国内のゲームデベロッパーまたはパブリッシャーの中では

最大手の一つといえるであろうスクウェア・エニックス



ドラクエのパブリッシャーであるエニックスと、FFのディベロッパー兼パブリッシャーであった

スクウェアの合併は、合併当時大きく騒がれたものだったが、近年では両タイトルも全盛期の輝きを失っており

その他に出すゲームもそんなに質が良くないのが多いため、現状ユーザーからはあまり評判の良くない会社になっている。

管理人も割と同じ感覚を抱いていて、昔ほどこの会社の動きに注目をすることは無い。


しかしそれでも、国内では最大手のゲーム会社の一つに入ることは間違いなく

なんだかんだで、先の2大RPGの話が出れば、まだまだ注目が集まる会社であるのは間違いない。

その大手であるスクウェア・エニックスが、中国…いや、世界最大とも言われる

ゲーム関連企業である、あの会社との戦略的提携を行ったことが明らかになっている。


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中国企業『テンセント』とスクウェア・エニックスが戦略的提携関係を結ぶことで合意したことが明らかに。

日本の大手サードのスクエニが、今回戦略提携関係として合意を結んだという会社…

それは中国のテンセントであるとのこと。

WSJのおなじみ、望月記者がそのことについてつぶやきを行っている。



テンセントと聞いても、日本ではあまり意識されていないフシがあるので

改めてテンセントについて簡単におさらい…というよりは、Wikiを見てもらったほうが早い←


テンセント(Wiki)


中国どころか、世界を代表する大企業の一つであり

ゲーム関連に絞ってみても、とんでもない収益を上げているコンテンツを

いくつも提供している他、CSではUBIソフトやアクティビジョン・ブリザードなどの

大株主となっており、実質経営権を握っているような企業である。

スイッチにも、この秋にArena of Valorをリリースすることが予定されている。


そのテンセントが、スクエニと戦略的提携関係を結んだということ。

正直、CSゲーム業界では相当なビッグニュースであることは間違いない。

ただ、日本のマスコミはそこまで大きく取り上げていないようだが?


もちろん双方にメリットがあっての提携ということになるが、最近中国では

当局の規制が厳しくなり、先月にはモンハンワールドの発売がテンセントを通して行われたものが

販売からわずか5日後に突如として中止されるような事態も発生している。


「モンハン」配信停止、中国ゲーム業界の内情


俗にチャイナリスクなどと揶揄される事象であり、カプコンはその洗礼を受けたということになるが

スクエニについては、この辺りのチャイナリスクをどのように捉えているのだろうか。

少なくとも最近中国で起きたこの事件を、業界に身を置くスクエニが知らないわけがないので

今回の合意は、一体どのような意図で行われたものなのかがイマイチ見えてこないというのが正直な感想ではある。

詳細は追って公開されるようなので、今後の続報を待ちたいが、この合意が日本のゲーム業界にも

幾分かプラスに働くものであれば、それはそれで歓迎したい流れではある。


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