaで発売される予定だったからついていた名前であったのだろうが

こういった形になってしまったのは、皮肉である。いずれにせよ、まだスイッチでは

ユーザーを獲得しているとは言いがたかった乙女ゲーユーザーが、このキラータイトルの発表で

一気に移動してくる可能性があり、スイッチが乙女ゲーを出すメーカーにとって

今後、一定の市場を得られるチャンスとなる移籍になる可能性は高そうだ。


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