一つ前の記事で、今週の本体販売が予約分以外は

出荷されないことが任天堂より公式にアナウンスされた

ニンテンドースイッチ



新型コロナでメインで製造を行っている中国の工場稼働が縮小状態にあり

2月の頭からスイッチ本体と、リングフィットアドベンチャーの生産が

困難になっている状態が任天堂より正式に告知されており、現時点で

その生産が新型コロナ前に戻ったというような話は、今の所任天堂からは出ていない。


昨日からは日本でも1都6府県に対して緊急事態宣言が発令され

新型コロナの脅威は日本でも、日に日に増している状況である。

有効なワクチンも特効薬も治療法も確立されていない今の時点では

もはやできるだけ外出を控えて、人との接触を最低限にするのが

ほぼ唯一の感染予防ということにもなるが、それにも限界がある。


外出の自粛要請が出ているおかげで、現在は巣ごもりと呼ばれる

家の中でできるだけ過ごす人が多く出ており、家の中で遊べる

ゲームという娯楽は、図らずとも需要が上がっているということになる。

一部報道機関が報じるところによれば、任天堂も年末商戦に次ぐ売上を3月は記録しているようだ。

巣ごもり需要が増えていることもあるが、あつ森というキラータイトルが出たのも大きいだろう。


本体がこれだけ需要がある中での、コロナでの生産縮小は任天堂にとっても大打撃であることは

間違いないだろうが、現時点で中国は不明だが、ベトナムの方の稼働が頑張っているなどといった

明るい情報も少しづつ届いている状況ではある。中国の工場稼働状況は未だに

その情報は聞こえてこないところではあるが、海外のとあるメディアの報道によると

ニンテンドースイッチが2週間前と比べて20%生産能力を上げたという情報が出ているようだ。


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スイッチの品薄解消のためスイッチの生産を20%アップ?海外メディアが報じる。

今回の任天堂の告知については、その後に日経が出荷停止などという極端な記事をかいたりしていて

相変わらずの日経クオリティを炸裂させている状況である。また別の見方として

先週の出荷で、集・近・閉のうち2つまで条件を満たす行列が出来た店があった

スイッチという商材の強さから、あえてコロナの集・近を起こさせないために

任天堂が予約以外の販売分を小売に出さないのでは?と言った見方があってなるほどとも思った。


販売元の任天堂しか真偽のわからないことではあるが、様々な憶測が現在

飛び交っている中で海外から、この品薄を解消するために任天堂が

スイッチの20%生産増に2週間前から踏み切っている…という話が海外から出ているようだ。

任天堂は増加しているSwitchの受注に対応するべく、製造元への発注量を20%増やしたようです。DigiTimesが2020年4月7日に有料購読会員向けに配信したニュースで伝えています。

世界的な需要増に対応
新型コロナウイルスの影響による外出規制を受け、多くの人々が自宅及び室内で過ごす時間が増えていることから、世界的にゲーム機の需要が増加しています。任天堂はiPhone用にも人気の高いゲームタイトルを複数ラインナップしており、大きな収益源になっていますが、専用コンソールの需要も根強いようです。

現在の状況
需要の増加により、Switchの店頭在庫は直近の2カ月で急速に減少しています。現在はSwitchだけではなく、Switch liteを入手することも難しい状況です。こうした状況により、プレミアム価格で販売している店舗も見受けられたとDigiTimesは伝えています。

ゲームマーケットのコンサルティングビジネス会社である、カンタンゲームズのセルカン・トト代表は「任天堂から、製造パートナー企業であるFoxconnとホシデンへのSwithの製造注文は、過去2週間で20%増加した」とTwitterに投稿しています。


事実なら朗報ではある。しかし、コロナの影響で稼働が抑えられている状況で

任天堂の意向だけで生産量をすぐに増やせるとも思えない。あくまで今後のために

スイッチの在庫を多く確保出来るように、落ち着いたらもっと作ってもらえるように

発注を20%増やした…という風に考えることもできるだろう。

任天堂の広報からの回答もない現状、この情報を朗報と断定することはできないが

久々に出てきたスイッチ本体に対する明るい報道ということにもなる。

この報道の真偽は、実際の供給量によって後に判断されることになるだろうが

今はただ、一刻も早くスイッチ本体が市場に潤沢に並ぶことを待つのみである。


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