日本の和サードで大手パブリッシャーとなっているマーベラス



大手と書いたが、現在の代表的な作品としては牧場物語やFate/Extellaシリーズぐらいで

他の大手に比べると、展開しているIPは寂しい状況である。ここに最近新作が久々に

制作されることになったルーンファクトリーなどもあるが…


そんなマーベラスが持つIPの一つに閃乱カグラがある。

元々は3DSの初期に、3D立体視で飛び出す胸と言ったバカバカしいコンセプトの元作られたタイトルであったが

期待値が元々低かったためか、ベルトスクロールアクションがそれなりに楽しめたのと

プロを起用して作ったシナリオが、それなりの評価を受け、その後シリーズ展開されるIPとなった。


最初の2作は3DSで出し、その後はPSメインに移ってお色気路線を強める方向に進んだ

カグラシリーズだったが、最新作となるはずだった7EVENについては、PS4で2018年の秋に

発売されると告知されてから、その時期を越えてもしばらく音沙汰がない状況であった。

そして、今年の2月に海外のゲームイベントで、その開発責任者のである

爆乳Pこと高木謙一郎氏は、海外でのセクシャル規制について

色々と物申すなことをしていたのは、このブログでも取り上げたとおりである。


【逃げ遅れ】マーベラス高木「服も脱げない、破れない、胸も揺れない『閃乱カグラ』でいいのか?」


マーベラスの子会社として設立されたHONEY∞PARADE GAMESの代表も務めていた

高木謙一郎氏だが、マーベラスを退社しサイゲームスに移籍していたことが明らかとなった!


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高木謙一郎氏がマーベラスを退社!原因はやはりSIEのセクシャル規制…閃乱カグラの爆乳Pは継続予定。

今回の高木謙一郎氏の退社については、ファミ通が先出しファミ通にて

今週の最新号にそのインタビューをのせることを告知している。


高木謙一郎氏、マーベラスを退社し新たなる船出を決意! 『閃乱カグラ』シリーズなど“爆乳プロデューサー”は継続


ファミ通自体は明日発売なのだが、このブログでも度々記事を引用する

雑誌フラゲのブログの人が、内容について一部抜粋していたので引用する。

ファミ通最新号より

大きな理由は最近のセクシャル表現規制。
自分のなかで糸が切れたかんじ。
セクシャルなものは批判もあるが楽しんでくれる人も多い。そういったバリエーションがゲーム業界を支えるひとつになっていると信じていたがこうも簡単に壊されてしまうのかと・・・いろいろ考えるきっかけになってしまった。
特定ジャンルや範囲を守るための規制や制限は歓迎。
ただ昨今の流れは確実に潰すためのながれに感じる。

王道ファンタジーのような子供の頃熱狂したものをつくりたい。
サイゲームスで家庭用向けタイトルに関わる。

制作中のゲームはしっかり仕上げる。
7EVENは時間を置く。ベースは変わらないが進化しないといけない部分をつくっている。
その後、僕か誰かが完成させてファンに届けようかと。
エロギャグの表現はこれまで以上につきつめる
カグラは今までのスタッフと協力し作っていく。マーベラス社内での調整はそこにまかせつつ、私は爆乳プロデューサーとして存在していく。

やはり…というか、SIEのセクシャル規制が高木氏のやる気を大幅に削いだということが語られているようだ。

そして、新天地はサイゲームスとなった模様。まだ発売していない発売告知済みのゲームはしっかり仕上げるとは言っているが

会社を辞めたあとに、どこまで関われるのかはよくわからない…マーベラスから何かしらの条件が出てるのかもしれないが。

果たして、カグラの最新作7EVENはリリースされるのだろうか?もっとも、リリースされるとしても

売りのお色気部分は大幅に削除しなければいけないであろうから、元々高木氏がやりたかったものとは

かけ離れたものができてくるのであろうが…高木氏についてはカグラの展開の仕方から

あまり良い印象を抱いていない開発者であるが、ただそれでも、最初に作ったものに色々と

注文をつけられて難航してしまっている7EVENについては同情を禁じ得ない。


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