元はと言えば、1997年にコナミがアーケードで稼働させたbeatmaniaから

そのジャンルが主流となり、今もなお続くジャンルのゲームとなっている音ゲー


かつてはbeatmaniaやポップンミュージック、ダンスダンスレボリューションなど

コナミが多数の音ゲーをリリースしており、現役で今も稼働を続けるタイトルの他

例えばマンボアやパラパラ、キーボードなどを題材にした音ゲーもかつては存在した。

コナミの音ゲーが市民権を得ると、その後にはセガがサンバdeアミーゴだったり

クラッキンDJだったり別の音ゲーを発売し、またセガもコナミに次ぐ音ゲーリリースメーカーとして

洗濯機と呼ばれるmaimaiや、チュウニズムなどのゲームを今もアーケードで稼働させている。

(管理人は最近チュウニズムに激ハマリしていてやばい←)

また、カプコンがクロスビーツというゲームを出したり、その他韓国産のDJMAXやEZDJ、更には

スマホがタッチ入力の操作方法と相性が良いので、スマホ向けの音ゲーもどんどんリリースされている。

スイッチにもスマホ向け音ゲーとしてVOEZやDEEMOなどが移植されたりして

もはや、一つのジャンルとして大きな影響を持っているゲームジャンルとなっている。


その中で、旧ナムコ、そして現在はバンダイナムコゲームスが

2001年よりアーケードで稼働を開始し、今年でリリースから20周年という節目を迎えた

音ゲーに太鼓の達人がある。和太鼓をフィーチャーした

音ゲーの中ではかなりシンプルな部類に入る音ゲーで、リリース当初からナムコが持つ

ゲーム音楽を元にした楽曲の他、一般的ないわゆる版権曲などを積極的に収録し

ゲームセンターでの存在感を、コナミの音ゲーに負けないぐらいに出していった。


ゲームの性質上、本格的なゲーセンだけではなく、例えばイオンとか大型商業施設の

一角にあるようなゲームコーナーにも、この音ゲーだけが置かれることも珍しくなく

現在はゲーマーのみならず、ファミリー層でもこのゲームを楽しんでいる姿を普遍的に見ることができる。

要は市民権を得ている状態になっている、この太鼓の達人は、家庭用にも積極的に展開され

日本で強い、任天堂ハードとPSハードにある程度定期的に発売されている。


ニンテンドースイッチには、最近3DSで発売されたタイトルの移植が発売されていたが

主力は2018年7月と、ニンテンドースイッチが発売してから1年ちょっとと、初期の段階に

出された太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!であろう。



当ブログで毎週更新している週販を見るとわかるが、発売からずっとTOP20~30位圏内を

うろついていることが多く見られるタイトルで、既に国内での販売はパッケージだけで

50万本以上のハーフミリオンを越えていることが確認されている。

国内スイッチタイトルの中でサードタイトルとしては、大ヒットの部類に入るこのタイトル。

発売から3年近くが経とうとしているが、昨月の29日時点で全世界での

累計販売が140万本を越えていることが、確認されている。


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『太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!』が全世界で140万本出荷を突破!

前述の通り稼働してから20年という節目を迎えた太鼓の達人。

音ゲーとしても、太鼓の面を叩くドンと、縁を叩くカッ、そして両手で面を叩くという

3つの判定しかなく、他の音ゲーと較べるとかなりそのハードルは低いのが太鼓の達人の特徴である。

それ故に、子供でも遊べるシンプルなゲームになっていることからも、このゲームの

息が長くなっているのではとも思われる。


ゲーム性や収録されている楽曲の傾向からも、任天堂ハードで強そうな印象のあるタイトルだが

実際にその出荷数が、140万本を越えたということがメディアの開発者インタビュー記事で明らかにされている。

 20周年を迎え、アーケード筐体が国内稼働台数約4000台、Nintendo SwitchTMで発売中の『太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!』が全世界累計販売本数140万本を数えるまでの成長を遂げたが、ブランドの価値を高めていく施策を続々と打ち出していこうとしている。「次は海外だと思っています」と笹岡氏。「アジアでは筐体、北米では家庭用も売り出していますが、まだまだ広げる余地はあります。今までは国内だけでしたが、グローバルも視野に入れながらゲームではなく、ブランドとしての『太鼓の達人』も高めていきたい」(笹岡氏)。

少し前の記事ではあるが、昨月の29日の記事で、その時点で開発者によれば

全世界で140万本販売を越えたということを語っている。日本での売れ行きを見る限り

任天堂的な一つのタイトルをアップデートしながら長く売っていくというやり方を取っている

この太鼓の達人のスイッチ版は、現時点でも追加楽曲が定期的に更新されていて

任天堂的な一本のソフトを長く売っていくという形を取っているタイトルになっている。

この売れ行きであれば、まだまだ更新は期待できそうだし、それに合わせてユーザーも徐々に増えるのは間違いないだろう。


面白いのは海外でもそれなりに売れているというところ。(セールは結構されているようだが)

和太鼓という日本独自の楽器を題材にしたタイトルが、海外でもそれなりの反響があるというのは面白い。

やはり音楽は国境を越えるということだろう。上記の引用元の記事では他にも開発者による

開発秘話や面白い話が載っているので、ぜひ確認していただきたいが、20周年という

節目を迎えても、太鼓の達人はまだまだ続くコンテンツになることは間違いなさそうだ。

最終的には何本の売上を見せるだろうか。これもまた興味深いタイトルである。


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